水槽メンテナンスは大きく分けて「水質管理(換水・掃除)」「機器の手入れ」「生体の健康管理」の3本柱。
書籍やネット検索だけでは断片的になりがちなので、まずは失敗しにくい順序と頻度を押さえましょう。このページを読んでみて「難しそう」と感じたら、水槽メンテナンス代行の活用が安全です(定期・単発どちらもOK)。
メンテナンスやレイアウトのお悩みを解決する実践ノウハウと困ったときに頼れるプロの代行サービスをご紹介します
アクアリウム水槽の運用管理に欠かせない基礎知識から、上級者にランクアップするレイアウト術を解説!もし自分一人では難しいという方に向けて、水槽レイアウト代行などの代行サービスもご紹介します。
水槽メンテナンスは大きく分けて「水質管理(換水・掃除)」「機器の手入れ」「生体の健康管理」の3本柱。
書籍やネット検索だけでは断片的になりがちなので、まずは失敗しにくい順序と頻度を押さえましょう。このページを読んでみて「難しそう」と感じたら、水槽メンテナンス代行の活用が安全です(定期・単発どちらもOK)。
魚にとっての水は、人間にとっての空気のようなもの。汚れ過ぎていては健康に悪影響です。
そのため、水槽は定期的に水換えや掃除をしなければいけませんが、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。
水質管理スケジュール 適切な頻度や量
水換えは栄養塩や微細な汚れをリセットし、掃除は底砂やフィルターに溜まる有機物を除去します。しかし、やりすぎは禁物。
ろ過フィルターの内部や底砂、水中などには、汚れを分解してくれるバクテリアが生息しています。
大量の水換え、頻繁な掃除でバクテリアまで除去してしまっては、分解サイクルが乱れて水質が悪化するうえに、生体に強いストレスやショックを与えてしまいます。
そのため、水換えと掃除は頻度・量を考えておこなうことが大切です。
| 項目 | 頻度 | すぐにやった方がいい特徴 |
| 水換え | 1~2週に1回・全体の20~30% | 魚の鼻上げ/におい/白濁/コケ増加/硝酸塩が高い/比重のズレ(海水) |
|---|---|---|
| 底砂掃除 | 2~4週に1回 | 底に汚れが溜まっている/エサ残りが多い/病気が発生した |
| ガラス面の汚れ掃除 | こまめに | コケが目立つ/写真を撮った時に曇る |
| フィルター軽清掃 | 2~4週に1回 | 流量低下/吸水口の目詰まり |
この表を目安に、水槽管理スケジュールを組んでみましょう。
『すぐにやった方がいい特徴』という項目に書かれている異変を確認した場合は、水槽内の状況にもよりますが、スケジュールで決めた日ではなくても水換えや掃除をおこないましょう。
逆に目安の頻度を超えても異変が起きていない場合は、もう少し頻度を緩めても大丈夫です。
水槽の水量や使用している機器類、飼育している生体の種類や数によって汚れ具合はかなり変わるので、自分の水槽に合わせた間隔を探っていくことも大切です。
水質テスターの活用
水の汚れ(エサの食べ残し、フン、デトリタス)は目で見てわかりますが、水質の変化は目視では確認できません。
目で見て確認するだけでは、水の色が変わる・汚れが増える・生体の調子が悪くなるといった水質悪化による悪影響が起きなければ気づけません。
水質の管理をするのであれば、専用の道具を使って定期的に確認する必要があります。
水質を確認する道具は水質テスター・水質チェッカーと呼ばれています。
いろんな種類がありますが、共通しているのは一つの道具でいくつかのものを測れる商品が多いということ。
どれを測ればいいのかわからないという場合は、下の表を見ながら水質チェックをする目的と水槽の種類に合わせて考えましょう。
以上のように、どの成分を調べるかは水槽の種類や状況によって変わります。
TDSチェッカーなど簡単に&総合的にチェックできるデジタル式のもので定期的に水質を確かめ、気になる場合に淡水/海水に合わせて詳細な検査をおこなうとそれほど手間にはなりません。
また、海水魚水槽の場合は比重計は必須アイテムですので、誤差の少ないものを選びましょう。
適切な水換え、掃除、水質管理さえできていれば、水槽の中身に関しては安心です。
それにプラスして、掃除をした後に水槽の周りに飛んだ水滴を拭くことも忘れずに。ただの水ではなく色んな成分が入った水なので、放置すると腐食してしまうリスクがあります(海水は特に)。ついでに埃などもきれいにすれば完璧です!
