シッタカガイはマガキガイと同じく、東京アクアガーデンの海水水槽には欠かせないお掃除生体です!
底砂をクリーニングするマガキガイとは異なり、水槽に張り付きコケを食べます。
モグモグと口を動かしながら移動する姿がユーモラスですよ!
どんな水槽に入れても、特にトラブルは起きないため採用しやすい貝ですが、長生きさせるのは意外に難しいです。
マガキガイよりも小柄で、寿命も約1~3年で、ほとんどが1年以内に亡くなってしまいます。
実は大きく育てるのが難しい貝と言えるでしょう。野生でも2cm以上に成長したシッタカガイの生態は、まだよくわかっていません。
ちなみに、「シッタカ」は通称のようなもので、三角錐である貝柄の形状を指しています。
殻が高い=尻が高い=シッタカという感じです。
生き物の名前は、体の特徴から付けられていることが多いので、由来を調べてみると面白いですよ!