小さな体でちょこちょこと動く、かわいいヌマエビです。
ヤマトヌマエビよりさらに小さいため、アクアリウムでのコケ取り能力は補助的な位置づけですが、匹数が増えることで処理力は上がります。
しかし小型種なので、育ちきった硬いコケを食べることはできません!
ミナミヌマエビのコケ取り能力を存分に発揮するためには、まだ柔らかいコケのうちに食べてもらえるようにするのがポイントです。
こまめな水槽掃除を行いつつ、生え始めのコケをミナミヌマエビたちに抑え込んでもらう、といったイメージで飼育すると良いですよ!
ミナミヌマエビの特徴として「繁殖が簡単で、たくさん殖える」ということがあります。
大きく調子の崩れた水槽環境でなければ、どんどん繁殖してくれますよ。
しかしながら、エビを好んで食べる生体は数多く存在します。
いつの間にか稚エビがいる!そして食べられている!というのは、悲しいですがよくある光景です。
ウィローモスなどを使った水草の茂みを用意することで稚エビの生存率は向上しますが「殖えすぎて困っている」場合は、淘汰に任せてしまうケースがほとんどでしょう。
自然界ではミナミヌマエビは様々な生き物の餌になっています。そうしたサイクルも、アクアリウムの一部なのです。
しかし、繁殖力はミナミヌマエビの強みです。何代にもわたりながら水槽環境をサポートしてくれますよ!
メダカ飼育のタンクメイトとしてもおすすめです。
ミナミヌマエビ
No.
21
ミナミヌマエビは日本在来種の小型淡水エビです。
ヤマトヌマエビよりも小さく、小型水槽やボトルアクアリウム、メダカのビオトープでよく飼育されています。
コケを食べてくれるお掃除生体としても人気の高いミナミヌマエビについてをスタッフのコメントを交えつつご紹介します!
ミナミヌマエビの基本情報
水質 | 淡水生の小型エビ。pH6.5~7.0あたりの弱酸性~中性傾向を好む。 適応可能な水温は5~28度なので、混泳相手に合わせて水温を保つのがおすすめ。 |
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サイズ | オス:約2cm、メス:約3cmほど。ヌマエビのなかでは小型種! |
寿命 | 平均1~2年ほど。もっと長生きすることもある! |
餌 | ヌマエビ用の餌、エビタブレット、沈降性の餌、コケや水草、小さな生餌(インフゾリアなど) |
混泳 | 生活圏が被らないメダカなどの小型魚との混泳に向いている。 |
特徴 | 日本の河川や沼に生息している、陸封型の淡水エビです。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
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飼育の際に、ご参考になさってください!
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読みもの
ミナミヌマエビについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
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コラム
ミナミヌマエビについての飼育方法や飼育しやすくおすすめの熱帯魚や、ビオトープ飼育、アクアテラリウムについてを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
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