「動いている=問題なし」ではありません。
水槽用に限らず全ての機器に言えることですが、どのような機器も寿命があります。そして、適切な状態で稼働できないと負荷がかかり、寿命が早まってしまいます。
定期的な清掃と点検がトラブル防止に直結しますので、次の表を見ながら定期的に確認しましょう。
ちなみに、掃除をする時はどんな水を使うかも重要です。
ろ過フィルター、ろ材などバクテリアが棲みついているものは、水道水だとバクテリアに悪影響が出るので、カルキ抜きした水を使いましょう。
バクテリアが棲みついていないような機器に関しても、水道水で洗った場合は最後にカルキ抜きした水ですすぐといいでしょう。
大きめのバケツがあると水のカルキ抜きから掃除まで全てバケツの中でおこなえるので便利ですよ。
水槽メンテナンスには、飼育している生体の健康管理・治療といった作業も含まれます。
熱帯魚を診察してくれる動物病院は徐々に増えてきていますが、まだ数は少ないため、飼育している生体に病気になったら自分で治療しなければいけません。
しかし、熱帯魚の病気は水槽内の状況を適切に保ち、日ごろから観察をすることである程度防ぐことが出来ます。
次のポイントに気を付けて、病気の予防や早期発見を心がけましょう。
水質管理や生体の健康管理に関して、よくあるトラブルと対処方法をまとめました。
ご自分の水槽や飼育生体は大丈夫か、次のチェックリストを確認してみましょう!「大丈夫だった」「当てはまる」のどちらかのボタンを押してみてください。
いつもよりエサに反応しない、口に入れた後に吐き出している、エサを食べずに底や隅でじっとするといった様子が見られた場合は、エサ、もしくは水質などに問題が起きている可能性があります。
水槽を立ち上げたばかり、もしくは水槽の中に移動させたばかりなら、緊張して食べないだけというケースもあるので、様子を見ましょう。そうではない場合は、次の問題が起きている可能性があります。
エサは古くなると品質が劣化します。人間の食べ物と同じです。また、エサはどれも同じように見えますが成分や溶けやすさ、粒の大きさといった違いがあり、飼育生体に合わないエサを与えている場合は、食べてくれません。エサを新しいものに変えましょう。
エサやりは1日1~2回、3分で食べきれる量を与えるという基準がありますが、実際はその生体の種類や健康状態によって変わります。メダカなど一部の冬眠可能な魚は水温が下がるとエサを食べなくなるなどの特性もあります。
多少は食べているけど食べ残しが多いというとき、なおかつ水温に問題がない場合は、エサを与えすぎている可能性があります。1回ごとの量を少なめにするか、回数を少し減らして様子を見て、フンの状態などもチェックしましょう。
ストレスを強く感じていると、エサを食べなくなることがあります。複数匹を混泳させている場合はいじめや縄張り争いが起きていないか、照明を当てる時間は適切かなど、生体がストレスに感じるような問題が起きていないか確認しましょう。生体同士のトラブルがあった場合は、隠れ家の設置やレイアウト変更が有効です。
水質が急激に変わってしまった場合も、生体は強いストレスを感じます。水換え直後にエサを食べなくなった場合は、水換えの頻度を考え直しましょう。思い当たる節が無い場合は、テスター・チェッカーを使って水質を確かめ、特に海水魚水槽の場合は比重をチェックしてみましょう。
食欲低下は熱帯魚の病気でよくある初期症状です。泳ぎ方が普段とは違う、体の表面やヒレに異常がでるなど、他の症状も出ている場合は病気になっている可能性があります。どの病気かを見極めつつ、適切な対処を心がけましょう。
