水槽台とは!特徴・素材から特注品まで、水槽台の選び方とトラブル対策のページ
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水槽台とは!特徴・素材から特注品まで、水槽台の選び方とトラブル対策

アクアリウムを始めるときに、水槽と一緒に用意していただきたいのが水槽台です。

水槽台はその名の通り水槽を乗せるための台で、水などを入れて重くなった水槽を長期間支えられる強度を備えています。
また、何かとごちゃ付きがちな水槽周りの機材や道具を収納できたり、お部屋に雰囲気に合わせた水槽台を選んで空間を演出したり、などプラスαの機能が満載です。

そんな水槽台には市販品からオーダーメイドまで様々な選択肢がありますので、水槽の仕様や設置予定の場所に合わせた最適なものを選びましょう。

ここでは、水槽台の種類や素材の特徴といった基本情報と、選び方やトラブル対策など、運用していく上で大切な事柄を解説します。

プロアクアリストたちの意見をもとに水槽台の特徴や選び方、トラブル対策を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

水槽台は水槽を安全に設置する上でなくてはならないものです。
長期間水槽を支えられる耐久性を備えていますし、収納力が高いもの、デザイン性に富んだものなど、種類が豊富ですので、ご自分の環境に合ったものを選ぶと、水槽周りがより豊かになります。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽台の特徴や選び方、トラブル対策を解説します。

水槽台とは


水槽台とは、その名の通り水槽を置くために設計された専用の台です。

「家にある既存のテーブルや棚に水槽を設置しよう」とお考えの方もいるかもしれませんが、安全に水槽を運用していくならば、専用の水槽台を用意することを推奨します

ここでは、水槽台の機能や特徴、必要性について解説していきますので、水槽台の設置を検討している方はまずご一読ください。

水槽台の必要性

水槽台の一番の役割は水槽の重さを支え続けることです。

水槽の重さは大きさによって変わりますが

  • 60cm規格水槽:約70kg
  • 90cm規格水槽:約200kg
  • 120cm規格水槽:約280kg

というように、水やレイアウトを入れたときの重さが100kgを超えることも珍しくありません。

かなりの重量があるため、普通のテーブルやキャビネット、メタルラックなどでは重さに耐えられずに次第に歪んでしまいます。たわんだ台を使用し続けると、破損や転倒などの大事故に繋がることもありますので絶対に避けてください。

安全に水槽の長期運用を考えるならば、耐荷重が十分な台が必要、そこで出てくるのが水槽台です。
長期間運用を見据えて耐えられるよう設計されていますし、水槽を管理しやすいような機能を備えています。

水槽台は水槽を運用していくのに欠かせないアイテムの一つと言えるのです。

水槽台の種類と素材の特徴

水槽台には主に木製、鉄製(スチール)、アルミ製のものがあり、特徴や向いている水槽が異なります。

それぞれの素材の特徴は以下の通りです。

■木製の水槽台

  • 見た目に温かみがあり鑑賞性が高い
  • 収納した機材が目につきにくい
  • 木目仕上げや化粧板仕上げができる

■鉄製(スチール)の水槽台

  • 頑丈でたわみにくい
  • 通気性が高く機材の熱がこもらない
  • 架台と化粧板仕上げがある

■SUSアルミ製の水槽台

  • 軽量
  • サビに強いため海水水槽におすすめ

一般的には木製の水槽台が多く使用されています。木材の温かみがあってリビングなどに良くなじみますし、化粧板を使用すれば色も豊富なので、インテリアとしてアクアリウムを設置したいときに重宝するからです。
ただ、長期間水に触れているとふやけてしまうので、水がこぼれていたらふき取るようにしましょう。

鉄製(スチール)の水槽台は頑丈さが売りで、大型水槽に向いています。通気性が高く、ろ過フィルターや水槽用クーラーなどの機材の熱がこもる心配がありません
骨組みだけの武骨なデザインのものが多いのですが、棚の中を隠したい時には前面をパネルで覆うなどの加工をすると良いでしょう。

