
コラムでは各社アフィリエイトプログラムを利用した商品広告を掲載しています。
メダカ水槽には照明が欠かせません。元来メダカは日光浴を行うことがあるほど、日の光と深く関わりのある生き物です。
屋内に設置した水槽では太陽光を取り入れるのは難しいので、水槽用照明を設置しましょう。
メダカ水槽の照明選びのポイントは、以下の2点です。
- 水槽のサイズにあった照明を選ぶ
- メダカや水草をより美しく見せる色合いの照明を選ぶ
また照明の点灯時間は、メダカのバイオリズムを整えたり、繁殖に関わっていたりするため適切な時間に管理することが大切です。
ここでは、メダカ水槽におすすめの照明や点灯時間について解説します。メダカの健康を守るために大切な内容ですので、ぜひご一読ください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにメダカ水槽の照明を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
メダカ水槽には照明が欠かせません。照明を設置し適切な点灯時間に管理することで、バイオリズムを整えて丈夫で健康なメダカに育てることができます。
また、メダカの繁殖活動にも点灯時間が密接に関係していますので、もし繁殖を考えているのであれば点灯時間にも気を配る必要があります。
この記事では実務で得た知識を元に、メダカ水槽におすすめの照明と、適切な点灯時間についてご紹介します。
メダカの照明おすすめ5選を動画で見る!
この記事の内容は動画でもご覧いただけます。
メダカ水槽におすすめの照明と正しい点灯時間を音声付きでわかりやすく解説しています。
東京アクアガーデンではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。
メダカや熱帯魚飼育のヒントとおすすめアイテムの紹介などを動画でわかりやすく解説しています。
チャンネル登録をぜひお願いします。
メダカにおすすすめの照明5選
メダカ水槽の照明を選ぶときには以下の2点をポイントにして選ぶのがおすすめです。
- 水槽のサイズにあった照明を選ぶ
- メダカや水草をより美しく見せる色合いの照明を選ぶ
ここでは、メダカの体色がよりクリアに見えるおすすめの照明5選をご紹介します。メダカを健康的に育てるために必要な照明選びの参考にしてみてください。
水槽に照明が必要な理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
■ゼンスイ マルチカラーLEDⅡ
ゼンスイの『マルチカラーLEDⅡ』は、赤・青・緑の明るさを調整することで10万通りの光を再現できます。そのなかで自動設定できる『プランツホワイト』モードは透明度の高い白色の光が特徴で、メダカや熱帯魚、水草を美しく照らしてくれます。
「Ⅱ」にバージョンアップし、リモコンの操作性がアップしました。
水草の光合成に必要な光量も豊富なので、メダカと水草を一緒に育てる際におすすめです。
30~150cmサイズの水槽に対応した幅広いラインナップで、どんな水槽にも使用することができます。
■テトラ LEDミニエコライト
『テトラ LEDミニエコライト』は17~40㎝程度の小型水槽向けの省エネ型LEDライトです。
高出力LEDチップが採用されており、小さいながらも水槽を照らすのに十分な明るさがあります。
メダカを美しく見せる白色の光で、手軽にメダカ観賞を楽しみたい場合におすすめです。
ただし、取り付けられる水槽の枠が~17mm程度とやや狭めなため、取り付けられるか確認してから購入しましょう。
■GEX クリアLED リーフグロー
ボトルアクアリウムなどの小さい容器でメダカや水草を育てたいならこちらのような水草育成用ライトがおすすめです。
初期費用はやや高めですが、ちいさいながら十分な明るさを確保できるため、メダカがきれいに見えるのはもちろんのこと、水草や植物の成長を促すことができます。
照射位置なども変えられますし、スタンドを使うと枠付きやフレームレスといった水槽にも使えます。白色ライトながら水草とメダカの両立ができるのもポイントです。
■GEX クリアLEDパワースリム
フタの上に載せられるLEDライトで45cm水槽と60cm水槽用の2種類が販売されています。
メダカの体色や模様を美しくみせる、白くクリアーな明るさを確保できますし、照射角度が120度と広いので水槽全体をまんべんなく照らせます。
スイッチが本体の横についているのでオンオフも簡単ですし薄型で軽い設計になっているのも魅力ですが、防滴構造にはなってないのでフタをきちんとするなど、水滴がつかないような工夫をして使用してください。
■水作 ライトアップ
シンプルな白色LEDライトですが光量は強めでしっかりと水槽内を照らしてくれます。
同じ系統のLED照明と比較してリーズナブルなのもポイントで、電源ケーブルが取り外し可能なので設置場所を変えたいときなどの小回りもききやすいです。
やや熱を持ちやすいため、水面に近づけすぎないように設置することをおすすめします。
メダカ水槽の点灯時間について
