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超大型水槽とは!用途や設置に必要な条件、搬入や重量などを解説!

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「大きな水槽を置いてみたいけど、どれくらい費用がかかるんだろう?」
「超大型水槽ってどこで購入できるの?」そんな疑問を抱く方も多いと思います。

超大型水槽の設置には相応の金額はもちろん、制作や設置には専門の知識や経験も必要となります。

東京アクアガーデンでは、過去にいくつもの大型水槽の受注、生産、設置を行ってきました。そのノウハウをもとに、超大型水槽について解説していきます。

超大型水槽の用途や設置、搬入に必要な条件なども紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

超大型水槽とは


東京アクアガーデンでは、横幅180cm以上の水槽を超大型水槽としています。

一般的に、横幅120cmまでの水槽は、規格水槽と言われ量産されていますが、それ以上になると基本的にはオーダーメイドです。

超大型水槽は、板厚、重量、加工のしやすさなどの点から、ほとんどがガラスではなくアクリルで制作されます。アクリルはガラスと比べて加工がしやすいので、展示目的などによってはL字型の水槽や円柱型の水槽など特殊な形状での制作も可能です。

奥行や高さは60cm以上あることが多いですが、オーダーメイドでは設置する場所に合わせて細かく調整して制作できます。

こちらは、東京アクアガーデンで設置した特殊L字水槽の設置例です。

東京アクアガーデンではオーダーメイド水槽を販売しており、製作から設置場所までの運搬、設置作業を承らせていただいております
オーダーメイド水槽に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

超大型水槽の用途


超大型水槽はオーダーメイドであり、見た目のインパクト、水量の多さなどからアイデア次第でさまざまな場面で使用されます。

搬入、設置するためにいくつかの条件がありますが、それらをクリアすれば使い方は自由なのです。

超大型水槽はどのような用途で使用されるのかご紹介します。

大量の魚や大型魚の飼育用

超大型水槽は、大量の魚の飼育や、アロワナなどの大型魚、古代魚の飼育によく利用されます。

沢山の魚を飼育するためには、それなりの水量がないと水質が維持できません。また広いスペースがないと魚たちのストレスに繋がります。

大型魚や、大型になる種類が多い古代魚の飼育でも、単純に広いスペースが必要です。狭い水槽では背骨が曲がったり、何かの拍子で水槽に激突したりするなどのトラブルに繋がります。また大型魚は大食漢で水を汚しやすいため、水量の多い水槽で飼育するのが望ましいです。

壁に埋め込むような形で設置も可能なので、マイホーム建築の際に設置される方も多くいらっしゃいます。

こちらは、アロワナを複数飼育するための特注水槽の設置例です。

イベントや展示用

超大型水槽は、観光施設などでの水生生物の展示や、移動水族館などのイベントにもよく利用されます。

観光交流センターなどでは、その地域の特産品での水生生物の展示に採用されることが多いです。超大型水槽は置いてあるだけでインパクトがあり、メッセージ性の強い展示におすすめします。

また常設ではなく、移動水族館などのイベントで短期間だけの設置も多いです。イベントの目玉として超大型水槽を設置すればやはりインパクトが出て注目が集まります。

こちらは実際に東京アクアガーデンで特注制作した、2m50cmの超大型水槽の設置例です。

フロアの演出用

超大型水槽は、生き物の展示だけでなく、ライブイベントやテレビの収録などでも使用されます。

人が中に入ってパフォーマンスをしたり、アート作品に利用したりすることも可能です。水槽としてではなく、小型のプールをイメージすると使用の幅も広がるのではないでしょうか。

「まさか水槽でこんなことできるのかな?」という場合でも、一度相談をしてみることをおすすめします。オーダーメイドであれば、強度や形状などイメージに近づけての製作が可能です。

超大型水槽の設置に必要な条件


超大型水槽の設置は、ただ単に設置スペースを確保すればよいだけではありません。

事前にしっかりと条件を確認しておかないと、いざ設置というタイミングでトラブルを招きかねないです。

長大型水槽の設置に必要な条件を3つ解説します。

搬入について

タジマ(Tajima) ボックスレベルスタンダード 150mm BX2-S15


超大型水槽の設置で一番問題になるのが搬入に関わることです。

まず、基本的にはチャーター便での輸送になります。横幅2m程度の水槽は、広い間口の入口があれば、クレーンで吊りあげたり大人数で持ち上げての移動が可能です。いずれにしても輸送費だけでそれなりの費用がかかることを念頭に置いてください。