SUSアルミ製は耐食性を持つアルミフレームの水槽台で、錆に強いのが特徴です。そのため、こぼれると台を傷ませやすい海水を扱う水槽で重宝されています。
また、金属としては軽量ですので、移動させやすいのもメリットの1つです。

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水槽台の機能

水槽台には水槽を乗せる以外にも、アクアリウムを続けていく上で欠かせない機能が満載です。
ここでは中でも有益な、デザイン性と収納力についてご紹介します。

水槽をインテリアとして仕上げられる

水槽台はデザインが豊富で、水槽をインテリアとして設置したときに、鑑賞性を高める効果があります。

水槽やお部屋にテーマがあるとき、雰囲気に合わせた色や作りの水槽台を選択すれば、アクアリウムをより印象的に仕上げることが可能です。

水槽台の色をパステルカラーにすればポップで目を引くデザインになりますし、黒の化粧板やシンプルなスチール製ならばシックな印象を与えるでしょう。
テーマを統一すれば水槽との一体感が生まれて、一つのインテリアとして作用します。

より美しいアクアリウムをお部屋に取り入れるならば、水槽台が必要不可欠です。

機材を収納できる

続いては水槽台の収納力についてです。
水槽を運用していくにはろ過フィルターや水槽用クーラーなどの機材や配線、掃除道具や餌などのお世話用品、と必要なものが多く水槽周りが散らかりがちです。

せっかくきれいにレイアウトしたアクアリウムも、これらのアイテムが見えてしまうと魅力が半減してしまいますので、水槽台に収納して水槽周りをすっきり見せましょう
また、水槽台の収納スペースは見た目だけでなく、飼育環境を維持・管理するためにも有用です。

機材を一ヶ所にまとめておけば、メンテナンスの効率が上がります。ちょっとしたことですが、水槽は定期的なメンテナンスが欠かせませんので、毎回の手間や労力を減らすためにも水槽台を活用しましょう。

アクアリウム 設置 管理 水槽メンテナンス

水槽台の選び方


水槽台の選ぶときに必ず確認いていただきたい、重要なポイントが2つあります。

  • 水槽の規格
  • ろ過方式

この2点は、間違えてしまうと水槽を設置することができなくなってしまう可能性がある、とても大切な内容です。必ず購入前に確認してください。

水槽の規格を確認する

水槽には、一般的に市販されている規格水槽特殊な形をした規格外水槽があります。

水槽台は水槽に合わせたものを用意する必要がありますので、まずは水槽のサイズを確認しましょう。

規格水槽に向いた水槽台

寿工芸 プロスタイル 600S ホワイト

以下のサイズの水槽を規格水槽と言います。

規格水槽のサイズと水量
 

サイズ

水量

30cmキューブ水槽

W30×D30×H30cm

約27L

45cm水槽

W45×D24×H30cm

約32L

60cm水槽

W60×D30×H36cm

約64L

90cm水槽

W90×D45×H45cm

約182L

120cm水槽

W120×D45×H45cm

約243L

150cm水槽

W150×D60×H60cm

約540L

180cm水槽

W180×D60×H60cm

約583L

規格水槽とはサイズが定められた基本の水槽で、水槽関連の用品のほとんどはこの規格に合わせて作られています

水槽台も同様ですので、規格水槽の場合は市販の水槽台を使用するのがおすすめです。流通量が多いため入手しやすく比較的安価で揃えることができます。

各メーカーから様々なデザインのものが販売されていますので、好みや予算で選んで問題ありませんが、もし迷ったときには、『寿工芸 プロスタイル』がおすすめです。

  • 黒・白・木目の3種類から選べる
  • 高級感がある
  • 耐久性が高い
  • 扉が頑丈で収納した機材が見えない

というように、デザイン性と機能性を兼ね備えているのが魅力です。また、30~120cm水槽まで幅広い水槽サイズに対応した水槽台がそろっているので、どんな水槽にも合わせることができます。

120cm以上の水槽台は基本的に特注製作になりますので、専門業者に問い合わせましょう。

規格外水槽を載せられる水槽台


前項に当てはまらないサイズは規格外水槽です。中でも幅や奥行きが規格から外れているものや、円柱などの特殊な形をした水槽は、対応した水槽台が市販されていませんので、オーダーメイド一択となります。

