
コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
メダカは品種によってはかなりの安価で販売されており、群れで泳ぐ習性もあることから、20匹、30匹とまとめて購入した経験がある方も多いことでしょう。
ところがその一方で、最近ではメダカを5匹という少なめの数で購入するケースが増えているようです。
本来は群れで生活するメダカを少数飼育する。
実はそこには、小型容器でも飼育ができたり、高級品種をじっくり飼い込むことができるといった、様々なメリットがありました。
今回のコラムでは、メダカを5匹だけ買う目的や少数飼育のメリット、おすすめの品種、飼育容器についてご紹介をしていきます。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにメダカを5匹購入するメリットとおすすめの品種や飼育容器を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
メダカを5匹程度購入するのは、なんだか寂しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、少数購入には、「省スペースで飼育を楽しむことができる」「既存の水槽に少しだけメダカを追加して繁殖を促したい」など飼育者の要望に沿ったものが多く、実は豊富なメリットがあります。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカをあえて5匹だけ購入する目的やメリットと、少数飼育におすすめの品種や飼育容器を解説します。
メダカを5匹で購入するメリット
メダカは群泳する習性があるため数十匹をまとめて飼育するケースが多いかもしれませんが、5匹という少数だけ購入するのにもメリットがあります。
まずはメダカを5匹で購入する利点ということで、
- 小さな容器で飼育できる
- 繁殖用に追加しやすい
- 5匹のみなら繁殖しすぎない
これらのポイントについて解説をしていきます。
小さな容器で飼育できる
メダカを5匹買うメリットとしてまず挙げられるのが、小型容器でも飼育可能という点です。
5匹程度であれば容量5~10Lの小さな容器でも飼育ができるため、小型水槽しか置けない場合には最適な匹数だと言えます。
2匹や3匹だとやや物寂しい印象があるかもしれませんが、5匹いれば小さな容器の中を泳ぎ回る姿を見かける姿も増えて、見応えも出てきます。
繁殖用に追加しやすい
続いてのメリットは、繁殖用の新しい血統として追加しやすいという点です。
いま飼育しているペアの繁殖がうまくいかない場合や、新しい血統を追加で導入する際には、5匹程度を追加してみることをおすすめします。
繁殖用としてメダカを5匹購入する場合は、稚魚や良質な若魚を選びましょう。
5匹のみなら繁殖しすぎない
続いて挙げられるメリットが、5匹であれば繁殖しても増えすぎないという点です。
メダカは繁殖しやすい魚として知られており、群れで飼育するとかなりの速度で個体数が増えるため、それが悩みの種となることも多々あります。
しかし5匹で飼育すると極端な増加を抑制することができるため、繁殖も楽しみつつ気軽に飼育したい場合に丁度良いです。
5匹買うなら!おすすめのメダカ品種5選
続いてはメダカの品種についての解説です。
メダカには実に500を超える品種が存在しますが、その中には群泳させるのがおすすめのものから、少数でじっくり飼い込むのに向いた品種まで、多種多様です。
今回はそんな数多くのメダカ品種の中から、5匹という限られた数での飼育に向いたものをご紹介していきます。
ピックアップするのは、以下の5品種です。
- 3色メダカ
- 青幹之ヒレ長スワロー
- 楊貴妃ダルマ
- 深海・マリンブルー
- オーロララメ
どれも美しく見応えのある品種なので、メダカの購入を検討中の場合はぜひ参考にしてください。
3色メダカ
赤・白・黒の体色をもつ3色メダカ。
種類によっては体外光やラメが際立ち、これもまた大変美しいです。
3色メダカは色柄がはっきりしている個体が多いので、少数飼育のほうがかえって映えます。
近年では手頃な価格帯に落ち着いてきているという点も、おすすめしたいポイントのひとつです。
青幹之ヒレ長スワロー
ヒレが長くなるように品種改良されて誕生した、ヒレ長メダカ。
青幹之ヒレ長スワローは、ヒレの一部が不揃いに伸長するスワローメダカと、青体色で体外光の形質をもつ青幹之をかけ合わせた品種です。
ヒレ長メダカは小競り合いなどによるヒレへの影響を減らすために、容器に対して余裕のある匹数で飼育することを推奨されています。
青幹之ヒレ長スワローも同様に、ゆとりのある水槽で少数での飼育をしてみましょう。
少数であればヒレの具合や個体差をじっくり観賞できますし、スレ傷なども抑えられます。
こちらはスワローではありませんがヒレ長メダカの紹介です。
楊貴妃ダルマ
縁起物のダルマのように丸々とした体型が特徴のダルマメダカ。
楊貴妃ダルマは鮮やかな朱の体色が特徴の楊貴妃メダカに、ダルマメダカをかけ合わせた品種で、少数でもかなりの存在感があり、水槽内を明るく演出してくれます。
なお、ダルマメダカは低水温環境を苦手としており、室内での加温飼育が基本です。
