メダカの飼い方
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外国アクアリウムメーカーの餌とは!独自の視点で作られた高品質な餌

コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。

アクアリウムにおいて毎日与える餌は、魚本来の美しさを引き出すための大切な要素の1つです。

また、栄養バランスの取れた高品質の餌を食べている生体は、病気にもかかりにくく、水槽内でも自然下にいる時と同じような生き生きした姿を見せてくれるでしょう。

今回のコラムでは、外国アクアリウムメーカーの人工飼料に注目し、特徴や魅力について解説していきます。

おすすめの高品質な餌8選も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プロアクアリストたちの意見をもとに外国アクアリウムメーカーの餌を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

日本のアクアリウムメーカーからさまざまな餌が販売されていますが、外国アクアリウムメーカーにも目を向けると、より餌の選択肢が広がります。

外国製の餌は独自の視点で作られているため、知識としてストックしておくと良いでしょう。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、外国アクアリウムメーカーの餌を解説します。

外国アクアリウムメーカーの餌とは

熱帯魚用の人工飼料メーカーというと、『キョーリン』『スドー』『ニチドウ』『GEX』『コメット』など、国産メーカーを思い浮かべる方も多いでしょう。

外国アクアリウムメーカーの餌も日本国内で多く販売されており、高品質で与えやすい人工飼料として高い評価を得ているのです。

ここでは、外国アクアリウムメーカーの餌の特徴について解説します。

日本とは異なる視点で作られた餌

海外では日本以上にSDGsの意識が高まっており、観賞魚用の人工飼料についても日本とは異なる視点で製造されていることが多いです。特徴として、無着色や防腐剤フリー、環境に配慮した素材を採用していることする餌などが挙げられます。

また、餌自体だけでなく、梱包素材も環境問題に配慮して製造されており、国産メーカーの製品と比較して簡易的な包装のものが多いのも特徴です。
「餌の容器が軽すぎる」「梱包がやや心もとない」と感じるかもしれませんが、餌の品質保持という必要な機能は十分に果たしていますし、プラスチックごみが出にくいように配慮しているメーカーもあります。

このような簡易包装には、資源に限りがある中でアクアリウムを持続可能な趣味として位置づけていこうという、外国アクアリウムメーカーの独自の視点を感じますね。

効果的な成分を採用している

セラ (sera) ビット ペット用 250ml

外国アクアリウムメーカーでは「健康な魚を育てる」という目的を主軸としています。国産メーカー以上に、はっきりとした効果や有効成分をパッケージに分かりやすく記載している製品が多く見られるのは、こういった理由からです。

新しく画期的な成分も積極的に採用しており、例えばシクロプスなど日本ではあまり耳慣れないプランクトンや貝類、ヨウ素などを添加している餌が発売されています。

効果的な成分をいち早く取り入れる外国アクアリウムメーカーの姿勢は、「独自性のある製品であること=選ばれ続ける製品」という理念を強く感じます。

パッケージデザインがかっこいい


外国アクアリウムメーカーの特徴として、餌の効果をパッケージの画像で表示するよりも、テキストで説明していることがほとんどです。

その分、使用される画像は健康的な魚のイラストや写真で確かな餌の効果をイメージさせるデザインが多く、スタイリッシュで魅力的なパッケージに仕上がっています。

また、英語表記のインパクトや美しさも、デザインとして目を引くポイントでしょう。

外国アクアリウムメーカーの餌おすすめ8選

独自の視点で作られた高品質な外国アクアリウムメーカーの餌8選をご紹介します。

海外メーカーの人工飼料には、効果的な成分が積極的に採用されており、パッケージデザインも目を引きます。

飼育する魚のタイプや食性に合わせて、外国のアクアリウムメーカーの餌を試してみましょう。

スペクトラムズジャパン テトラミン

テトラ (Tetra) テトラミン NEW 52g 熱帯魚の主食 水を汚さずキレイを保つ 食べ残しやフンが減少 熱帯魚 エサ フレーク

『スペクトラムズジャパン テトラミン』は、日本でも多くのファンがいるおなじみのフレーク状人工飼料です。幅広い熱帯魚に適応するベースフードとして、真っ先にテトラミンを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

初代のテトラミンは1955年に発売され、外国アクアリウムメーカーの餌でありながら日本でも古くから親しまれてきました。近年ではリニューアルしたNEWテトラミンが販売され、新技術である「プレバイオティクス」が導入されています。

プレバイオティクスの採用によって、生体の腸内に定着している善玉菌を増やす効果が期待でき、こうした技術を積極的に取り入れることは海外メーカーの特徴の1つです。

セラ オーニップNature

セラ (sera) オーニップ 60g

セラ社から販売されている『セラ オーニップNature』は、多くの魚たちにとって嗜好性が高いタブレットタイプの人工飼料です。

コリドラスやローチの仲間に与える際はそのまま沈下させることもできますし、水分を含ませて水面に貼り付け、魚たちが餌をつついて食べる様子も観察できます。嗜好性も高く、底物熱帯魚にも使える餌です。