オーダーメイドと言われるとハードルが高いイメージがありますが、好みの材質や色・形が選べたり、安定感が増す落とし込み加工やカギ付きなどの特殊加工が出来たり、と理想の水槽台を作ることができます。
プロ目線でのアドバイスを取り入れることができるのも、安心材料です。

水槽台は頻繁に買い替えるものではありませんので、「納得したものを長期間・安全に使いつづけられる」のはとても魅力的なことではないでしょうか。
東京アクアガーデンでもオーダーメイド水槽台を取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。無料でお見積もりいたします。

水槽台を特注しよう!オーダーメイド水槽台の特徴・オプション

東京アクアガーデンがお届けする、オーダーメイド水槽台のご案内です。木製、鉄製、デザイン、加工オプションなどご注文いただける水槽台を余すところなくご紹介します。

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ろ過方式で選ぶ


水槽台を選ぶ際は、ろ過方式にも着目しましょう。

例えば上部式や外部式のろ過フィルターの場合は、水槽台内に湿気や熱があまりこもりませんので、どんな水槽台でも問題ありません。
しかし、水槽用クーラーを設置するならば、吸気と排気を逃がすために、フレームタイプや排気口が付いている水槽台を選ぶ必要があります。

また、オーバーフロー式は水槽から水槽台に配管が通るため、水槽台天板にオーバーフロー用の穴が必要です。穴がなければオーバーフロー式は設置できませんので注意しましょう。
オーバーフロー式は水槽台内にろ過槽があることで湿気がこもりやすいため、カビ対策として木製よりも鉄製やSUSアルミ製の水槽台がおすすめです。

水槽台のデザインについて


水槽との一体感を出したり、鑑賞性を高めたりするならば、水槽台のデザインにもこだわりたいところです。

そこで続いては、水槽台のデザインについて解説します。市販品にある一般的な仕様から、オーダーメイドで施せる特殊加工についてもご紹介していきますので、参考にしてみてください。

仕上げについて


まずは、水槽台の色や柄について。

市販品では、木製の水槽台は白・黒・木目調鉄製の水槽台はフレームだけのものが大半です。
設置場所や水槽の雰囲気を選ばない、合わせやすい水槽台が多く流通しています。

一方オーダーメイド品では、色とりどりの化粧板から好みの色を選べるのが魅力です。色だけでなく、ツヤあり・ツヤ消し加工や大理石調などテクスチャーなど、デザインも好きにカスタマイズできますので、こだわりの水槽台が欲しい場合はオーダーメイドをおすすめします。

扉について


は水槽台の見た目とアクアリウムの印象、機能性を左右する重要な要素です。

蝶番(ちょうつがい)で開閉する1~3枚扉が一般的ですが、他にも次のような種類があります。

  • ケンドン式:レールにはめ込むため外れにくい
  • ボールキャッチ式:水槽台と扉に金具を付けることで取り外しが簡単
  • マグネット式:水槽台と扉が磁石で閉じるため取り外しや扱いが簡単
  • 扉がない:架台など、排熱や湿気がたまらない

ケンドン式はふすまのように開閉するタイプで、脱落しにくいのが特徴です。

ボールキャッチやマグネット式は取り外しや扱いが簡単で、メンテナンスの際に邪魔にならないものの外れる心配があります。

架台など扉がないタイプは無骨ですが、水槽用クーラーの排熱や湿気がたまらず機能性が高いのが特徴です。

水槽に鑑賞性を求める場合は、扉を付けた方が水槽周りをすっきり見せることができます。機能を重視したいのであれば、扉がない、もしくは扉を簡単に外せるタイプがおすすめです。

その他加工


オーダーメイドの水槽台では、デザイン以外にも以下のような加工を施すことができます

  • 落とし込み:水槽台の天板に縁を作り安定感を高める
  • 排気口:好みの位置にクーラーの排熱や湿気を逃がす穴を開ける
  • ルーバー:排気口にブラインドのような板を設置して目立たなくする
  • オーバーフロー穴:天板にオーバーフロー式の配管を通す穴を開ける
  • 鍵つけ:いたずら防止用の鍵を扉につける

