熱帯魚水槽はレイアウトで美しさが決まります。
満足できる「美しいレイアウト水槽を作りたい」というのは、アクアリウムを楽しんでいる場合、目指したくなる目標です。
しかし、試行錯誤を経るにつれて新しい悩みが生まれます。
- 水槽レイアウトの良いアイデアが浮かばない
- 水槽レイアウトをリニューアルしたくなってきた
- 水槽レイアウトのポイントがうまくつかめない
- バランスの良いアイテムの配置方法ができない
このような悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。
解決策の一つとして、『さまざまな水槽を見てポイントを知る』という方法があります。
このコラムでは、アクアガーデンの水槽事例を「海水魚」と「淡水魚」という区分けでご紹介いたします。
目次
海水水槽 レイアウト事例
30cm海水魚水槽(小型海水魚水槽)
横幅30㎝と小型サイズですが、インパクトのある岩組と白いサンゴアイテムでゴージャスなレイアウトに仕上げました。
熱帯魚たちが優雅に泳げるスペースも確保しています。
小型水槽ながら奥行を感じさせるコツは、立体感を意識した岩組と小物の配置です。
カラフルなアイテムを使い、楽園ムードあふれる華やかなレイアウトに仕上げました。
60cm海水魚水槽
イベントのコンセプトに沿った華やかな水槽レイアウト。
アイテムの配置、エアレーションの出し方にもこだわって作りました。
白い砂を敷くことで、全体的に明るいレイアウトに仕上がります。
ブルーのバックシートにカラフルな熱帯魚の存在感が映える海水水槽。
程よい彩色のアイテムをバランスよくレイアウトすることで、過度な派手さを避け、院内の落ち着いたムードにも調和します。
90cm海水魚水槽
インパクトのある大きな岩組みがポイント。
カラフルな水槽アイテムを多く配置し、明るい海の世界を表現しました。
色彩豊かな熱帯魚たちが、青い背景と白い砂によく映えますね。
産婦人科の海水魚水槽です。
透明感を重視し、中心から上部に抜けを作ることで、お魚が宙に浮いているような軽やかなレイアウトを実現しています。
120cm海水魚水槽(サンゴ水槽)
サンゴ、イソギンチャク、熱帯魚を長期飼育しています。美しいサンゴたちは芸術的な美しさを感じます。
サンゴ専用ライトの選定にも力を入れました。
サンゴの飼育に適応したメタルハライドランプで照らし出される水槽は、華やかながら落ち着きと透明感を感じさせます。
サンゴの色味に統一感を出し、岩組に緩急をつけたのがレイアウトのポイントです。
150cm海水魚水槽
存在感のある3つの岩組みと、カラフルなアイテム、色鮮やかな熱帯魚(カクレクマノミ、クロユリハゼ、イエローコリス、デバスズメダイ、アカネハナゴイ、ヒレナガハギ、ルリヤッコなど)を選定。
青い照明と透明感を演出するために、上部に余裕があるレイアウトに仕上げました。
ダイナミックに岩組をレイアウトし、迫力と美しさを演出しました。
神秘的でゴージャスなサンゴ水槽ですが、色味のトーンを統一することで、洗練されたオフィス空間にも調和します。
サンゴ水槽のレイアウト事例はコチラです。
180cm海水魚水槽
ディズニー映画をモチーフにしたカラフルなレイアウト水槽。
熱帯魚は、映画に登場するカクレクマノミ、ナンヨウハギ、キイロハギなどを選定。
小さなお子さまにも大人気のアクアリウムです。
両面仕様の岩組みレイアウトにもこだわって作りました。
オフィスの壁にはめ込んだ大迫力の180㎝水槽。お魚が持つカラフルな色彩を活かすため、色味を抑えた岩組のレイアウトがポイント。
華やかながらシックな印象の大型水槽はビジネスシーンにもぴったりです。
超大型海水水槽
水族館級の超大型水槽のレイアウトのポイントは、均整の取れた岩組を配置。
鮮やかなヒフキアイゴの群泳を見せることをコンセプトに、シンプルながら大迫力の水槽実現しました。
【プロが教える】海水水槽レイアウトのポイント
- デトリタス(生体にとって有害な汚れ)が溜まらないように、ライブロックによって水槽全体がよどみなく水流が流れる様に組むと良いですよ。
