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大切に飼育している熱帯魚には長生きしてほしいもの。
では、そもそも熱帯魚って何年ぐらい生きるものなのでしょう。
ペットのなかには、飼育し出したら一生をかけて面倒を見ることになるぐらい長寿な動物もいますが、熱帯魚や金魚にはそんな種類はいるのでしょうか。
せっかく飼育するならば長生きする種類を飼育したい!という方もいますよね。
そこで今回は、長寿な魚の特集です。
熱帯魚・金魚の強健種ベスト10とともに、熱帯魚を長生きさせるコツもご紹介していきます!
熱帯魚や金魚の平均寿命ってどのくらい?
長寿な熱帯魚といいますが、熱帯魚や金魚は何年ぐらい生きれば長寿な部類に入るのでしょうか。
それにはまず、魚の平均寿命を知っておく必要があるでしょう。
熱帯魚や金魚の寿命は種類や飼育の仕方によるところも大きいのですが、平均すると1年~10年程度のことが多いようです。
一般的に大型種の方が長生きで、よく飼育されているような小型の熱帯魚の寿命は1年~3年程度とされています。
つまり、10年以上生きる種類は比較的長寿なお魚といえそうですね。
長寿な魚とは?熱帯魚・金魚の強健種ベスト10
それではさっそく長寿な熱帯魚・金魚ベスト10をご紹介していきましょう!
1位:錦鯉(10~35年)
長生き第1位は錦鯉です。
池などの屋外で普通に飼育していれば20年~30年程度は生きるといわれており、長いと70年以上生きている錦鯉もいるのだとか。
実は水槽でも飼育することができるのですが、こちらの寿命は10年~15年程度とちょっと控えめ。
やはり広いところで飼育した方が寿命は延びるようですね。
ちなみに、ギネス記録にも認定された一番長寿の錦鯉は、日本で飼われていた226歳だと言われていますが、真偽のほどは定かではありません。
しかし、錦鯉ならそのくらい生きられる!と思えるほどのポテンシャルを持っています。
2位:アロワナ(10~30年)
2位は古代魚の代表格アロワナで、寿命は10~30年程度となりました。
アロワナは飼育環境によって寿命が変わることが多く、自然環境下であれば40年程度、養殖場などの大きな水槽の中ならば30年程度生きる個体も存在するようです。
家庭の水槽の中だと10年~15年程度が寿命といわれていますが、飼育の仕方によってはもっと伸ばすこともできるかもしれませんね。
3位:カクレクマノミ(6~20年以上)
映画のキャラクターで人気のカクレクマノミも長寿な魚です。
自然環境では、6~10年程度が寿命のようですが、水槽で飼育している場合寿命はさらに延び、環境が良ければ20年ほど生きたカクレクマノミもいるといわれています。
可愛らしいイメージのあるカクレクマノミですが、意外とタフなお魚のようですね。
4位:オスカー(10~20年)
4位にランクインしたのは、アマゾン川原産のオスカーです。
人に懐くことからペットフィッシュとも呼ばれるオスカーの寿命は、平均して10年以上。
長いものでは20年生きることもあるので、末永く飼育を楽しみたい方にはぴったりの熱帯魚です。
5位:レッドテールキャット(10~20年)
愛嬌のある顔立ちが人気のナマズの仲間、レッドテールキャットが第5位となりました。
レッドテールキャットの平均寿命は10年程度、環境によっては20年生きるともいわれています。
体長も80cm程にまで成長するので、軽い気持ちで飼育してしまうと大変なことになるお魚です。
6位:タテジマキンチャクダイ(10~20年)
海水魚らしいカラフルさが人気のタテジマキンチャクダイは、大型のヤッコ類に分類される海水魚です。
平均寿命はこちらも10年以上となかなか長寿な傾向にあるようで、長いものだと20年は生きているとか。
体長35cm程度まで成長するので、飼育するときには90cm以上できれば120cmの大型水槽で飼育してあげましょう。
7位:ポリプテルス(10~15年)
恐竜みたいな背びれが格好いいポリプテルスも長寿なお魚です。
平均寿命は10~15年程度と長めなので、じっくりと飼育を楽しむことができます。
肉食魚ですが人工飼料でも飼育が可能なので、古代魚を飼育してみたい方にはおすすめです。
8位:和金(8~15年)
意外かもしれませんが、縁日でよくみる金魚すくいの金魚、和金も実は長寿なお魚です。