設置環境や飼育スタイルに合わせて加工することで、安全性や機能性が高まります。

水槽台のオプション加工については、こちらで詳しく解説しています。

オーダーメイド水槽台の加工オプション

オーダーメイド水槽台の加工オプションのご案内です。デザイン性に富んだ化粧板加工、機能性に優れた各種加工について詳しく解説します。

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水槽台のトラブルと対策


最後に、水槽台を長期間使用していると起こりやすい不具合について解説します。

ここでは、起こりやすいトラブル3例と対策をご紹介しますので、ご覧になってみてください。

扉がかみ合わない

頑丈な水槽台でも、長年使用しているとわずかにたわんでゆがみが出て、扉がうまくかみ合わなくなることがあります。
特に木製の水槽台で起こりやすい現象です。

かみ合わない扉を放置しておくと、扉の上・下側が擦れて削れてしまいますし、開閉のたびにわずらわしさを覚えることになりますので、早急に対処しましょう。

大抵はドライバーで蝶番や金具の閉まり具合を調整すると改善しますが、効果が薄い場合は扉を一度外して付け直す方法を試してみてください。

化粧板がふやけた・カビなど

こぼれた水や湿気をそのままにしておくと、水槽台がふやけてしまうことがあります。こちらも木製の水槽台に多く見られる現象です。

もちろん水槽台には防水加工が施されていますが、長期間使っていると傷みが出て、そこからふやけたりカビたりすることも。

一番の原因は濡れたまま放置することですので、水がはねたり、こぼれたりした場合には必ずふき取りましょう
また、定期的に扉を開けて湿気を逃がすのも効果的です。

湿気・排熱がこもる

水槽台の中に湿気や排熱がこもってしまうのは、水槽台に排気口がない、またはあっても機材と排気口の位置があっていないことが原因です。
湿気や排熱は特に水槽用クーラーの故障を引き起こしますので、早急に対策をしましょう。

排気口がついていないのならば、を開けて逃げ道を作ります。

排気口が付いているタイプの水槽台ならば、機材の収納位置が良くないことが考えられますので、熱が逃げやすいように排気口に向かって設置し直しましょう。

そして、もう1点重要なのが吸気口の位置です。吸気口を排気口と同じ大きさでなるべく遠い位置に設計することで通気性が高まります

吸気口の位置や大きさは、使用している水槽用クーラーによって異なりますので、オーダーメイドで調節する方法がおすすめです。

東京アクアガーデンでは吸気・排気口の加工はもちろん、使用機材やろ過槽を考慮して水槽台を設計いたしますので、ぜひ、お任せください。

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東京アクアガーデンでは水槽台のオーターメイドを承っております。お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください

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まとめ:水槽台とは!特徴・素材から特注品まで、水槽台の選び方とトラブル対策


今回は、水槽台の種類や素材の特徴といった基本情報と、選び方やトラブル対策などについて解説しました。

水槽台は100kgを超えることも珍しくない水槽を安全に置ける唯一の台です。さらに、アクアリウムとしての鑑賞性やメンテナンス時の機能性を高めるメリットもあります。

少し高価に感じてしまうかもしれませんが、滅多に破損するようなものではありませんし、水槽を長期間運用していく上で、収納性やデザイン性などの利点を考えるとコストパフォーマンスは高いです。

規格水槽であれば市販の水槽台がおすすめです。デザインにこだわりたい、規格外水槽や大型水槽に合わせた水槽台が欲しい、といった方はオーダーメイドで納得の水槽台を作ってみてはいかがでしょうか

東京アクアガーデンでもオーダーメイドの水槽台を手掛けておりますので、をお気軽にご相談ください。ご希望にそった水槽台を専門の職人と工場で作成いたします。

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執筆者 高橋風帆

アクアリウム歴20年以上。飼育しているアーモンドスネークヘッドは10年来の相棒です。魚類の生息環境調査をしておりまして、仕事で魚類調査、プライべートでアクアリウム&生き物探しと生き物中心の毎日を送っています。

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