コロソマとは!自宅で飼育できるのか?飼育可能な種類と必要な設備

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「水族館で見るような大きな魚を自宅で飼育してみたい」という憧れを抱くアクアリストは多いもの。
飼育用に流通している熱帯魚は、飼育がしやすい小型~中型のラインナップが多いイメージですが、実はアクアリウムショップで販売されている観賞魚にも非常に大きく成長する魚種がいます。
その一つが、ネオンテトラなどと同じカラシンの仲間であるコロソマです。
成魚になると特徴的な体の厚みが出るコロソマは、幼魚の頃とは全く異なる見た目とサイズに成長するので、購入する前に飼育に必要な設備や飼育方法について知っておくことが重要でしょう。
今回のコラムではカラシンの大型種コロソマの自宅飼育について考えていきます。
また、コロソマ飼育は難しい…と感じる方のために、飼育しやすいコロソマの近縁種やコロソマのマメ知識もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにコロソマの自宅飼育について解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
コロソマは最大で体長100cm程まで成長することもある、大型カラシンの仲間です。
重厚な見た目が魅力ですが、一方特注サイズの水槽を用意しなければならないなど、自宅での終生飼育はハードルが高めでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、コロソマの自宅飼育について解説します。
コロソマとは

コロソマはアマゾン原産の大型カラシンです。シックな色合いのブラックコロソマと赤みが入るレッドコロソマ(近縁種)の2種が知られており、厳密にはコロソマはブラックの方を指します。
カラシンというとネオンテトラなどの小型種が頭に浮かびますが、コロソマは体長約50~100cm、体重は30kg以上という圧倒的なスケールを誇るカラシンの最大種。
飼育下で100cmになることはあまり無いようですが、それでも丸っこく厚みのある体は存在感抜群です。
この体格から市販の規格水槽では終生飼育が難しく、アクアリウムショップではもう少し飼育しやすい近縁種が販売されています。
得意な水質は水温25~28℃程度、pHも6.0〜7.5くらいと適正範囲は広めですが、大きく成長する分フンの量が多く、酸素もたっぷり必要なところには注意が必要です。
大きな水槽と強力なろ過装置、定期的な水換えが欠かせないなど、決して簡単には飼育できないところが、まさにアクアリストの憧れと称される所以でしょう。
自宅で飼育できるコロソマの種類

体が大きなコロソマを自宅で飼育するには、大量の水を確保できる特注サイズの大型水槽が必須です。150cm以上の水槽設置となると自宅の床の補強など、大掛かりな準備が必要となることから、コロソマの自宅飼育はほとんどの方にとってロマンの領域と言えるでしょう。
しかし、どうしてもコロソマを飼育してみたいという方のために、ここでは入手しやすいコロソマと、一般的な飼育設備でも飼育に挑戦できるコロソマに見た目が近い魚をご紹介します。
レッドコロソマ
アクアリウムショップや通販での取り扱いが多く、最も入手しやすいコロソマの近縁種です。
幼魚の頃は赤みがあり一見ピラニアのような外見ですが、成長とともに赤みは消えて黒が強調された、コロソマっぽい丸みの強い立派な体格になります。
野生では最大100cm、飼育下では50~60cm程度で成長が止まることが多いようです。
丈夫で選り好みせずに何でも食べてくれるので飼育はしやすいですが、成長スピードが速くすぐに大型化するため、飼育当初から120cm以上の大型水槽を用意しましょう。
メチニスやパクーの仲間
レッドコロソマやブラックコロソマを飼育できる大きな水槽が設置できないものの、コロソマに似た雰囲気を持つ魚種を飼育してみたいという方におすすめなのが、メチニスやパクーの仲間です。
- メチニス
- ブラックベリーメチニス
- レインボーパクー
など、流通している品種だけでもバリエーションが豊富で、お好みの色柄を選べる楽しさがあります。
多くは中型程度のサイズ感なので、市販の規格水槽でも終生飼育が可能です。
コロソマの飼育方法