縁日ですくってきた金魚はすぐに死んでしまうイメージがありますが、それは元々が弱っていたり飼育環境が整っていないから。
ちゃんと飼育すれば、8~15年は生きるタフなお魚なのです。
9位:プレコ(5~12年以上)
水槽のお掃除役プレコが第9位です。
プレコの寿命は種類によるところが大きく、小さなタイガープレコは5年程度、ポピュラーなセルフィンプレコは10年程度、一番長寿なのがブッシープレコで、平均して12年~中には15年以上生きるものもいます。
10位:コリドラス(5~10年以上)
小さな体に似合わず長寿なのがコリドラスです。
平均寿命は5~10年程度、飼育環境が良ければそれ以上に生きる個体もいます。
なぜこんなに長寿かというと、コリドラスは小さくともナマズの仲間に分類される熱帯魚だからということがいえるでしょう。
このランキングでも何度か出てきているように、ナマズはお魚の中でも長寿な生き物。
コリドラスもその特性はしっかりと持ち合わせているのですね。
番外編:二ホンウナギ(5~80年以上)※生息環境による
飼育魚ではありませんが、番外編として挙げておきたいのが二ホンウナギです。
自然界だと5~10年程度で人間につかまってしまうか、死んでしまうことがほとんどといわれています。
この死んでしまう原因が実は産卵で、二ホンウナギは雄雌ともに産卵を終えると息絶えてしまうはかない習性をもっているため、自然界では短命で終わってしまいます。
しかし、養殖場などで産卵することがなかったため、最長で80年生きたウナギもいるとのこと。
環境によっては人間並みに生きていられるポテンシャルを持っているウナギ、食べたら元気になれるといわれているのも納得です。
熱帯魚や金魚を長生きさせるコツを解説
長生きできる種類のお魚でも、飼育環境によって寿命は大きく変わります。
逆に短命といわれる熱帯魚でも、飼育環境が良ければ長生きさせることもできるのです。
熱帯魚や金魚を長生きさせるコツを解説してきます。
元気な個体を選ぶ
飼育する熱帯魚を選ぶときには、元気で活きのよい個体を選ぶようにしましょう。
水槽の中を元気に泳ぎ回っているような個体ならば問題ありません。
また、身体に傷はついていないか、病気にはかかっていないかなどもチェックポイントです。
水質や水温の管理を徹底する
熱帯魚が暮らす水の環境を整えることは、健康に長生きしてもらうための基本です。
熱帯魚や金魚にはそれぞれ適正とされる水質や水温がありますが、これらの環境を維持することを徹底しましょう。
具体的には、PH値を適正で安定させること、水温を一定に保つことなど水作りの基本といえるようなものですが、これが長寿の秘訣です。
過密飼育は避ける
過密飼育は魚のストレスになるだけでなく、魚同士のけんかを引き起こし体を傷つけてしまう原因となってしまいます。
人間にとっては少しさみしいかもしれませんが、「空きすぎかな」というぐらいの方が縄張りを刺激されず、魚にとっては居心地の良い環境なのです。
とはいえ一匹で飼育すればよいというわけでもありません。
群れることを好む熱帯魚は、一匹でいると不安に襲われ逆にストレスになってしまいます。
飼育している熱帯魚の性格をよく考えて、適正な数の生体を飼育するとよいですね。
餌は複数の種類をバランスよく少なめに
長寿の秘訣は食事!とよくいいますが、熱帯魚や金魚も同じです。
総合栄養食といわれる人工餌でも、一種類の同じ餌ばかり食べていると栄養が偏ってしまうことがあります。
餌は一種類に限定せず、人工餌や活き餌など複数の種類をバランスよく与えるとよいでしょう。
また、長寿に肥満は大敵です。
餌のやり過ぎは肥満の原因になりますので、少なめにあげることを心がけましょう。
まとめ:長寿な魚とは!熱帯魚・金魚の強健種ベスト10!長生きのコツも解説!
熱帯魚というと、どこか繊細で短命なイメージがあるかもしれませんが、中にはとても丈夫で長生きな種類もいます。
しかし、どんなに丈夫な種類でも飼育環境が整っていないと、長生きはできません。
魚にとって暮らしやすい、ストレスフリーな環境を整えてあげましょう。
また当たり前ですが、長寿なお魚を飼育するときには、必ず最後まで面倒をみるという覚悟を持って飼育することも大切です。
途中で投げ出してしまわないよう、よく考えてから飼育を始めましょう。
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