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メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します!

メダカはブームが起きるほど人気で、最近は高額な品種が一般に知れ渡るようになってきました。
メダカは幅広い水質に対応していますが、植物プランクトンの豊富な「青水(グリーンウォーター)」がメダカ飼育に特に最適です。
最近では、グリーンウォーターに簡単に近づけることができるアイテムとして、「生クロレラ」などが流通しています。
その他には、pHの下がりすぎを防ぐ「カキガラ」で水質を安定させる方法なども浸透してきています。

メダカが好むとされている水について解説しますので、飼育の参考になさってください。

メダカが好む水質と飼育ポイントを動画で解説!

この記事の内容は動画でもご覧いただけます。

メダカが育ちやすい・繁殖しやすい水質と、飼育のポイントを音声付きで解説します。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

東京アクアガーデンではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。

メダカ飼育の疑問や水槽レイアウト、病気についてまでを動画でわかりやすく解説しています。

チャンネル登録をぜひお願いします。

メダカが好む飼育水とは

メダカは中性~弱酸性と幅広い水質に対応することができるので、日本の場合は水道水をカルキ抜きした状態のもので飼育できますが、メダカにも実は水質の好みがあります。

メダカは植物プランクトンが豊富な穏やかな水を好みます。

「グリーンウォーター(青水)」は、まさにその条件を満たした飼育水です。植物プランクトンが豊富なので成長過程の若いメダカが餌不足になることもなく、元気に育ちやすいです。

グリーンウォーターは生物ろ過に必要な細菌類がバランスよく繁殖し、自然に近い環境で生物ろ過ができていて植物性プランクトンなどが繁殖している状態です。植物性プランクトンはメダカにとってごちそうでもあり色揚げ効果が期待できます。

しかし青水は水が緑色になることから、観賞目的の飼育の場合には、メダカがきれいに見えないなどのデメリットもある点は注意が必要です。

また飼育水の水温も気をつけなければいけないポイントで、15度以下になればメダカたちの活動が鈍りはじめ、それ以上冷えると冬眠に入ります。メダカは水温23~26℃で最も活性化するので、水温計を設置して確認しながら飼育しましょう。

メダカの基本的な飼育方法などについては、こちらの記事で確認できます。

メダカが好む飼育水に近づけるアイテム

メダカが好む青水の作り方は簡単です。飼育水をバケツに入れたものや、実際にメダカ飼育している容器を1日3時間以上、直射日光が十分に当たる場所に置いておくだけです。
これだけで植物プランクトンが自然に発生しはじめ、1~2週間で青水(グリーンウォーター)が出来上がります。

基本は屋外で作りますが、室内でも日当たりが良い場所なら作ることも可能です。
屋外では雨水が大量に入るとpHが変わってしまうことがあるので注意しなければなりません。また、青水になっても異臭がする場合は水が傷んでしまって、良くない細菌が繁殖いているということもあります。

青水作りに不安がある場合は、「生クロレラ」をを使用すると難易度が下がります。

青水の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

生クロレラ

生クロレラとは簡単にいうと「青水の素」のことで、たくさんの植物プランクトンが含まれている水です。

成魚はもちろん、孵化したばかりの稚魚の餌になるプランクトンが豊富に含まれているため、繁殖時の頼もしい餌になります。
希釈して使用する必要はありますが、ビオトープや室内の小型水槽などでも使用可能です。

植物プランクトンの生存期間などの関係から、余った生クロレラは5℃前後で30日程度しか保存がきかないため、すぐに使い切る必要があります。

カキガラ

金魚飼育でも使用される「カキガラ」は、メダカ飼育でも水質管理で活躍してくれるアイテムです。庭の池やビオトープなどでの屋外飼育よりも、室内飼育の際におおすすめです。
硝化バクテリアが働くとメダカが住みやすい水になるのですが、「硝酸塩」が発生します。硝酸塩がたまるとpHが酸性傾向になりますので、ミネラルを放出するカキガラを導入することで中性に維持しやすくなります

ろ過フィルター内に入れておくと、水質を安定させることができます。

メダカの飼育水を水換えするコツ

グリーンウォーターができてからはあまり水換えをしない、という意見もありますが、濃すぎるグリーンウォーターは悪影響もあります。
メダカの飼育水をこまめに水換えすることで、3つのメリットを得ることができますので、適宜管理しましょう。

メダカの水は汲み置きでもOK!

