コケの生えない海水魚水槽とは!海水のコケを極力抑える方法をご紹介
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淡水にはコケが生えますが、海水水槽も例外ではないです。
淡水水槽にコケが生えているところを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そして、海水水槽にも淡水同様にコケが生えます。
そのため淡水同様に、海水水槽専用のコケ抑制剤も各メーカーが商品化しています。
でも、コケが生えにくい水槽の淡水編でもお伝えしましたが、プロとしては抑制剤はあまりおすすめできません。
その理由は、サンゴの色が薄くなるなどの副作用があるからです。
では、海水水槽における美しい水槽維持はどうすれば良いのでしょうか。
コケを抑える水槽機材について
コケの発生を抑える機材の代表として、代表的な機材を2つ紹介します。
RO浄水器
水道水には塩素や重金属のほかにも、コケの栄養素となるケイ酸など、魚・サンゴ・イゾギンチャクの育成に不必要な成分が含まれています。
これらはコケ発生の元にもなるため、極力含まれていないことが望ましいです。
そのため、RO浄水器を使用しこれらの不純物を可能な限り除去した純水を作り出すことで、理想的な水質に整えやすくなります。
紫外線殺菌筒
ろ過ポンプへ接続し、飼育水へ紫外線を照射することで、コケの胞子を殺しコケを抑制します。
また、ゴミやフンを分解するので水の黄ばみが消え水槽が綺麗にみえることや、病原菌も殺菌し病気を抑制する効果もあります。
海水魚水槽のコケ撃退生物について
上記で説明した機材の使用もオススメですが、
設置スペースの確保や高価な機材のため気軽に設置できないことが難点です。
そこで、東京アクアガーデンがおすすめするコケ撃退生物をご紹介します。
シッタカ貝
日本に生息するバテイラと呼ばれている貝です。
食用で出回ることが多く、市場ではシッタカ、もしくはシッタカ貝と呼ばれていることから、観賞魚業界でもシッタカ貝と呼ばれることが多いです。
上の写真のシッタカは、ちょうど水槽面にへばりつきコケを食べているところです。
そして、この貝のコケ取り能力は非常に優れており、60cmのスタンダード水槽なら10匹入れていればまず綺麗に保てるとおもいます。
ただし、底砂をパウダーなども細かい砂を選定すると砂にとっかかりが無いため、貝自身が起き上がれずそのまま死んでしまうことがあります。
もし、ひっくり返っていたら手で起こしてあげましょう。
マガキ貝
こちらもシッタカ貝同様、日本に生息しています。
食用で出回ることが多く、私も食べたことがありますがとてもおいしかったです。
マガキ貝は砂を綺麗にする清掃能力があります。
海水水槽の多くは、白色を基調としたサンゴ砂を使用することが多いため茶色のコケが生えると見栄えが悪くなります。
それを、綺麗に清掃するのがこのマガキ貝なんです。
目安として、60cm水槽で3匹~5匹程度入っていると綺麗に保てるとおもいます。
ヤエヤマギンポ
こちらはお魚です。
ヤエヤマというだけあって、日本でいうと八重山諸島のある沖縄周辺に生息しています。
この魚は、主にライブロックから生えてくる藻類を綺麗に食べてくれます。
しかし、もっさりと藻が生えてからだと撃退まで時間がかかりますので、コツとしては、まだライブロックが綺麗に段階で入れることをおすすめします。
そして、縄張り意識が強く基本的に水槽1本に対して1匹しか入れることができません。
まとめ:美しい海水魚水槽を保つために
最近は、インテリアの一部としていろいろな所で、美しい海水魚水槽を見かける機会が増えてきているとおもいます。
美しく管理するには、ここで説明したことをまず実施してみてください。
ただ、最も大切なことは日々の水槽管理にあります。
できるだけ毎日餌を与える時に、全ての魚が餌を食べているか、また機器が正常に作動しているかなど、昨日との変化を確認することが非常に大切になっていきます。
しかしながら、美しく水槽を管理したくても時間が無い、でも水槽は美しく保ちたいと思う人もいらっしゃるとおもいます。
その時は是非、東京アクアガーデンまでご相談ください。
水槽を綺麗に保つための貴重な時間を弊社に管理を任せていただくことで、美しい水槽を保ちながら、好きなことをする時間を増やせるのではないでしょうか。
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