水面周辺の高い位置を泳いでいる、口をパクパクさせている場合、水中の酸素不足が疑われます。
水温の上昇やフィルターの流量低下、過密飼育、水草が多すぎる、バクテリア急増、Co2を添加しすぎた場合などに、水中の酸素が不足する場合があります。
エアレーションで水中酸素を追加したうえで、水温も適切な温度か確認しましょう。そして照明を消すと熱帯魚たちの活動が鈍くなり、体力温存につながります。
ろ過フィルターの目詰まりなど、使用している機器類に何か異変がないか確認しましょう。水質に関してもTDSメーカーを使い、問題がある場合は詳しく検査してから調整しましょう。
緊急対応と原因対処で根本的な原因を特定し、対策を施すことも重要です。水温上昇が原因であれば水槽用クーラーの買い替えや水温計設置でこまめに水温をチェックできるようにするなど、同じ問題が起きないようにしましょうね。
体色が薄くなってきた、黒ずんできた、斑が出てきた、白いポツポツがあるなど、体に異常が出た場合、なおかつその状態が長く続く場合はストレスと病気が疑われます。
熱帯魚の生理現象として、照明の点灯/消灯の前後に、一時的に退色することはあります。しかしそういった要因がなく長時間起きている場合は、ストレスや病気、エサが原因の栄養の偏りなどがあげられます。
ストレスと病気については、「エサの食いつきが弱くないか」の項目で解説していますので、その項目の”当てはまる”ボタンを押して詳しい対処方法をご確認ください。
生体のエサは、特定の栄養素が添加された商品も多いです。そのため、同じエサをずっと上げ続けると栄養が偏ってしまい、特に色素を作る為に必要な栄養素が少ないと体色に変化が出ることがあります。
エサの種類が本当にその生体に適しているのかを確認し、色揚げ用のエサと混ぜて与えてみるなど工夫してみましょう。
水槽の壁面、底砂の中などは定番の掃除スポットですが、水槽内に入れている機器のパーツ、流木や飾りなど大きめのレイアウトアイテム、飼育水が通るろ過フィルター内部などは見落としがちです。うっかり放置してしまうと中々落としにくい汚れになったり、水質悪化などのトラブルに繋がります。
もしうっかり掃除し忘れていたという場合は、出来るだけ早く掃除しましょう。
機器ごとの掃除ポイント、頻度は「機器のお手入れ」の項目で詳しく解説していますので、ご確認ください。
また、水流が水槽内をまんべんなく通るようレイアウトを工夫すると、汚れの蓄積を軽減できます。
病気の生体を放置すると、感染性の病気だった場合は同じ水槽の中にいる他の生体も病気になってしまいます。また、死んでしまった生体を放置すると、有害物質が出て水質が悪化してしまいます。
病気の生体を見つけた時は、まずその個体を隔離水槽に移しましょう。魚用薬の中にはエビなどの甲殻類、水草に悪影響を及ぼす強い薬もあるため、他の健康な生体に影響を与えないためにも隔離水槽で治療することが基本です。
隔離水槽の種類と使い方を解説!稚魚や病気になった熱帯魚を隔離しよう
死んでしまった生体を見つけた時は、速やかに水槽から出しましょう。原因が病気や生体同士のトラブルだった場合は、生き残った生体のためにしなければいけないこともあるため、原因の追究も必要です。悲しいことですが、適切な対処で水槽全体の安全管理を心がけましょう。
水温が急激に上昇または降下している、変な音がする、水流が止まっているなどの場合は、機器が故障している可能性が高いです。
明確にどの機器が不調かわかる場合は、その機器の点検や掃除、交換をおこないましょう。どの機器が問題かわからないという場合は、次の手順で一つずつ確認してみてください。
