エアカーテンのレイアウト方法!おしゃれな演出方法と設置事例を紹介!
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酸素供給にもレイアウトにも役立てることができる一石二鳥アイテム、エアカーテンのレイアウトについて解説してまいります。
使い慣れていないと、柔らかく、形が決まりにくいため、使いにくく感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、正しい使い方を知り、適切な位置にレイアウトができれば一気におしゃれな水槽に変えることができます。
エアカーテンの選び方やレイアウト方法をご紹介いたします。
目次
エアカーテンの使い方、選び方
まずはエアカーテンとは、どういったアイテムなのか、をご説明いたします。
そもそもエアカーテンとは?
こちらがエアカーテンと呼ばれる製品です。
このように丸まってパッケージングされていることからわかるように、自在に曲げることができるチューブ状のアイテムです。
エアーポンプと接続すると、このチューブ全体から空気の泡が昇り、その様子がカーテンのようなので、エアカーテンと呼ばれています。
エアストーンと比べるとかなり広い範囲から泡が昇るので、酸素の供給効率もよく、上手く使えばおしゃれな演出にも使うことができます。
エアカーテンの使い方
エアカーテンはエアストーンのようにぽちゃんと沈めてハイおしまい、というわけにはいきません。
その形状を活かした活用をしましょう!
エアカーテンはこんな風に曲げて使用することができます。
おすすめの使い方は、底砂に埋める方法です。
こうすると、長くて目立つエアカーテンを違和感なく隠すことができ、なおかつ砂の中から泡が湧きたつように見えるので鑑賞性も高まります。
また、流木などの複雑に入り組んだレイアウトの真下に配置するのも効果的です。どこから泡が出ているのか見えない為、幻想的なレイアウトに仕上げることができるでしょう。
エアカーテンの選び方
エアカーテンは長いものから短いものまで、様々な長さの商品があります。
どのメーカー、どの商品を選んでも使い方に大差はないのですが、長さだけはよくよく考えて購入するようにしましょう。
アクアガーデン流レイアウトには、エアカーテンのおすすめの長さがあります。それは、水槽の半分の長さです。
つまり、90㎝水槽なら45㎝のエアカーテン、120㎝水槽なら60㎝のエアカーテンです。
三角構図のとき、流木の山の下にエアカーテンを隠すと、さらにボリュームあるレイアウトに仕上げられます。
逆にレイアウトの低い位置に配置すると、まさに泡がカーテンのように立ち上るので、幻想的な姿を楽しむことができます。
エアカーテンをレイアウトする際の注意点
このように、どこに置いてもきれいに見えますが、注意が2点あります。
1点目は、エアが出ているところと出ていないところを作って、メリハリのあるレイアウトにすることです。
水槽全体に伸ばしてしまうと、レイアウトの緩急が減ってしまい、メインの見所が分かりにくくなりやすいです。
そのため、水槽の長さの半分のエアカーテンを選ぶとよいのです。
2点目は、必ずエアカーテンを隠すことです。
便利なアイテムですが、下記の写真のように結構目立つのです。
以上2点を守れば、エアカーテンで美しいレイアウトを仕上げることができます。
エアカーテンのレイアウト事例
アクアガーデンで制作した水槽レイアウト事例をご紹介します。
いずれもエアカーテンの特性を生かした配置です。
バーに設置!W1200㎜大型両面水槽!
この水槽は、エアカーテンを効果的にレイアウトした水槽の一つです。
バーの中の空間を仕切るように置かれた大型水槽で、エアカーテンの泡によりぼんやりと視界を遮り、雰囲気を演出します。
また、広範囲からエアが出ることで水槽内の水を攪拌し止水域を減らすのにも一役買います。
このように、大磯砂に埋めて流木でうまく隠すことにより、どこから泡が出ているかわからないようにしています。
バーという空間によくマッチしたレイアウトです。
オフィスに3台設置!エアカーテンが涼しげなレストスペース!
オフィスにW1200㎜の淡水水槽を3つ並べて設置しました。
左から順に低→高→高→低→低→高というような山を作って並べることで、3台の水槽に一体感のあるレイアウトに仕上げました。
それぞれの水槽にエアカーテンが取り付けてあり、動きのある水槽を演出します。
エアカーテンを水槽の後ろ側に設置することで、前に遊泳スペースを広く作りました。
ラミーノーズテトラたちが気持ちよさそうに泳いでいます。
薬局に設置!エアカーテン2本で大型水槽の凸型レイアウト!
こちらの大型水槽は、水槽の左右にエアカーテンを1本ずつ設置しました。
あえて武骨に組んだ流木の背後から立ち上る空気の泡は、大自然を切り取ってきたかのようなレイアウトです。
背面は鏡調のバックシートで誂え、奥行感を演出します。
中央はエアカーテンとエアカーテンの隙間となり、広く空間を取ることで、美しい生体の遊泳スペースになりました。
また、中央の空間は、徐々にすぼまっていくように作られているので、視線を誘導し、水槽を広く見せる効果があります。
まとめ:エアカーテンのレイアウト方法!おしゃれな演出方法と設置事例!
エアカーテンの使いどころが分からない‥と感じていた方も、このコラムで少しでも興味を持っていただければ幸いです。
色々な使い道があるエアカーテンですが、1点注意があります。
それは、目詰まりしやすいということ。
水槽底部はどうしても汚れがたまりやすい位置ですので、その分、エアカーテンにも汚れがたまりやすいです。
定期的に汚れを落として、素敵な水槽をいつまでも楽しめるようメンテナンスしてあげてください。
また、東京アクアガーデンの水槽設置事例にはまだまだたくさんの写真があります。
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