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水槽飼育におすすめなハゼ10選!淡水・海水水槽で飼育しやすい人気種

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愛らしい表情と動きが特徴的なハゼの仲間は、水槽内でも独特の存在感を放つ魚です。

水槽内で飼育できるハゼは、餌をよく食べ、幅広い水質に対応できる種類が多いので、アクアリウム初心者の方も飼育しやすいでしょう。

今回のコラムでは、水槽飼育におすすめな人気のハゼ10種について、詳しくご紹介します。
淡水ハゼと海水ハゼ、どちらも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プロアクアリストたちの意見をもとに水槽飼育におすすめなハゼを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

ハゼは飼育しやすく、個性的な可愛らしさを持つ人気の魚です。

ただし、ハゼは肉食性が強い種類や、縄張り意識が強い種類もいるため、混泳が難しいものもいます
そのため、水槽飼育するにはそれぞれのハゼの性質を理解しておくことが大切です。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽飼育におすすめなハゼを解説します。

水槽で飼育できるハゼとは

淡水・海水ハゼの仲間は基本的に大人しく、丈夫で幅広い水質に適応できるため、水槽内での飼育が容易です。

ただし、ハゼは肉食性の強い雑食性であることが多く、種類によっては混泳が難しい魚でもあります。アクアリウム用に流通している種類であれば、混泳しやすいものが多いです。

ほとんどの種類は人工飼料にも餌付きやすいのも、飼育しやすい点と言えるでしょう。
体の大きさが程よい種類がほとんどで、一部の海水ハゼを除いて飼育水槽のサイズにあまり困らないところも魅力です。

水槽飼育におすすめなハゼ10選

流通しているハゼの仲間の中でも、水槽飼育におすすめな飼育しやすい魚種を10種ご紹介します。

淡水ハゼと海水ハゼ、どちらも5種ずつ紹介しますので、ぜひお気に入りを見つけてください。

淡水ハゼ

ハゼの仲間は淡水と海水が混ざる汽水域に生息する種類も多く、淡水ハゼに分類される種類でも汽水を好むハゼもいるのです。

ここでは、純淡水・汽水で飼育できるハゼの仲間を5種ご紹介します。

ヨシノボリ

(淡水魚)ミックス・ヨシノボリ(5匹)

ヨシノボリは、美しい体色と愛らしい表情が人気の日本淡水魚です。
水槽内でも飼育しやすく、アクアショップでの購入だけでなく河川でも採集できます。

しかし、体のわりに口が大きく、肉食性が強いためメダカなどの小型魚との混泳はできません。

餌は、人工飼料や冷凍赤虫など何でもよく食べます。幅広い水質で飼育できますが高水温に弱いので、水温と混泳相手にさえ気を付ければ、水槽内で長く飼育できます。

スティフォドンスルルフス

スティフォドンスルルフスは最大でも約3.5cmほどと、とても小型な淡水ハゼです。
ボウズハゼの仲間で、草食性が強いので水槽内のコケを食べてくれます

流通価格は高めですが、性質は温和で飼育・混泳もしやすいおすすめのハゼと言えるでしょう。
婚姻色の出たオスは鮮やかな体色になり、水槽内でも際立った存在感を現すのも魅力の一つです。

水槽内のコケだけでは痩せてしまうので、冷凍赤虫やイトミミズなども与えるとよいでしょう。

フレッシュウォーター・バンブルビー・フィッシュ

(熱帯魚)フレッシュウォーター・バンブルビーフィッシュ(4匹) 北海道・九州航空便要保温

フレッシュウォーター・バンブルビー・フィッシュは、可愛らしい姿で人気の高い小型の淡水ハゼです。
よく似た種類の汽水魚のバンブルビー・フィッシュと比べると、少しスリムで黄色の体色はやや薄いという特徴があります。

肉食性が強く冷凍赤虫などを好みますが、人工飼料でも長期飼育が可能です。

同種間では小競り合いをするなど、性質は少し荒い面もあるため、混泳する場合には隠れ家を用意してあげましょう。

ジュズカケハゼ

(淡水魚)ジュズカケハゼ(1匹)

ジュズカケハゼは、ヨシノボリに似た日本原産の淡水ハゼです。ヨシノボリよりもサイズは小型ですが、気が強い面があります。

体長は最大でも約5cmほどですが、肉食性が強いため、ジュズカケハゼよりも大きな生体との混泳に向いています。
冷凍赤虫や人工飼料など、さまざまな餌を選り好みなく食べるため、水槽内で飼育しやすいでしょう。

また、産卵期を迎えたメスは鮮やかな黄色の婚姻色を発します。

ピーコック・ガジョン

(熱帯魚)ピーコックガジョン (約3cm)<1匹>[生体]

