パールグラスは、小さな葉と草丈が特徴の前景~中景草です。
ボリュームを出しやすい丈夫さと、条件を満たすと気泡をつけることから人気があります。
水槽を明るくしてくれるイエローグリーンの水草・パールグラスについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!

パールグラスの基本情報

水質 | GH10程度まで、pH7.5あたりまで対応できる。 水温は20~26度なので他の水草にあわせた水温で育成できる。 |
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サイズ | 草丈は5~7cmほど、幅は1~2.5cmほどの小さな有茎草! |
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底床材 | ソイル、大磯砂で育成可能! |
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Co2 | CO2添加はしたほうが美しく育つ。照明は底床まで届く強いもの(3000lm程度)が良い。 |
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混泳生体 | 小型魚~中型魚まで。コケ対策にエビを飼育しよう。 |
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特徴 | アメリカ原産の水草で、別名「パールウィード」という観葉植物の仲間です。
約3~10mmほどの小さな葉を持ち、密度を高めて育てることで茂みのようなレイアウトを作れます。
成長速度は速いためカットに強く、植えつけたら2週に一回程度のトリミングを繰り返すことで、こんもりとした密度に育成できます。
茎を横倒しにして植えつけると、葉の付け根から上へ向かって脇芽を出していくので茂みを作りやすいです。
底砂はソイルがおすすめですが、細目の大磯砂などの底砂利にも向いています。ソイル以外で育てる場合は、成長の養分を補うために固形肥料を埋め込みましょう。
同じ水槽内に植えつけている水草などの適正に合わせて底砂は選んでも良いです。
ただし、パールグラス自体はGH10程度の硬度を好みます。
照明が届きにくい下部は白くなったり、枯れやすくなるため、定期的にしっかりめのトリミングをおすすめします。
ヘアーグラス同様に小型エビと非常に相性が良いです。コケ対策として、ぜひ導入しましょう。
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
やや透明感のある明るいイエローグリーンで小さな葉がかわいい水草です!
約7cmぐらいの、そこそこの草丈になるので中景草としても活躍します。
パールグラスはキューバパールグラスやグロッソスティグマと共に「気泡がつく水草」として有名ですが、「元気に育っているのに、なぜか気泡が付かない…」という悩みも良くあります。
水草が気泡を付ける条件は、主に以下の5つです。
- 十分な光量がある
- 水槽内に酸素がたくさんある
- CO2を添加する
- 液肥を添加する
- 適度にトリミングする
気泡は水草に「ついている」状態です。水槽内の酸素が過飽和状態でないと、イメージするような気泡は鑑賞できません。
水草は光合成を盛んにすると酸素を多く作り出すので、CO2添加などで最大限に光合成を促すことが第一条件です!
気泡を楽しみたい場合は、パールグラスだけを育成するのではなく様々な水草を多めに導入するのがおすすめですよ。
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読みもの
パールグラスについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。
コラム
パールグラスについての情報や、水草のトリミング方法を解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
アクアリウム情報サイト・トロピカ
トロピカでは、パールグラスに関する情報をご紹介しています。
その他の水草や水槽レイアウトについて、ソイル、ろ過フィルターなどについてをご紹介しています。
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