まず見落としがちなのが、機器自体の問題ではなく電力供給部分の問題。コードを引っ張ってしまってプラグが抜けかけているなど、うっかりミスがないか確認しましょう。
ろ過フィルターであれば目詰まりが起きていないか、ポンプであればインペラに汚れが溜まっていないか、クーラーであれば給排水口に汚れが無いかなど、機能低下に陥りやすいトラブルを確認しましょう。
どんな電子機器にも寿命はあります。水槽関係の機器も、クーラーなどでは10年弱と長く使えますが、ヒーターなどは1~2年で使えなくなってしまうものもあります。使用している機器をいつ買ったのか、それぞれの寿命はどのくらいか、そして寿命を短くしてしまうような使い方をしていないかなどを確認し、寿命を迎えていたら潔く買い替えましょう。
海水魚水槽の場合、飼育水には塩など海水魚飼育に必要な成分が含まれています。水滴などを放置すると、水分だけが蒸発して成分が残り、塩だれという白い塊になってこびりついてしまいます。この塩だれが機器類に付着することでうまく稼働できなくなるケースもあるので、海水魚水槽の場合は目視で塩だれが出来ていないかを確認し、見つけた時は除去しましょう。
水槽メンテナンスの解説は以上です。
それぞれの情報の詳細はアクアリウムコラムやアクアリウム情報メディアトロピカで詳しく解説していますので、ぜひそちらもご覧ください。
「水槽レイアウト」は、水槽の中にものを配置する作業のこと、そしてレイアウト作業によって完成した水槽の見た目の両方を指します。
しかし、それだけでは語りつくせないほど奥が深いものです。
初心者から中級者、そして上級者にステップアップしたいという人は、このページで解説している内容を実践してみてください。
好み × 実用性
水槽レイアウトは見た目だけを追求してしまうと、次のようなトラブルが起きる可能性があります。
水槽レイアウトは鑑賞性だけではなく、生体にとって最適な住環境になること、水質に悪影響を及ぼさないこと、メンテナンスが面倒にならないことも考慮しなければいけません。
構図 × スタイル
水槽レイアウトに関する情報は書籍やインターネットで沢山解説されていますが、レイアウトの種類と言われているものは主に次の分類にわけられます。
水槽レイアウトの用語としてよく語られるのは、三角構図など物の配置や見え方です。しかし近年では、ネイチャーアクアリウムといったスタイルも注目を集めています。
この二つの違いを理解したうえで水槽をレイアウトすると、プロのような仕上がりに近づきます。
以上を踏まえて、水槽レイアウトの基礎知識と、実践的なテクニックを解説していきます。
まずは構図とスタイルの詳細を頭に入れましょう。
水槽レイアウトの構図とは?
凹型構図
凸型構図
三角構図
ベアタンク水槽レイアウトの構図とは、正面から見た時の見え方で名前を付けられています。
このように、アイテムの形状や配置する位置で高低差をつけることが重要なポイントです。
水槽の大きさに対してどの構図が向いているか、それぞれの構図のレイアウト見本については『水槽レンタル 選べる水槽デザイン一覧』のページで解説していますので、ぜひご覧ください。

横から見た時の構図は共通
水槽レイアウトの構図は正面から見た時の配置に基づいています。横から見た時の構図はどうかというと、基本的にどの構図でも共通するルールがあります。
それは、手前が低く、奥に行くにつれて高くなるようにアイテムを配置するというものです。そうすることで遠近感がついて、水槽の中が実際よりも広く見えて、迫力がでます。さらに、高さが似たアイテムでまとまった配置になるため、熱帯魚にとっても泳ぎやすいです。
水槽レイアウトのスタイルとは?