ピーコック・ガジョンは、鮮やかな体色が楽しめるニューギニア原産の淡水ハゼです。
卵生メダカのノソブランキウス・ラコビーやレインボースネークヘッドにも似た体色を持ち、水槽内でも独特の存在感を放ちます。

性質は温和な性格で、混泳にも向いています。同種間では小競り合いをしますが、激しく争うことはないので複数飼育も可能です。

厳密には汽水魚ですが、淡水でも終生飼育できます。冷凍赤虫や人工飼料などの餌を食べるため、水槽内での飼育におすすめです。

海水ハゼ

観賞魚として流通している海水ハゼは、鮮やかな体色を持つものやほかの生物と共生するものなど、さまざまな特徴があります。

ここでは、水槽内で飼育できるおすすめの海水ハゼ5種をご紹介します。

ハタタテハゼ

【海水魚/観賞魚/ハゼ】 ハタタテハゼ ■サイズ:4cm± (2匹)

ハタタテハゼは東京アクアガーデンの海水水槽でもよく採用される、温和な海水ハゼです。やや臆病で、岩陰に隠れがちという一面を持っています。

一方で、鮮やかな体色やピンと立った背ビレが可愛らしい人気種です。
大きさも最大7cmほどで水槽内で飼育しやすく、水質変化にも弱くないため、海水飼育初心者の方にもおすすめできます。

餌も選り好みせずに食べますが、同種間では争うため同種での複数飼育は避けた方がよいでしょう。

ギンガハゼ

ギンガハゼは、テッポウエビと飼育できる共生ハゼのなかでも、特に人気が高い種類です。

テッポウエビと共生する姿を楽しむには、底床に大小入り混じったサンゴ砂を用意し、巣穴が崩れにくくしてあげる必要があります。底床には工夫が必要ですが、とても楽しい水槽になるでしょう。

性質は荒い面があり、巣穴に近づく生き物を激しく攻撃するため、混泳には注意が必要です。
混泳水槽で飼育する場合には、巣穴に近づかない上層を泳ぐ魚を選んでください。

アカメハゼ

アカメハゼは、最大でも体長3cmほどまでしか成長しない小型種で、複数匹で群れて生活することを好む遊泳性の強いハゼです。
1匹では落ち着かないため、飼育する場合には10匹程度で群泳させるのがよいでしょう。

透明の体と黄色いお腹、そして赤い目は水槽内でもよく映え、海水アクアリウムで幻想的な雰囲気を演出してくれます。

人工飼料もよく食べ、小型水槽でも飼育できるのでおすすめです。

アケボノハゼ

アケボノハゼは、最大8cmほどまで成長する、ハタタテハゼよりやや大きめの海水ハゼです。

性質は少し荒めで、同種間では激しく争います。また、ハタタテハゼなどの体型の似たハゼの仲間にも攻撃性を示すため、混泳は避けた方が無難です。
サイズも少し大きめなので、混泳水槽で飼育する場合には90cm以上の大型水槽を用意し、多様な種類との混泳させるのがよいでしょう。

人工飼料も選り好みなく食べ、丈夫な魚なので、海水魚飼育初心者の方にもおすすめです。

クロユリハゼ

【海水魚/観賞魚/ハゼ】 クロユリハゼ ■サイズ:4cm± (1匹)

クロユリハゼは、青や黒の混じった落ち着いた体色で、シックな雰囲気を持つ人気種です。

ハタタテハゼよりも水槽内を活発に泳ぎ、成長すると10cmを超えるため、90cm水槽以上での飼育が向いています。

人工飼料もよく食べ、大人しい性質なので混泳水槽にも向いていますが、驚くと水槽から飛び出すこともあるためしっかりと蓋をしておきましょう。

まとめ:水槽飼育におすすめなハゼ10選!淡水・海水水槽で飼育しやすい人気種

今回のコラムでは、飼育しやすい淡水・海水ハゼを5種ずつご紹介しました。

観賞魚用に流通しているハゼの仲間は、最大でも10cm程度と水槽内で飼育しやすいサイズの種類が多く、餌も選り好みなく食べてくれます。
水質も幅広く適応でき、丈夫な種類が多いため、初心者の方にもおすすめです。

性質は種類により異なり、肉食性が強いものや縄張り意識が強いものもいます。
混泳水槽で飼育する場合には、それぞれのハゼの性質をよく理解したうえで導入してくださいね。

美しい体色だけでなく、愛らしい表情や特徴的な動きを楽しめるハゼの仲間は、きっと水槽内の可愛いマスコットとなってくれるでしょう。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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