メダカ水槽におすすめの照明をご紹介してきましたが、ぴったりな照明を設置しても点灯時間や点灯の仕方が適切でないと、メダカが体調を崩したり、水槽がコケだらけになってしまったりといったトラブルに見舞われてしまう可能性があります。
ここからは、水槽用照明の点灯時間や点灯の仕方について解説していきます。
基本は1日8~10時間、毎日決まった時間に点灯する
メダカを室内で飼育するときの点灯は1日あたり8~10時間、できれば毎日同じ時間に点灯することが基本とされています。これはメダカが人間と同じように24時間周期の体内時計を持っているからです。
屋外飼育であれば日の出や日の入りで体内時計のズレなどを調節できますが、日光の届かない室内飼育の場合は、うまく調節できないこともあります。
午前中から夕方にかけて照明を点灯することで、水槽に昼夜の区別をつけることができます。それにより体内時計の調節やメダカのバイオリズムを整えることができるという仕組みです
明るい時間と暗い時間を作ることが重要なので、もしメダカの様子を見たいといった理由で夜に点灯したいときは、夜は青色の暗く控えめな照明にすることで、メダカへの悪影響を減らすことが可能です。ただ、あくまで影響を減らせるだけなので、夜遅くや、1日中照明をつけておくことは控えてください。基本的には夜は消灯して休む時間を作ってあげるようにしましょう。
規則的な点灯にはタイマーの使用がおすすめ
家を不在にするなどの理由で、規則的に照明を点灯するのが難しい時には、タイマーの使用がおすすめです。
照明用のタイマーを使用すれば設定した時間に自動で点灯・消灯してくれます。
うっかり照明を消し忘れた、といったことも無くなりますので、きっちり点灯時間を管理したいときにはタイマーの導入を検討しましょう。
点灯時間が長すぎるとコケの大量発生につながる
照明の点灯時間が長すぎるとメダカが体調を崩すだけでなく、水槽内にコケが大量発生してしまう原因になることがあります。
コケは対策をしていても自然に生えてきてしまう厄介な存在です。コケの発生を少しでも減らすために、照明のつけすぎには注意しましょう。
生えてきてしまったコケは掃除をして取り除きます。
また、ヌマエビ類やイシマキガイなどの貝類、ドジョウなどのコケを食べてくれる生体を飼育することで、コケの繁茂を遅らせることが可能です。
照明の点灯時間と繁殖について
メダカは繁殖しやすい魚で、飼育に慣れてきたら自宅でも繁殖にチャレンジすることができます。
メダカは、日照時間と水温で繁殖期を判断する性質があるため、もし、メダカの繁殖を考えているのであれば、照明の点灯時間を13~14時間程度と通常よりも長めに設定しましょう。
屋外では気温が上がる春~秋辺りまでが繁殖期ですが、室内飼育の場合は照明の点灯時間と水温を20~25度程度に管理することで、一年中いつでも繁殖を促すことが可能です。
まとめ:メダカの照明おすすめ5選!つけっぱなしでいいのか?点灯時間も解説します!
照明はメダカを室内で飼育する際に重要なアイテムのひとつですが、点灯する時間としない時間のメリハリをきちんとつけてあげることがとても大切です。つけすぎてしまうとコケの原因になったり、メダカの体内時計が狂って体調を崩してしまったりなどの悪影響があります。
メダカ水槽の照明選びで悩んだら、メダカが美しく見えるクリアな照明を選ぶのがおすすめです。点灯時間はタイマーを使用するなどしてきっちり管理しましょう。
今回の記事がメダカの健康や美しい水槽を守る、照明の選定と管理の参考なりましたら幸いです。
お問い合わせ
水槽や機材、熱帯魚のレンタル・設置・メンテナンスがセットになった水槽レンタル・リースサービス、
お手持ちの水槽をプロのアクアリストがメンテナンスしてくれる水槽メンテナンスサービス、
水槽リニューアルサービスや水槽引っ越しサービスなど様々なサービスがございます。
お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答
マグネットライトgを使おうと思うのですが、メダカには効果があるでしょう?
製品についてのご質問は、直接メーカーへお問い合わせおお願いしております。
申し訳ございません。
しかしながら、推測になりますが植物育成用のため、そこそこの効果はあるのは無いかと考えています。
よろしくお願いいたします。
メダカの冬眠の時に、照明は、つけるものなんですか。もし、照明を消すのだったら、水草は枯れてしまい、どうにもなりません。
水温10度以下になるとメダカの活性が落ちていき、冬眠状態になります。
水温を10度以上に維持できる室内では、メダカが冬眠しないため今までと同じように飼育しましょう。
その際、水槽用ヒーターをつければメダカは活発なままなので、餌の量はそのままで大丈夫です。
無加温で飼育する場合は、餌の量を減らしたり、消化の良いタイプに切り替えたりすると万全です。
メダカの冬眠についてはこちらもご参照ください。
・メダカの冬対策と冬眠・無加温のメリット!越冬させるためポイント
https://t-aquagarden.com/column/medaka_winter
よろしくお願いします。