ダルマメダカは繁殖しにくい改良メダカです。ダルマメダカ自体の形質が受け継がれにくいことと、腹ビレが小さいため受精させることが苦手で、そもそも有精卵になりにくいためです。
しかし、ダルマメダカは高水温飼育による突然変異の側面が強く、実はさまざまな品種から生まれる可能性があります!
普通の楊貴妃メダカを飼育しているなかで、ずんぐりとした個体が生まれたら、それは『楊貴妃ダルマ』です。
ダルマの体型になる遺伝子は、実はすべてのメダカのなかに眠っています。それが28度以上の高水温で目覚める、といったかたちで生まれます。
暑い季節などに発生しやすいので、是非注意深く観察してみてください!