3mを超えるような大きさの場合、現場に材料を運び入れ、その場で施工することもあります。この場合でも、1枚1枚のアクリル板は大きなものになりますので、やはり搬入経路の確保が重要です。

また、設置場所は重量物に耐えられる床であることが求められます。水槽の容積に対して約9割の水量を入ますが、その重さに加えて水槽、水槽台、各種機材、ろ材などの重さが加わります。水槽一式の重さは、思いのほか重たくなりますので、場合によっては床下の補強工事が必要になることもあるので、注意してください。

運用について

水槽の運用については、専門業者に委託する場合と、ご自身で運用する2パターンがあります。

超大型水槽の運用は水量があり、水槽の高さもあることなどから手間がかかるので、専門業者に依頼することをおすすめします。水の交換だけでなく、コケ掃除、底砂掃除、ろ材の清掃などさまざまな作業が必要なのです。超大型水槽の場合、1つ1つの作業が単純に時間も掛かりとても手間と時間がかかります。

もちろん、ご自身で行うことも可能です。手間と時間はかかりますが、メンテナンス作業自体を楽しむ方も多くいらっしゃいます。

撤去について

超巨大水槽を撤去する場合も、専門業者に依頼することをおすすめします。

超大型水槽は撤去するときも、設置作業と同程度の規模になることが多いです。複数人での作業や、クレーンが必要になることもありますし、場合によっては現場で解体しながらの撤去となることもあります。

ついつい設置費用のことばかり考えてしまいがちですが、撤去費用もあらかじめ確認、把握しておきましょう。

超大型水槽の費用


超大型水槽の設置には、それ相応の費用が掛かります。

水槽以外にも費用が掛かりますので注意してください。

超大型水槽の費用について紹介します。

水槽の価格は板厚で大幅に変わる!

水槽の価格は、材料の板厚で大幅に値段が変わります。超大型水槽は水量が多く、それに耐える板厚が必要となり、10mm以上になることも多いです。

また横幅が2mを超える水槽は、接着などの加工も難しくなるので、必然的に値段が高くなります。水槽のサイズによって100~300万円を超えることも珍しくありません。

最近は原材料不足、高騰などにより、不安定な状態が続いています。そのため水槽の目安価格を明記できませんが、超大型水槽はオーダーメイドのみで制作可能です。

イメージに近いものを制作できるのか、搬入設置の人員を手配するといくらかかるのか、サービスはよいかなど総合的に見て理想にあった業者をえらびましょう。

こちらの公式オンラインショップでは、水槽の製作過程をレポートしていますので、ぜひ参考にしてください。

オーダーメイドアクリル水槽の製作工程レポート|東京アクアガーデン

オーダーメイドのアクリル水槽は、どんな工程を経て製作されるのか、をまとめました。軽量で割れに強いアクリル水槽は防災上でも安心です!丁寧に作られたアクリル水槽の透明度は抜群です。是非ご覧ください!

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水槽台や機材の金額

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超大型水槽の導入には、水槽だけでなくさまざまな周辺機材の価格もかかります。

水槽台、ろ過槽、ポンプ、ライト、天板など意外と多くのアイテムが必要です。すべてのものが超大型水槽に見合ったサイズやパワーのあるものになるので、金額も高くなります。

特に超大型水槽の水量に耐えられる強度の水槽台となると、より高価なことが多いです。また水槽台は鑑賞性を左右するものなので、理想に近いものを作成できるのか、オプション加工が豊富かどうかなども業者を選定する際のポイントとなります。

水槽本体の値段に目がいきやすく、周辺機材の値段は盲点になりがちです。周辺機材の金額は、水槽本体に比べれば安いですが、積み上げていけばそれなりの金額になりますので注意してください。

公式オンラインショップでは、アロワナ用水槽セットも販売しています。
オーダーメイドであれば、さらに大きな水槽も制作可能です。


※弊社運営の別サイトが開きます。

まとめ:超大型水槽とは!用途や設置に必要な条件、搬入や重量などを解説!


超大型水槽について解説しました。

超大型水槽は、設置するだけでインパクトを作れるので、一般家庭だけでの観賞魚飼育だけでなく、イベントや移動水族館などでも活躍します。

費用や設置できる条件などクリアすべき点はありますが、それだけ得られるものも大きいのではないでしょうか。

東京アクアガーデンでは、数多くの超大型水槽の設置、メンテナンスを手掛けてきました。その実績により培ってきたノウハウによって多くのお客様から喜びの声を頂いております。

超大型水槽については、こちらのコラムも参考にしてください。



過去の事例にない水槽でも承る可能性もありますので、ぜひ一度ご相談ください。

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