オーニップを含むセラ社の「Natureシリーズ」は、人工着色料と防腐剤を含まないナチュラル志向の人工飼料として開発され、自然に近い原材料を積極的に採用しています。

セラ ミクロンNature パウダーフード

セラ (sera) ミクロン パウダーフード 50ml(25g)

『セラ ミクロンNature パウダーフード』は、非常に細かい粉末状の餌です。粒子が細かいため、小型熱帯魚や海水魚・淡水魚の稚魚に与えやすく、オタマジャクシの育成などにも使えます。

主原料として天然成分のスピルリナ藻を51%採用しており、ビタミンも添加されているので、病気に対する免疫力を高める効果が期待できる製品です。

こちらもNatureシリーズとして販売されている人工飼料のため、人工着色料や防腐剤を含んでいません。

セラ シュリンプNature

セラ (sera) シュリンプ ナチュラル 100ml

『セラ シュリンプNature』は、セラ社からエビ専用として発売されている、淡水・海水どちらのエビにも与えられる餌です。

主に植物性の天然成分を原材料としており、ヨウ素をたっぷりと含んだ海藻やイラクサの葉、やなぎの樹皮、ハンノキの実などから作られています。

沈下性でエビに与えやすく、長時間崩れにくいので水を汚さない点も高評価です。

セラ社のNatureシリーズは、自然素材を採用したうえで、生体それぞれに必要な栄養素をバランス良く配合しており、自然本来の発色や健康維持に役立ちます。

ナプコ オメガワン マイクロペレット スーパーベジ

ナプコ オメガワン マイクロペレット スーパーベジ 50g

『ナプコ オメガワン マイクロペレット スーパーベジ』は、淡水・海水を問わず、植物食傾向の強い幅広い魚種に与えられる餌です。

生ケルプやスピルリナなどの植物成分を贅沢に使用し、一般的なフィッシュミールや合成保存料を一切使用していません。

フィッシュミール(魚粉)は、多くの人工飼料に含まれていますが、使用している魚の種類まで表記されることはほとんどないでしょう。こちらの製品は「生ケルプ、サケ、オヒョウ、エビ類」と使用している魚介類を明記しており、安心感があります。

また、不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、魚本来の免疫力を高めて、ヒレや鱗を美しく保つ効果もあるのです。

ナプコ オメガワン フリーズドライ シュリンプ

ナプコ オメガワン フリーズドライ シュリンプ 26g

『ナプコ オメガワン フリーズドライ シュリンプ』は小エビをフリーズドライした餌で、着色料を使用していないため天然素材本来の自然な色をしています。

淡水・海水観賞魚のほか、水棲のカメやカエル・両生類なども喜んで食べる餌です。

こちらの製品のように、外国メーカーではクリルなども自然な色のままであることがほとんどで、魚の健康を第一に考えて製造されています。

ナプコ オメガワン マリーン・フレーク ガーリック

ナプコ オメガワン マリーン・フレーク ガーリック 62g

『ナプコ オメガワン マリーン・フレーク ガーリック』は、生のニンニクのほか、不飽和脂肪酸オメガ3と6を豊富に含んだ海水魚用の餌です。

食いつきが非常に良いだけでなく、水を汚す原因となるデンプンをつなぎとして使用していません。

また、原料として使用している魚の種類がオープンになっている点も大きな特徴です。
原材料には、サケ・オヒョウ・黒タラ・ニシン・オキアミ・カサゴ・エビ・イカ・タコ・ハマグリ・サケの卵・生ケルプなどが使用されており、海水魚の発色を促進してくれます。

suma シックビルダー スケール&テイル

suma THICK BUILDER SCALE &TAIL ベタ専用ベーシック飼料 20g

『suma シックビルダー スケール&テイル』は、ベタ専用のコンディショナーなどで人気の高いsumaの人工飼料です。こちらの餌もベタ専用で開発されています。

ベタのヒレや鱗をより美しく形成させるために、プロテインやビタミンを配合した高たんぱくな餌です。

まとめ:外国アクアリウムメーカーの餌とは!独自の視点で作られた高品質な餌

外国アクアリウムメーカーの餌の特徴や、おすすめの餌について解説しました。

外国製の人工飼料は、日本とは異なる独自の視点で作られている製品が多いのが特徴です。また、「健康的な魚を育てる」という目的を意識した、着色料・防腐剤フリーの餌も豊富にラインナップされています。

例えば、セラ社のNatureシリーズでは、天然素材の重要性に着目して作られており、魚種や育成段階に合わせたさまざまなタイプの餌が発売されています。
また、ナプコのオメガワンシリーズでは、水を汚す原因となりやすいフィッシュミールやデンプンを含まない工夫がされている点も特徴的です。

もちろん、国産メーカーからも色々な人工飼料が発売されています。外国メーカーの餌の特徴を理解した上で比べてみると、最適な餌が見つかりやすくなるでしょう。

今回のコラムを参考に、飼育魚にぴったりな餌を探してみてください。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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