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淡水の熱帯魚だけでなく、海水魚の飼育でもライトは必須品です。以前はメタハラや蛍光灯が主流でしたが、現在はLEDライトを使用する方が増えています。
しかしLEDライトだけみても、さまざまなメーカーから発売されていて、どこのものがよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は海水魚飼育におすすめな、水槽がきれいに見えるLEDライトをご紹介します。
目次
海水生物にあったLEDライトを選ぼう!
朝と夜の区別をつけるためにも照明は必要ですが、多くのサンゴや一部のイソギンチャク・貝類が光合成を行うためにも、照明が必要です。
そのため海水魚水槽でも照明は必須アイテムですし、LEDライトはサンゴたちにあったタイプのものを購入する必要があります。
いくらLEDライトのワット数が高く明るくても、サンゴやイソギンチャクなどが必要とする光がないと、光合成を行うことできません。
また強すぎる光は日焼などの原因にもなりますので、水槽内の生体にあったものを選ぶ必要があるのです。
海水魚飼育におすすめのLEDライト選
サンゴ飼育にも使え、水槽を明るくきれいに見せてくれる、おすすめのLEDライトを3つご紹介します。
スポットタイプや超薄型タイプなど様々なタイプがありますので、LEDライト購入の際の参考にしてくださいね。
ZENSUIのLEDシリーズ
ZENSUIのLEDシリーズは、照射角度が広い『nano Levil(ナノレビル)』、カラーごとに細分化された『LED PLUS』、10万通りの色味を再現できる『マルチカラーLEDⅡ』など、用途や水槽にあわせた幅広いラインナップが魅力です。
30センチ水槽用から150センチ水槽用があり、安いものなら4800円前後から、高いものですと3万円ちょっとなど、価格設定の幅も広いので予算に合わせて選べます。
海水魚・水草育成用というように専門性を高く設計されている『nano Levil』以外は熱帯魚・海水魚どちらにも使うことができるので使い勝手が良いです。
カラーに迷った場合は『マルチカラーLEDⅡ』がおすすめで、サンゴ水槽以外のアクアリウムに使用できます。
ボルクスジャパン Grassy LeDioシリーズ
ボルクスジャパンのGrassy LeDioシリーズはスポット照明用のLEDライトの中で人気のある商品です。水槽全体ではなく、サンゴやイソギンチャクなどのいる特定部分だけに光を当てたいという場合におすすめです。
一部にだけライトを当てるとても幻想的になり、より美しく鑑賞性もアップします。
こちらの商品もさまざまなカラーがあり、サンゴ飼育が可能なものもあります。
気を付けなければならないのは、水槽に取り付けるためのクリップと電球やタイマーなどのユニットが別売りになっている点です。
調光タイマーは3000円ほど、クリップは2000円ほどと安いのですが、電球はタイプにより8000円~17000円ほどです。
マーフィード NEMO LIGHTシリーズ
マーフィードの ニモライトシリーズは薄型で調光が行えるなど、高機能な海水水槽用照明です。
腫れや雨、曇天などの天候パターンもあり、設定することができるなど、より自然に近い光を再現できます。
価格は13,000円~42,000円ほどと高機能ですが手に取りやすい金額です。
光合成を行うタイプのサンゴやイソギンチャク、貝類の飼育水槽にも使用できます。
海水水槽にはLEDライトがおすすめの理由
海水魚飼育の照明は以前は蛍光灯・メタハラ(メタルハライドランプ)の2つが代表的でしたが、最近はLEDライトが主流になっています。
LEDライトで海水魚飼育をする利点をご紹介します。
消費電力が少ない
東日本大震災がきっかけとなって、企業だけでなく一般家庭にも普及したLEDライト。
アクアリウム用のLEDライトも家庭用のものと変わらず、少ない消費電力で使用できるという特徴があります。
蛍光灯からLEDライト替えるだけで消費電量が約1/2になり、お財布にも優しいんです。
水槽にかかる電力に関してはこちらの記事を参考にしてくださいね。
蛍光灯よりも長持ちで明るい