- バックスクリーンは、青色がおすすめ。海をイメージした明るい印象になります。
- 飾りサンゴとアイテムの色合い、大きさのバランスを大切にする(例:飾りサンゴ大、大、小ではなく大、中、小)
海水魚水槽におすすめの熱帯魚はこちらの記事をご参考ください↓
淡水・水草水槽 レイアウト事例
30cm淡水魚水槽(小型淡水魚水槽)
横幅30cmとコンパクトな水槽サイズですが、ボリュームのある水草レイアウトは存在感抜群。
小さくても癒し効果は絶大です。
ちょっとしたスペースに設置できるのもこのサイズならではです。
流木を中心に、高さを意識した水草レイアウトがポイントです。
小ぶりな水槽の特性を活かし、密度のあるレイアウトを組むことで充実したイメージを作ることが出来ます。
60cm淡水魚水槽
バックスクリーンを青色にして、子供たち向けに明るいイメージに仕上げました。
流木と大きな石を配置することで、リアルな自然感を演出。
お魚紹介カードを貼ることで、見る人がもっと楽しめる水槽になります。
高さのある水草を用いた、動きのあるレイアウトがポイントの淡水水槽です。
お魚の動きや水流に合わせてたゆたう水草が、様々な表情を見せてくれます。
60㎝の水槽で自然に近い水景を楽しむことができます。
90cm淡水魚水槽
バックシートを黒色にすることで、水槽全体が締まって見えます。
水草は、若々しいグリーンのアマゾンソードなどを豊富に配置。
自然美あふれるレイアウト水槽に仕上げました。
さまざまな種類の水草、存在感のある流木、岩をバランスよく配置しました。
赤や黄色、オレンジの魚たちの色彩がよく映えます。
エアレーションの効果で、リラックス効果も倍増しています。
瑞々しさが印象的な90㎝水槽は、左右対称を意識した水草レイアウトがポイント。
生き生きとした緑と、深い色味の流木がクリアな両面仕様の水槽に清涼感を与えます。
120cm淡水魚水槽
枝ぶりの良い流木を配置し、豊富な水草で上げています。
白く輝くプラチナエンゼルが水槽内をより華やかに演出していますね。
大型水槽ならではの迫力のあるレイアウトが特徴です。
150cm淡水魚水槽
エアーカーテンで幻想的なレイアウトを作りました。
おしゃれな仕切りの役割としても活躍しています。
180cm淡水魚水槽
マンションエントランスに大型の水草水槽を設置。
オフホワイトで統一されたエレガントな空間に、黒をバックにした瑞々しい淡水水槽が映えます。
遠目からも存在感を感じる、ダイナミックな流木のレイアウトがポイントです。
300cm淡水魚水槽
さまざまなタイプの水草をダイナミックにレイアウトしました。
熱帯魚は、色鮮やかなカージナルテトラ、ラスボラエスペイ、コンゴテトラなどを選定。
まるで、一つの物語を見ているような幻想的な水草レイアウト水槽です。
オフィス内の壁にはめ込んだ大型水槽、レイアウトは軽やかさがポイント。両面仕様の水槽の透明感を活かして、抜けの有るレイアウトに仕上げました。
水の流れを感じる、動きのある水景が明るいオフィスに癒しを与えます。
【プロが教える】淡水水槽レイアウトのポイント
- 水草水槽全体の中に3割程度赤系の水草をポイントで使用するとバランスが良い。
- 前景草、中景草、後景草と背面に行くにつれて水草の高さが高くなる様に植栽すると良い。
- 木の組み方、水草の種類(形、色)のバランスが大事
これらのポイントを抑えると、水槽内が見渡しやすくなります。
淡水魚水槽におすすめの熱帯魚はこちらの記事をご参考ください。
他にもアクアリウムレイアウト事例は数多くございます
ご紹介した中に、お好みの水槽レイアウトはありましたか。
海水・淡水・水草など…水槽レイアウトはそれぞの良さがあります。
- ポップで明るいレイアウト
- カラフルで楽しいレイアウト
- グリーンを多めにし、癒しを強調したレイアウト
- バックシートでレイアウトのイメージチェンジ
- 水槽内にこだわりのアイテムを入れたレイアウト
水槽レイアウトを考えるだけで楽しくなります。
レイアウトにお悩みの方は、ぜひ一度事例集をご覧ください。
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