熱帯魚や金魚、メダカの水換え用の水といえば、カルキ抜きで瞬時に水道水に含まれるカルキを抜いたものを使う人が多いですよね。それ以外に太陽光に当ててもカルキを抜くことができます
屋外飼育や薬剤を使いたくない場合は、おすすめの方法です。

カルキが入ったままの水道水はメダカの体に刺激を与えてしまうだけでなく、水中にいるプランクトンまで殺してしまうので、必ず水換え用の水はカルキの抜けたものを使用しましょう。

カルキ抜きについてはこちらの記事で詳しく説明しています!

水換えをこまめに行うメリット

メダカ飼育慣れしている人やアクアリウム上級者になってくると、グリーンウォーターで飼育している方が多いです。
グリーンウォーター飼育ではメンテナンス頻度を減らしがちですが、こまめに手入れを行なうことで、下記のようなメリットを得ることができます。

  • 新しい水を入れることでメダカに刺激を与え、成長を促す
  • 水を清潔な状態に保ちやすくなる
  • pHの調整ができる

水換えをするときは、水質や水温が極端に変わらないことが大前提です。グリーンウォーター状態でこまめに水換えを行なうときは、換水量を水槽飼育時よりも少な目にするのがおすすめです。
グリーンウォーターが濃くなりすぎたら、底が程よく透ける程度の濃さに調整しましょう。
それ以外は基本的に足し水だけでも良いです。

アルカリ性で色が濃くなる?!

飼育者のなかには、水質がアルカリ性に近いほうが、メダカの色が揚がりやすいとおっしゃる方もいます。しかし水質の調整が難しく、極端にアルカリ性に近い水質になってしまった場合は、メダカの体を覆っている粘膜への悪影響が考えられますし、受精率も左右されやすいです。

アルカリ性の水でメダカを長期飼育していると、体表の粘膜が溶けたり、剥離、凝固してしまう症状が現れてしまい、メダカに強いストレスを与えるという結果になることが多いです。このような状態になってしまうと、病気にかかりやすくなり寄生虫にも寄生されやすくなってしまい寿命を縮めてしまうことになりかねません。

アルカリ性に傾くことで、メダカの受精率が下がってしまうという弊害も起きてしまいます。繁殖を考えているのであれば極端に水質がアルカリ性に偏らないよう注意すべきで、メダカの健康や繁殖時の受精率を考えるのであれば、弱アルカリ性程度に抑えておきましょう。

因みにメダカの色揚げは、赤系なら餌である程度揚げることもできます。しかし保護色の関係もあるため、飼育している場所の明暗なども重要なポイントですし、水質での色揚げに関してはメダカの種類による特質なども関わってくるので必ずしもできるとは言えないです。

まとめ:メダカが好む飼育水とは!pHなどメダカに良い水・悪い水を解説します!

メダカはカルキ抜きした水道水での飼育が可能で、中性~弱アルカリ性と対応できる水質の幅が広いです。そんなメダカの飼育に最適なのは、「青水(グリーンウォーター)」が一番とされています。植物性プランクトンが豊富なので、特に稚魚の飼育では、死因トップの餓死を防ぎやすいと、メダカ飼育慣れしている人は利用する人が多い傾向にあります。

アクアリウム初心者の場合、グリーンウォーターを作るのに失敗してしまうこともあるので、「生クロレラ」を使用するのもおすすめです。

極端な水質の偏りは、水換え時にpHショックを起こしてしまうこともありますし、メダカに対してストレスを与え、受精率を下げることにもなりかねません。
水質チェックを行うことで、水換えのタイミングを知ることもできますので、定期的に確認すると良いです。

何より、メダカが健やかに安心して育てる水質作りを目指しましょう。

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