お部屋のちょっとしたアクセントとして、小型水槽で数匹の楊貴妃ダルマを飼育するのも良いでしょう。
深海・マリンブルー
幹之メダカからの改良で生まれた、深海とマリンブルー。
どちらも透き通った青系の体色をしており、爽やかさと繊細さを兼ね備えたメダカです。
この美しさをじっくりと堪能するには、やはり少数飼育が向いています。
特に深海メダカは単価も高いため、少数を大切に育ててみましょう。
オーロララメ
半透明の体色にラメが乗った、オーロララメ。
こちらも、群泳させるよりかは少数で飼育をしたほうが、個性や美しさを観賞しやすいです。
オーロララメにも色味やラメの入り方によって様々な種類がありますので、ぜひ好みの品種を見つけてじっくりと飼い込んでみてください。
メダカ5匹におすすめの飼育容器
続いては、メダカを5匹飼育するのに適したおすすめの容器、水槽セットについてご紹介をしていきます。
今回ピックアップしたのは、以下の3種類です。
- 小型水槽:GEX メダカ元気 メダカのための水槽セット300
- メダカ鉢:テトラ じょうろでキレイメダカ鉢 40
- 発泡スチロール:ジェックス メダカ元気 快適・繁殖ケース M
メダカの少数飼育に向いている容器としては、小型水槽、メダカ鉢、発泡スチロールの容器が挙げられます。室内飼育か屋外飼育か、設置スペースはどのくらいとれるか、など状況によって適切な容器が異なりますので、ぜひご自分に合った飼育容器を探してみてください。
小型水槽:GEX メダカ元気 メダカのための水槽セット300
少数のメダカを室内で飼育するならば小型水槽が最適です。中でも今回は『GEX メダカ元気 メダカのための水槽セット300』をおすすめします。
こちらの商品は横幅約30cmのガラス水槽で、横から見たときにも光が屈折しないためスッキリ観賞できます。
飼育に必要なものがあらかじめセットになっているのですが、付属のスポンジフィルターは水流が強すぎないため、泳ぎ疲れて体力を消耗しやすいメダカや稚魚の育成にも最適です。
メダカ鉢:テトラ じょうろでキレイメダカ鉢 40
屋外でのメダカ鉢飼育やビオトープとしての活用におすすめなのが、『テトラ じょうろでキレイメダカ鉢 40』です。
特殊な排水機構によって、汚れが溜まりやすい底面の水を、足し水によって排出できる機能を備えています。
また、急な雨などで容量以上の水が入り込んでしまった時にも、一定量以上は排水される仕組みのため、メダカが流される心配がなく満水にならないのも嬉しいポイントです。
この商品のシリーズは最大でも幅40cmまでのものしか販売されてないのですが、メダカ5匹のみの飼育であれば、むしろ好都合と言えます。
発泡スチロール:ジェックス メダカ元気 快適・繁殖ケース M
外気温の影響を受けやすい屋外飼育では、断熱性に優れた発泡スチロール製の容器が活躍します。
そんな発泡スチロール容器での飼育におすすめなのが、『ジェックス メダカ元気 快適・繁殖ケース M』です。
こちらの商品はキメの細かい発泡スチロールが採用されており、保温性に優れ、夏の高水温から冬の低水温・凍結にまで対応しています。
Mサイズのものであればベランダや軒下に置いても邪魔にならず、なおかつ水量は7.5Lまで保持できるため、メダカ5匹であれば十分なサイズ感と言えるでしょう。
また、先程ご紹介したメダカ鉢にも同様のことが言えますが、メダカの屋外飼育を行う場合は、動物や虫などの外敵に襲われないように、必ずフタをして管理をしましょう。
最近発売された『スドー メダカ鉢の保護ネット』シリーズなどを活用してみるのもおすすめです。
メダカを5匹買える場所
メダカを5匹単位で買える場所としては、
- ネット通販
- 直売所
- アクアリウムショップ
- ホームセンター
などが挙げられます。
直売所やアクアショップが近所にある場合は現地での購入をおすすめしますが、ない場合は通販を活用してみましょう。
ただし通販には、
- 気軽に購入できる
- なかなか手に入らないレア種が流通していることがある
といった利点がある一方、実際にメダカを見て購入するわけではないため状態がわからないという怖さがあります。
特に高級品種に関しては、現物を確認してから購入するのが望ましいです。
そのため、もし通販を利用するのであれば、専門店やアクアショップが運営しているような信頼のおけるサイトを選んで購入することをおすすめします。
品種にこだわりがなく、手軽さを重視する場合には、お近くのホームセンターで購入すると良いでしょう。
まとめ:メダカを5匹セットで買うメリット!おすすめの品種と飼育容器も紹介
今回はメダカを5匹だけ購入するメリットや、少数飼育に向いた品種、おすすめの飼育容器についてご紹介をしてきました。
群れで泳ぐ習性のあるメダカは数十匹をまとめて購入するのが定番ではありましたが、最近では少数だけ購入し育てるといったケースが流行になりつつあります。
5匹という限られた数であれば小型容器でも飼育ができますし、繁殖しすぎないというメリットもあります。
高級品種のメダカをじっくりと飼い込む場合にも、5匹という数はかなりおすすめです。
専門店だけでなく通販なども活用しつつ、みなさんも好みのメダカの少数飼育を始めてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。