熱帯魚飼育を始めるなら冬をおすすめする3つの理由とは

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熱帯魚やアクアリウムから連想する季節と言うと、多くの方が夏を思い浮かべるのではないでしょうか。
涼し気な水の流れや魚の動きは、夏の暑さをやわらげる効果が期待できるため、夏に水槽を始めたいと考えがちです。
しかし、水槽管理の観点で見ると夏は管理がとても難しい季節。初めてアクアリウムに挑戦するならば、実は冬の方が向いています。
今回のコラムでは、熱帯魚飼育を始めるならば冬がおすすめな理由をご紹介します。
記事の後半では、水槽をスムーズに運用していくための冬ならではの注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに冬に熱帯魚飼育を始める理由を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
熱帯魚飼育を始めるならば、気温の変化が少ない冬がおすすめです。
安定した環境を整えやすく、スムーズに水槽を立ち上げることができます。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、冬に熱帯魚飼育を始める理由を解説します。
冬に熱帯魚飼育を始める理由3つ

一年を通して温暖な地域に暮らす熱帯魚にとって、日本の冬はとても厳しいものです。そのため、冬は熱帯魚飼育に向いていないと思われがちなのですが、実は初めて熱帯魚飼育に挑戦するならば、冬がおすすめ。
冬の間に立ちあげて水槽を安定させておけば、長期飼育に繋がりやすくなります。
ここでは、冬に熱帯魚飼育を始めることをおすすめする理由を3つご紹介します。
水槽用ヒーターを使えば水温を安定させやすい
冬は夏に比べて、飼育水の水温を安定させやすいです。
熱帯魚は日本に暮らす魚に比べて水温の変化に弱く、一年を通して22~28℃程度を維持し続けなければなりません。
この適水温を保つため、熱帯魚水槽では水槽用ヒーターや水槽用クーラー、冷却ファンなどの機材を使用します。
水槽用ヒーターはその名の通り水を温める機材で、水槽に直接設置するだけで適水温まで飼育水を温めて保温をしてくれます。あらかじめ設定された温度に維持してくれるものや、水温を設定できるものなどいくつかタイプがありますが、どれも比較的安価で購入できて使い方も簡単なので、初めてでも取り入れやすいです。
一方水槽用クーラーは水を冷却する機材で夏場に水温の上昇を防ぐ効果が期待できますが、設置できる環境に制限がある上に高価なため、初心者の方にはハードルが高く感じるでしょう。水を冷やすものとしては冷却ファンもありますが、こちらは水面に風を当てて水を冷やす仕組みなので、効果は控えめです。
上記のような機材の特徴から、アクアリウムでは温まってしまった水を冷やすよりも、冷たい水を温める方が容易なため、ヒーターで加温すれば目的の水温を維持しやすい冬の方が熱帯魚飼育に向いていると考えられています。
水質が悪化しにくく、水質をコントロールしやすい
夏に比べて水が悪くなりにくく、水質をコントロールしやすいというのも、冬をおすすめする理由です。
水は冷たい状態よりも温かい方が腐りやすいというのは、なんとなく想像できると思いますが、これには水中にいる硝化バクテリアの働きが関係しています。
硝化バクテリアは、水の汚れの原因となるフンや餌の食べ残し、悪くなった水草などの有機物を分解して害の少ない硝酸塩に変えてくれる働きをする、水のろ過になくてはならない存在です。バクテリアが活発であるほど水中に汚れが溜まりづらくなり、清潔で安定した状態を維持できるため、水槽管理ではバクテリアが活性化しやすい状態を作り出すことが求められます。
硝化バクテリアが活発になるのは、酸素が豊富で水温が27~28℃程度の環境。
先程もお話した通り冬は水槽用ヒーターを使って希望の水温を維持しやすいですが、夏は水温の管理が難しい上、さらに酸欠が起こりやすいなどの悪条件が重なります。
バクテリアの働きが弱まると水中に有害な成分が蓄積して水の濁りや臭いが発生したり、最悪の場合魚が死んでしまったりといったトラブルが起こるため、注意してください。
飼育用品がお得に購入できるタイミングが豊富
一から飼育用品を集める場合、冬はお得に機材を購入できるチャンスが豊富です。
例えばブラックフライデーや、年末年始にはホームセンターやアクアリウムショップ、インターネット通販サイトで、お得なセールが開催されています。
また、そもそも冬はアクアリウムのオフシーズンであることからアイテムの値段が下がりやすいです。
初めて熱帯魚飼育に挑戦するとなると、水槽や水槽台、水槽用ヒーターなどの保温機材にろ過フィルター、照明などたくさんの機材が必要となるため、少しでも安く揃えられるタイミングを狙ってアクアリウムを始めるのが賢い運用法と言えるでしょう。
冬に熱帯魚飼育を始める注意ポイント