LEDライトは蛍光灯の3~6倍の寿命があるとされています。
購入時に多少高いなと思っても、長期間使用することを考えると蛍光灯を買い替えるよりも安い場合が多いです。
水槽用LEDは年々改良が進んでおり、蛍光灯よりも明るくなっています。
そのため、蛍光灯を使用するよりも水槽内がくっきり、はっきりときれいに観賞することができます。
値段が手ごろ
東日本大震災後に発売されたLEDライトは高額なものが多かったのですが、最近では蛍光灯より少し高いかな、といったくらいの価格感で流通しています。
寿命や電力を考えるとお値段はかなりお手頃になっています。
サンゴの飼育にも使えるものもある
以前はLEDライトはサンゴの飼育には向いていないといわれていました。
これはなぜかというと、ライトのワット数が高くても、サンゴが必要としているスペクトルの周波が放射されないと言われていたからです。
しかし最近のLEDライトは商品の改良が進み、育成が難しいサンが飼育可能なタイプのものも販売されています。
確実にサンゴ飼育のできるLEDライトが欲しい!場合はフルスペクトルのLEDライトを購入することをおすすめします。
LEDライトの注意点
良い所ばかりのLEDライトですが、気を付けたい点が3つほどあります。
普通のLEDはサンゴには向いていない
普通のアクアリウム用のLEDライトだと、サンゴが必要としているスペクトルを照射することができない場合が多いようです。
多少高くてもサンゴ飼育に対応している商品を選ぶのがポイントになります。
古くなると光量が落ちてくる
1~2年程度ではさほど変わりませんが、5年、10年と使い続けていると使用年数に比例して購入当初よりも光量が落ち、暗くなってくることがあります。
毎日目にしているとそんなに暗くなっていないと思っても、経年劣化の光量落ちは避けられません。寿命前でも、水槽内が暗すぎるかな?と思うようなら交換する必要があります。
LEDは熱に弱い
LEDは基本的に高温に弱いため、使用時に熱がこもってしまうような場所に設置するのはNGです。ハイパワーのものには放熱ファンがついているものもあります。ファンがついていないLEDを使用する際には、LEDライトの周囲に十分な空きスペースを確保し、放熱しやすい状況で使用しましょう。
まとめ:海水魚水槽がきれいに見える!おすすめライトとLED照明のメリット
いかがだったでしょうか。今回は海水魚水槽をきれいに見せてくれるおすすめのLEDライトを3つご紹介しました。サンゴや、一部の光合成を行っているイソギンチャク、貝類の飼育をしている場合には、きちんと対応しているのかを確認してLEDライトを購入しましょう。
ZENSUIのLEDは熱帯魚・海水魚両方に使える機種が多く、サンゴなどの飼育も可能ですので、海水魚飼育から熱帯魚飼育に切り替えても使うことができます。
暗くなりがちな海水魚水槽をきれいに見せたいなら、蛍光灯よりも省電力で光量の強いLEDライトがおすすめです。
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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答
近所の海の浅い磯で採取した、ヤドカリ、イソスジエビ(透明な小さいエビ)、よくわからない小魚、タニシのような貝?を水槽で飼い始めました。30cm水槽、エアー、底面バイオフィルター、水中ポンプ、砂利や岩や貝殻、を入れてます。以前は同じ水槽でカニを飼っていて、水質は安定していると思います(定期的な海水の入れ替えもしてます)。照明選びで迷ってます。
海水水槽ですが、サンゴを入れる予定はありません。海水水槽用で検索すると、青っぽい色がいいとのことですが、サンゴがなくても青っぽい光を選んだ方が良いのでしょうか?
浅場の生き物でしたら、通常の照明でも問題ないケースが多いです。
しかし、海藻を育てる場合は青い照明が良いでしょう。
照明についてはこちらのコラムもご参照ください。
・水槽のライトとは!水草用・観賞用・植物用など用途別に照明を解説!
https://t-aquagarden.com/column/aquarium_light
よろしくお願いいたします。
返信ありがとうございます。そちらのページも参考にさせていただきます!