コロソマは適応できる環境の幅が広く何でもよく食べることから、設備面さえクリアできれば自宅でも十分に飼育が可能です。
とはいえ、元々は水族館で飼育されるレベルの大型魚ですので、自宅で飼育を始めるならばしっかりと情報を集め、最後まで飼育する覚悟を持ちましょう。
ここでは、コロソマを飼育するのにおすすめの設備や餌の与え方などについて解説します。
水槽サイズは150cm以上!
コロソマを終生飼育するには横幅150~200cm、奥行きと高さはともに60cm以上の水槽を用意する必要があります。
飼育下では60cm程度の大きさで成長が止まることも多いようですが、余裕を持って飼育をしてあげることで、コロソマものびのびと健康的に暮らすことができるでしょう。
ちなみに150cm以上の大型水槽は市販されていないため、ほぼオーダーメイド一択となります。
ろ過装置はオーバーフローがおすすめ
大食漢でフンが多く水を汚しやすい性質を持つコロソマは、オーバーフロー式などの強力なろ過設備で飼育するのが最適です。
オーバーフロー式では、ろ過槽のサイズがろ過能力を左右すると言っても過言ではありません。。コロソマ飼育では可能ならば水槽の横幅の2/3程度の大きさを確保し、メンテナンス性にも優れた3〜4層式のものを採用しましょう。
ろ過材についてはシンプルなセラミックろ材でも十分飼育できますが、サイズが小さいと目詰まりを起こしやすいため、全体的に通水性を意識した組み合わせにするのがベストです。
ただし、オーバーフロー水槽は水槽の重量にさらにろ過槽の重量が加わるため床の耐荷重には十分に注意してください。
しっかり強化し対策を施した上で設置することで、安全に運用できます。
餌は控えめにしよう
コロソマを健康的に飼育していくためには、餌の量は控えめを心がけるのが良いです。
また、育ちすぎの予防にも餌量のコントロールが効果的。特に成長期の食事量は成長スピードや最終的な体格に直結するため、餌の量を抑えめにすることで終生飼育がしやすくなるでしょう。
食性は雑食で、魚用の人工餌はもちろん野菜や果物からなんと犬猫用の餌まで何でも食べますが、通常は肉食魚用の『ひかりクレストカーニバル』や『オクトジャパン プレデター』などの人工餌を中心に、コストパフォーマンスに優れた金魚や錦鯉の餌、プレコ用の草食性の強い餌を与えるのも良い方法です。
コロソマのマメ知識

水族館では迫力ある姿を見せてくれるコロソマですが、実はあまり知られていない意外な一面を持つ魚です。
生息地アマゾン川での自然な生活も垣間見える、コロソマのマメ知識についてご紹介します。
草食性が強い!
コロソマはアロワナなどの大型肉食魚に通ずるような、渋みのある堂々とした存在感を放つ魚ですが、どちらかと言えば草食性を強く示します。
野生下では水面に落ちた木の実などを積極的に食べており、水槽内では柔らかい水草を好んで食べ尽くしてしまうことも。
とはいえ基本的には、口に入るものなら肉でも植物でも何でも食べてしまうので、コロソマの口に入るサイズの小型魚との混泳は避けましょう。
また、硬い木の実をかみ砕けるほど嚙む力が強いため、水に手を入れてうっかりかまれてしまうと危険です。
餌を与える時や水槽掃除の時は常にコロソマの動きに注意し、保温ヒーターやパイプ類もしっかりガードしてください。
食べると美味しい!
日本では観賞魚のイメージが強いコロソマは、実は世界では食べると非常においしい魚として親しまれています。
その味は淡水魚の中でもトップクラスと言われており、原産地のアマゾン地域では重要な食用魚です。
木の実を好んで食べていることからコロソマの身は臭みがなく、さらに肉厚で食べ応えも十分。美味かつパワフルなので、生息地では釣りのターゲットになることもあります。
しかし、食用に向いているからと言って日本で放流して良い理由にはなりません。
日本におけるコロソマの立ち位置は観賞魚であり、放流したら外来魚として駆除される対象になりかねません。
生態系を崩す原因にもなりますので、飼育を始めたら必ず最後まで責任をもって飼いきりましょう。
まとめ:コロソマとは!自宅で飼育できるのか?飼育可能な種類と必要な設備

コロソマはアマゾン川に生息する、カラシンの仲間の中でも最大級の大きさを誇る熱帯魚です。
野生では100cm、飼育環境でも50cm以上まで成長することから、自宅で終生飼育するには最低でも横幅150〜200cm、奥行きと高さはともに60cm以上あるオーバーフロー水槽などを用意する必要があります。
ここまでの設備を備えることが難しいときは、コロソマに雰囲気が似ているメチニスやパクーなどの中型魚を飼育するのがおすすめです。
水槽の中を悠々と泳ぐ圧倒的な存在感は唯一無二ですが、安易に飼育すると持て余してしまう可能性が高い魚種でもあります。
コロソマ飼育に挑戦する前に、本当に最後まで飼いきることができるのかをシミュレーションしてから飼育をスタートしましょう。
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