冬に熱帯魚飼育を始めると、たくさんのメリットがあります。しかし一方で、冬だからこそ注意したいポイントもあるため、しっかり押さえておきましょう。
ここでは、冬に熱帯魚飼育を始める際の注意ポイントを解説します。
熱帯魚を持ち帰るときはを保温しよう

アクアリウムショップなどで熱帯魚を購入したら、家に持ち帰るまでの間に水温が下がってしまわないよう、保温をすると安心です。
例えば熱帯魚をパッキングした袋を、保温効果のあるアルミバッグや発泡スチロールに入れるだけでも、そのまま持ち帰るより水温の低下を抑えられます。
バッグや箱の中にホッカイロなどを仕込んでおくのも良い方法です。この場合は、熱帯魚の袋にカイロが直接触れないよう注意します。
また、熱帯魚を購入したらできるだけ早く家に帰ることを心がけましょう。
水温の低下はもちろん、狭い袋の中は魚に大きなストレスをあたえるため、早めに大きな容器に移してあげてください。
水槽に導入する前に必ず水合わせをしよう
連れ帰った熱帯魚は、水槽に入れる前に水合わせを行います。
水合わせは、水質や水温の変化によって魚がショックを起こしてしまうのを防止する、重要な作業です。また、水合わせをすることで、熱帯魚は新しい環境にスムーズに適応できます。
水合わせのやり方は次の通りです。
- 水槽の水面に熱帯魚の入ったビニール袋を10~15分程度浮かべる(水温合わせ)
- 袋の水と熱帯魚をバケツに移す
- バケツの水を1/3程度捨て、水槽の飼育水を減った分程度少しずつ混ぜる
- 3の作業を3~4回繰り替える
- 問題が無ければ生体だけをすくって水槽に移す
水槽の水に慣らす作業は、市販の水合わせキットを使うと簡単です。
水合わせは手間と時間がかかりますが、熱帯魚を健康に飼育するための大切なステップですので、必ず行いましょう。
想定よりも電気代がかかることがある
アクアリウムでは様々な機材に電気を使用するため、ランニングコストとして電気代がかかります。
特に冬場は、水槽用ヒーターの稼働状況によって電気代が変動しやすいです。
水槽用ヒーターは、設定温度よりも水温が下がったことを感知すると稼働し、水温が戻ると自動的に停止します。
稼働率の上昇に比例して電気代も上がっていくため、電気代を節約したいときは、室温が暖かく安定している場所に水槽を置いて、水槽用ヒーターの稼働率を下げる方法がおすすめです。
水換えによる水温の急変に注意
先程も触れた通り、水温の急低下は熱帯魚に大きなダメージを与えます。
水換えの時に水槽よりも温度の低い水を注ぐと、水温の急変を引き起こす可能性があるため、十分に注意してください。
冬場は水道水の温度が低めなので、お湯を混ぜたり、日光の当たる場所に汲み置きしたりなどの水温を上げておく工夫が必須です。
また、水槽に注ぐときには水温計でしっかり温度を確認してから使用してください。
まとめ:熱帯魚飼育を始めるなら冬をおすすめする3つの理由とは

今回は、熱帯魚飼育を冬に始めるメリットや注意点を解説しました。
日本に住む魚に比べて水温や水質の変化に敏感な熱帯魚を飼育するには、飼育水の安定が欠かせません。
冬は水が冷たくなりやすいですが、水槽用ヒーターを使用すれば比較的簡単に希望の水温を維持できます。
また、高水温の心配がなく水質の悪化や酸欠が起こりにくいことから、水をきれいにしてくれるバクテリアが活発になって清潔な環境を保ちやすいところも、冬飼育のメリットでしょう。
冬に水槽を始めれば、涼を求める夏にはきれいで安定したアクアリウムを楽しむことができます。
ぜひ、この機会に熱帯魚飼育にチャレンジしてみてください。
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