水槽レイアウトのスタイルは、テーマやコンセプト、飼育方針といった構図以外の要素を指す言葉です。
主に次のような要素を組み合わせたものを水槽のスタイルといいます。
| 項目 | イメージ | スタイル |
| 飼育方法 | ![]() |
アクアリウムは容器の中で水生生物を飼育することを指すため、室内で水槽を使い飼育するだけではなく、屋外で鉢や専用容器を使って飼育するものもあります。 メダカや金魚は鉢で屋外飼育をするスタイルも人気があり、屋外飼育の中でもより自然の水辺環境を再現することにこだわったビオトープというスタイルもあります。 |
|---|---|---|
| 飼育方針やテーマ | ![]() |
アクアリウムの中でも、多くの人々にとって身近な川や池、湖などの自然環境を忠実に再現するというスタイルは非常に人気があります。飼育方法の項目で触れたビオトープは特定の自然環境を再現するというテーマがあるのに対し、人気のネイチャーアクアリウムは水質浄化サイクルや自然美といった要素を主軸に水草をメインにすえるスタイルです。 |
| 世界観や コンセプト |
![]() |
山や滝を表現するような石組、建物風の飾りやフィギアを配置したジオラマレイアウトは、特定の世界観を表現することに特化したスタイルです。また、日本庭園のエッセンスを取り入れた和風アクアリウムなど、さまざまな世界観のスタイルが存在します。 |
| 飼育生体 | ![]() |
リーフアクアリウム(サンゴがメインの水槽)は飼育生体に主軸を置いたスタイルです。 |
以上の水槽レイアウトの基本に加えて、最適な水質維持やメンテナンスのしやすさを実現ポイントをおさえると、水槽レイアウトの質が格段に上がります。
次は、そういった複雑なポイントを踏まえた実践テクニックをご紹介します。
構図など基本的な情報に追加する形で、水槽のレイアウトをランクアップさせる実践テクニックをご紹介します。
重要なのは見た目には表れにくい水流経路の確保やメンテナンスのしやすさといった配置への一工夫と、スタイルへの理解度です。まずは配置関する実用的な工夫とポイントを解説します。
外部フィルターなど吸水口(インレット)と吐出口(アウトレット)が分かれているろ過装置の場合は、それぞれを離した位置に配置しましょう。
オーバーフロー水槽など、吸水口(インレット)と吐出口(アウトレット)を自由に変えられない場合は、サブポンプを使い水流の勢いや循環を補強しましょう。うまく補強できているかは、淡水魚水槽であれば落ち葉で、海水魚水槽であれば回収可能な状態にした糸など誤飲の心配がいらないもので確認できます。
配置は正面からの見え方も気にしつつ、配置するアイテムの高さ・特徴に合わせてゾーン分けしましょう。特に水草の場合、高さだけではなく成長速度なども考慮して配置するとトリミングしやすくなります。
水槽の壁面付近は、水流の経路確保や掃除の作業効率向上のため、手が通るくらいの隙間が必要です。レイアウト中に掃除道具を持った状態で手を通してみるなど、必要な隙間を考えながら作業しましょう。
全てを考慮した配置を実現することは難しいように思えますが、一度に全てを実行する必要はありません。
水槽の状態を見つつ、できるところからコツコツ手を加えていきましょう。そうした方が技術が身につきやすいですし、よりアクアリウムへの愛着がわきます。
水槽スタイルを実現するレイアウトポイント
アクアリウム上級者にステップアップするための実践テクニックその2は、水槽のスタイルです。
基礎知識でも説明したように、水槽レイアウトはさまざまな要素が合わさったものです。構図や配置だけではなく、テーマやコンセプト、飼育方針といった要素を追加すると、より上級者らしいアクアリウムになります。
この項目では、人気のある水槽スタイルの特徴やポイントを一つずつみていきましょう。
ネイチャーアクアリウム

自然風景の再現を目的とした水草水槽スタイルです。ADA創業者・天野尚氏が提唱し、その美しさは世界中に影響を与えました。
ビオトープのように自然を意識したスタイルは他にもありますが、ネイチャーアクアリウムは森、山岳、渓流など「自然界の一場面」を水中に再現し、視覚美と生態バランスの両立を図ることを重視しています。
ポイント:
