水槽用ディフューザーとは!エアレーションとの違いやおすすめ機種
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水槽用ディフューザーとは水槽内に酸素を送り込み、溶存酸素量を増やすとともに水流も発生させる機材です。
外部フィルターに接続して水槽内に空気を送るディフューザーは、エアーポンプよりも強めに水槽の中に空気を送ることのできる優れものです。
やや通好みのパーツではありますが、便利な水槽用アイテムの一つです。
今回は、そんな水槽用ディフューザーについて紹介していきましょう。
水槽用ディフューザーについてや、メリットとデメリット、おすすめの機種をご紹介します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽用ディフューザーを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽用ディフューザーはエアーポンプ+エアストーンのエアレーションと比べて使用している方の少ない酸素供給方法です。
しかし、エアレーションよりも強い水流をおこせることから水槽内の循環が良くなるなどメリットもあります。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽用ディフューザーについてを解説します。
水槽用ディフューザーとは?
水槽用ディフューザーとは、水槽内に酸素と水流を送るパーツのことです。
いわゆる、外部フィルターのオプションパーツであり、ディフューザーを使用するには、必ず外部フィルターを別途用意する必要があります。
使用方法は簡単で、外部フィルターの吐出口に装着するだけです。
似た効果のある機材としてエアーストーンやエアーポンプがありますが、通常のエアレーションよりも。ディフューザーはより強めの水流を作れるのが特徴でしょう。
そのため、水槽用ディフューザーは泳ぎが得意で水流を好む生体の水槽に採用されるパーツです。
淡水熱帯魚はもちろん、日本淡水魚などにもおすすめで、底物熱帯魚とも相性が良く飼育環境を最適化できます。
水槽用ディフューザーを使用するメリット、デメリット
水槽用ディフィーザーを使用する上でのメリットとデメリットを解説します。
水槽用ディフューザーを使用するメリット
なんといっても水流をおこせることと酸素供給が同時に行えるのが大きなメリットです。
水流によるメリットがある!
水槽用ディフューザーは、水流によって飼育水の循環を少し強めることも可能です。
魚たちの運動量を増やしたり、水流や酸素供給力がおだやかな外部フィルターのろ過をサポートしたりする効果があります。
また、溶存酸素が増えることで水質悪化を防ぎやすくなるなど、水を汚しやすい肉食魚や大型魚に使用することが多いです。
電気代の節約になる
たくさんの水槽機器を設置していると思った以上に電気代がかさむことがあります。
エアーポンプも電源が必要な機材ですので、電気を消費します。
しかし、水槽用ディフィーザーは、主に外部フィルターへ取り付けて使用するため、ディフューザー自体の電源はいらず、電気代の節約につながります。
水槽周りがスッキリして見える
エアストーンを水槽の中に入れると、水槽底面付近でスペースを取ってしまい、意外と目立ちます。
水槽用ディフューザーは、水槽用ディフューザー自体の大きさもあまり大きくはありませんので、レイアウトの邪魔にならず水槽をスッキリ見せることができます。
また、ちょっと上級なパーツをつけている本格的なアクアリウム、というようなかっこいい雰囲気を演出することもできる出来るでしょう。
細かい気泡を生み出せる
エアーポンプを使った気泡は、立ち上るように水面に向かって動きますが、気泡のサイズはやや大きめです。
水槽用ディフューザーは、小さく細かい泡を直線状に水槽内に拡散できるので、シャープな美しさがあります。
ゆったりした雰囲気を演出するにはエアーポンプ+エアストーンがおすすめですが、クールな雰囲気がお好みの場合は水槽用ディフューザーもおすすめです。
アロワナの飼育におすすめ
アロワナは本来、あまり水流の無い地域で生活していますが、水槽で飼育する場合には、ある程度の水流が無いと運動不足になったり、エラがめくれてしまうことがあります。
そこで、アロワナ水槽にディフューザーを使用すると、水槽内に適度な水流を起こすことができ、運動不足やエラめくれの改善につながります。
また、ディフューザーから出るエアーをアロワナに当てることで、うろこを美しく保つ効果も。
外部フィルターでアロワナを飼育する場合には、おすすめしたいパーツです。
水槽用ディフューザーを使用するデメリット
水流をおこすため、多少音がするなどデメリットもあります。
動作音がする・水が跳ねやすい
ディフューザーは水中に空気を送り出すため、若干動作音がします。
エアーポンプなどを使用している方からすると、ディフューザーのほうが静かだと感じる場合もあります。
しかし、寝室などの静かな部屋に水槽を置いていると、音が気になることがあるので要注意です。
また、勢いが強いので水撥ねがしやすいのもデメリットの一つです。
海水魚水槽で使用することもできますが、塩ダレになりやすいので注意しましょう。
強い水流が生まれる
ディフューザーの吐出口は狭く作られているため、接続することで水槽内に強い水流が生まれます。
水流を好む生体を飼育しているならば問題ありませんが、強い水流が苦手なベタなどの熱帯魚やボララスなどの小型魚には使用しないようにしましょう。
また、基本的には外部フィルターでしか使用できないので、使用しているろ過フィルターに接続できるか確認してから購入するのが良いです。
水槽用ディフューザーのおすすめ製品
水槽用ディフューザーは、使用しているろ過フィルターや飼育生体に合っている物を選びましょう。
エーハイム ディフューザー
水槽用ディフューザーの定番アイテムです。
エーハイムのクラシックフィルターは使用しているユーザーも多いので、必然的にエーハイム製の水槽用ディフューザーを採用する場合も多いのではないでしょうか。
エアー量の豊富さならば、エーハイム ディフューザーが一番です。
また、本体が黒色なので汚れが目立ちにくいですし、パーツごとの分解が可能なので、掃除がしやすいのもおすすめの理由です。
チョイス バブルチョイス
バブルチョイスの大きな特徴は、水流分散板による優れた水流調整機能です。
水流を調整しやすいので幅広い生体に使用できます。
独自の構造で空気中の酸素を取り込み、水中に吐出します。エーハイムの外部フィルターにも接続可能です。
また、シンプルでコスパが良い点からもおすすめな製品でしょう。
まとめ:水槽用ディフューザーとは!エアレーションとの違いやおすすめ機種
水槽用ディフューザーにはあまり馴染みがない、という方も多いかもしれません。
しかし、水槽用ディフューザーは、水槽のレイアウトを壊さずに酸素を取り込めて、なおかつ水流を生み出せることから、通好みのアイテムとして活用されています。
水槽ディフューザーを使用するには外部フィルターが別途必要なため、自分の飼育環境で使用できるのか?を確認してから導入を検討しましょう。
接続に必要なチューブやディフューザー自体は安価ですので、簡単に導入可能です。
エアーポンプやエアーストーンをご検討中ならば、ぜひ水槽用ディフューザーも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
その他の水槽用機材についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
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