ハーフオレンジレインボーはトウゴロウ「イワシ」目の魚で、熱帯魚店で見かける淡水魚としてはほぼ唯一の種類です。
「イワシ」の名がつくように、他種は熱帯性海水魚が大半を占めています。限られた地域に住む熱帯魚ですが適水温の幅も大きく、与える餌も選り好みをしないため、中型熱帯魚の入門種でしょう。値段も高額ではないので、飼育しやすい魚種です。
成熟したオスは、尾から腹部にかけオレンジ色に染まる婚姻色になり、メスは抱卵し腹部が膨れるので繁殖も狙えます。卵はメダカのような粘着卵なので、ウィローモスや葦束(シュロなどの産卵床)などの専門用品を使ってあげましょう。
ネオンテトラなどの小型魚とも混泳できるので、水槽内のアクセントとして60cm水槽に2~3匹、90cm水槽であれば5~7匹ほどが適正匹数です。
ハーフオレンジレインボー
No.
40
ハーフオレンジレインボーは名前のとおり、腹部から尾部の半分が鮮やかなオレンジ色に染まる熱帯魚です。
温和な気性の熱帯魚で、同種・他種問わず混泳にはほとんど気を使いません。熱帯魚では珍しくトウゴロウイワシ目のメラノタエニア科に分類され、この科の中でほぼ唯一の淡水魚です。
野生生息地は、ニューギニア島西部のアヤマル湖・ハイン湖・アイティンジョ湖に限定されます。
発情期にはさらに鮮やかなオレンジ色に輝く『ハーフオレンジレインボー』について、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!
ハーフオレンジレインボーの基本情報
水質 | 淡水魚。pH7.0〜8.0付近のアルカリ性を好みます。 水温は23〜30度まで対応できますが、26〜28度が適温です。 |
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サイズ | 約8~11cm。オスの方が一回り大きくなります。 飼いやすいサイズのレインボーフィッシュ! |
寿命 | 平均4~5年ほど。 飼育条件によっては、7年ほどの長寿個体もあり! |
餌 | フレークフードや小型~中型魚用の人工飼料、口に入る生餌(赤虫、ブラインシュリンプ、イトメ)などを与えます。 |
混泳 | 非常に温和な性格で、小型魚との混泳も可能。ただし、発情期のオスには注意が必要です。 また、酸性・弱酸性を好む水草は向いていません。 |
特徴 | 生息地はニューギニア島西部フォーゲルコップ半島のアヤマル湖・ハイン湖・アイティンジョ湖と、限定した地域に分布します。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
ハーフオレンジレインボーが泳いでいる水槽事例
ハーフオレンジレインボーは60cm以上の水槽で飼育可能ですが、多頭飼いや繁殖、混泳を楽しむなら90cm水槽以上のサイズをおすすめします。
熱帯魚の過密飼育に注意!最適な生体の匹数を動画で解説!
過密飼育にならな目安や対策法を動画で解説します。
ついたくさんの魚を入れてしまいがちですが、混泳時の参考までにご覧ください。
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読みもの
ハーフオレンジレインボーについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
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コラム
ハーフオレンジレインボーについての情報や熱帯魚についてを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
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