構図理論(三角構図・凹型構図など)や遠近感演出が重要!小型カラシン類など群泳魚が好まれます。
ハードスケープ

石、または流木を主役にした構成で、引き算の美学ともいえる構図美や空間設計を重視するスタイルです。
素材のフォルムや質感を生かし、水景の静けさ・重厚さ・陰影(コントラスト)を表現します。
ポイント:
使うアイテムは硬いものがメイン!(モス系水草は使われることがあります)「重心」や「向き」など細部にこだわる傾向があります。
ジオラマレイアウト

山、崖、滝、森、渓谷などの地形、もしくは特定の世界観を水中でジオラマ的に表現する創作寄りのスタイルです。
”世界観の構築”に重きを置いており、リアルな風景からファンタジーな空間まで表現の幅が広いことが特徴です。
ポイント:
世界観に合わせて主役になるアイテム(飾りやフィギュア)を決め、それを軸に他のアイテムや配置を決定します。
和風アクアリウム

日本庭園や和の情緒を意識した水槽スタイル。海外ではZen aquarium(禅アクアリウム)と呼ばれることもあります。
静謐さや詫び寂びを軸にして、水墨画のようなハードスケープ寄りのレイアウト、水草の種類や配置を工夫した盆栽風レイアウトなど、こだわりと好みを追求できます。
ポイント:
生体は金魚やメダカ、ヤマトヌマエビやタニシなど日本っぽさが強いものと相性がいいです。
さて、ここまでは自分で水槽をメンテナンス・レイアウトする方法について説明してきました。改めて内容を確認してみましょう。
| 水槽の種類 | 毎日・こまめに | 1週間~1か月 | 数か月~1年 | 適宜 |
|---|---|---|---|---|
| 淡水魚/アクアテラ | 健康状態チェック・給餌・コケ取り | 1回につき20~30%換水・底掃除・フィルター等の機器清掃(カルキ抜きした水で) | ろ材半量洗浄・ホース洗浄 | 機器交換・レイアウト微調整 |
| 海水魚/リーフ | 健康状態チェック・比重/温度チェック・スキマーカップ掃除 | 1回につき20%換水・ろ材/ウール交換 | ポンプ/ベンチュリ清掃・Ca/KH調整 | 機器交換・レイアウト微調整 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アイテムの配置 | 正面/側面それぞれから見た時の高低差を基準に配置、遊泳域への配慮やアイテムを壁面に近づけすぎないことも重要 |
| 水流 | IN/OUTの距離や、アイテムで水流を妨げないように気を付け、水流が滞る場所を減らす |
| 光 | 光が下層や隅まで届くように、光を遮らない配置を心がける |
| メンテナンス動線 | 掃除のときに手や道具を差し込むスペース(=メンテナンス動線)を考慮した配置にする |
| ゾーニング | アイテムの高さだけではなく、水草であれば成長速度など特性も考慮してゾーン分けをする |
| 方針 | 水槽スタイルに合わせた飼育・管理・レイアウトの方針を守る |
いきなりこれだけ沢山のことを考慮して水槽をメンテナンス・レイアウトするのは大変なので、「できることを少しずつ」でOKですが、その分仕上がりには限界も。
これほどの手間をかけずに本格的な水槽が欲しいときは、プロのアクアリストがおこなっている代行サービスがおすすめです。

お客様の水槽のメンテナンスや管理を、アクアガーデンが代行するサービスです。
水槽メンテナンス代行サービスは、定期メンテナンス・単発メンテナンス(スポットメンテナンス)・特化型メンテナンスなどいくつかのプランがあります。サービスのご利用目的や、水槽に関するお悩みに合わせてお選びください。
また、水槽メンテナンス代行サービスは他のサービスと併用することが可能です。
メンテナンスと同時に機器の交換、水槽のサイズアップ、新しい魚の導入、水槽一式を購入するなど、水槽に関するあらゆることを代行できる柔軟なサービスです。
| プラン | 内容 |
| 定期メンテナンス |
水槽の種類と大きさ、お客様のご希望に合わせて、1か月に1~2回の訪問メンテナンス※をおこないます。 ※淡水魚水槽は月に1回、海水魚水槽は月に2回を基準に、水槽の状態やご要望によって回数が変動します。 作業内容は毎回報告書にまとめて提出し、提出方法もメールやLINE、書類などお客様に合わせて柔軟に対応しています。 |
|---|---|
| 単発メンテナンス |
水槽のスポットメンテナンスです。 基本的にお申込みいただくたびに1回、単発でお客様の水槽を掃除、レイアウト調整、機器の点検をおこないます。 |
| 特化型メンテナンス |
単発メンテナンスの中でも、水槽リセットやコケ掃除、水質改善など、お悩みに特化したメンテナンス作業をおこないます。機器の交換も販売サービスと組み合わせる形で対応可能です。 |
各メンテナンスサービスに共通する、淡水魚水槽の基本的な作業内容をご紹介します。
プランや作業内容をお客様のご希望に合わせて柔軟に調整していることから、水槽メンテナンス代行の料金はお客様ごとにお見積もり(無料)を作成しております。次の料金は目安となる基本価格です。
| 項目 | 料金内訳(税別) |
| 全体 | 18,600円~ |
|---|---|
| 内訳 | 作業費用:14,800円~ 出張料金(交通費など):3,800円~ |
お見積もりは無料で承っておりますので、まずはご相談だけでもお気軽にお寄せください。

お客様の水槽のレイアウト作業をアクアガーデンが代行するサービスです。
水槽レイアウト代行サービスでは、新しく設置する水槽、すでに設置済みの水槽など、状態や種類、サイズを問わず東京アクアガーデンのメンテナンススタッフが水槽レイアウトを代行いたします。
見た目を良くするだけではなく、水質維持力を向上させるレイアウト、魚たちが喧嘩しないレイアウトなど、お悩みを解決するレイアウトも実現可能ですので、水槽に関するお悩みがございましたら合わせてご相談ください。
水槽レイアウト代行は、交換品の有無などにより価格が大きく変動するため、お客様ごとにお見積もりをしています。
水槽メンテナンス代行と同じく、次の料金を基本価格として作業内容に合わせて変動いたします。詳しい金額はお気軽にお問い合わせください。
| 項目 | 料金内訳(税別) |
| 全体 | 18,600円~ |
|---|---|
| 内訳 | 作業費用:14,800円~ 出張料金(交通費など):3,800円~ |
お見積もりは無料で承っておりますので、まずはご相談だけでもお気軽にお寄せください。
水槽メンテナンス代行、水槽レイアウト代行を希望する方は、こちらのメールフォーム、もしくはお電話にてお問い合わせください。
サービスの利用ではなく、ご自分が管理されている水槽のお悩み相談は、『アクアリウムお悩み相談』をご利用ください。
お手数ですが、下記項目へ必要事項をご記入いただき、確認画面へお進みください。
尚、お客様からご提供いただいた個人情報は当社の個人情報保護方針に従い、お客様からお問い合わせ頂いた内容を確認し回答するために利用する事を目的としています。
株式会社東京アクアガーデンは親切・丁寧なサービスを心がけています。ご不明な点やご相談等がございましたらお気軽にご連絡ください。
どんな水槽でもメンテナンスしてもらえますか
さまざまな水槽をメンテナンス可能です。
30cm~の小型水槽から、200cmを超える大型水槽までさまざまな水槽をメンテナンスいたします。
水槽メンテナンスサービスの対象地域を教えてください
北海道から九州まで幅広い地域に対応しています。
対応地域は東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、群馬県、大阪府、京都府、兵庫県(神戸)、奈良県、愛知県(名古屋)、岡山県、福岡県、北海道(札幌)です。
上記対応地域以外でも対応できる場合もございますのでお問い合わせください。
水槽メンテナンスの作業日時は指定できますか
訪問する日程はお客様と相談しながら調整させていただきます。
店舗や企業の場合、閉店後・終業後にメンテナンスをおこなうことが可能です。柔軟に対応いたしますのでご希望の日程をお知らせください。
また、後からメンテナンス日を変更したいという場合も対応いたしますのでご連絡ください。
水槽メンテナンスではリセットやリニューアルもしてもらえますか
水槽リセット、水槽リニューアルも承ります。
水槽を一から作り直す水槽リセット(水槽フルリニューアル)や、水槽のレイアウトや機材を変更・調整する水槽リニューアルもおこなっています。 詳しくはこちらをご覧ください。