コバルトブルードワーフグラミーは、鮮やかなブルーの体色と、長い腹びれが可愛らしい小型熱帯魚です。
温和で様々な魚種と混泳できるので、小型~中型水槽で楽しめます。
淡水魚水槽を爽やかに彩る、コバルトブルードワーフグラミーについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!
コバルトブルードワーフグラミーの基本情報
水質 | 淡水魚。pH6.0~7.0あたりの弱酸性傾向から中性を好む。 適応可能な水温は20~28度だが、快適に過ごせるのは24~26度。 |
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サイズ | ~約6cm。小型のグラミー! |
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寿命 | 3~5年ほど。 |
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餌 | 小型熱帯魚用の餌、小さな生餌(ブラインシュリンプ。稚魚はインフゾリアなども。) |
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混泳 | 温和なので小型魚との混泳も可能。水草とも相性良し! |
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特徴 | コバルトブルードワーフグラミーは、パキスタンやインド、バングラデッシュ原産のアナバスの仲間で、ドワーフグラミーを鮮やかに改良した品種です。
原種が持つ青い形質を強くしてメタリックな水色に改良しています。グラミー特有の細く長い2本の腹ビレがかわいらしく、仲間との交流や興味あるものへの接触に使用される様子を見ることができるでしょう。
青一色のものと、やや赤いシマが残っているような個体もおり、個性を楽しめます。
改良品種なので温和で大人しく、自分より小柄な小型淡水魚との混泳も可能です。グラミーはエビを捕食しがちですが、ドワーフグラミーは口が小さいので比較的安全です。
水流には弱いので、穏やかな水流を作れる外部フィルターでの飼育に向いています。
水質は中性付近で飼育可能ですが、pHを低めに保つことで体色が青みを増して鮮やかに育つのでおすすめです。
水槽内で泡巣をつくり、稚魚が生まれた場合は、卵や稚魚は父親(オス)が世話をするので一緒に隔離してあげましょう。
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
爽やかな水色のコバルトブルードワーフグラミーは、暖かみのあるイエローが特徴の『ゴールデンハニードワーフグラミー』とはまたちがった可愛さを楽しめる魚種です。
性格はどちらも大人しいので、混泳魚に困ることはないでしょう。
『ネオンテトラ』や『ラスボラ・エスペイ』などの体長3cm程度の魚種とも混泳できます。
ちなみに、オスはやや四角く角ばっていてヒレ先などが赤く、メスは水色一色で丸い体型をしています。
繁殖も狙える魚種なので、ペアで飼育しても楽しいですね。
注意点としては、水質が合わないと、体色が薄く白くなってしまうことです。
体色が薄くなったな、と感じたらpHを下げてあげると鮮やかさを取り戻しやすくなりますよ。
コバルトブルードワーフグラミーが泳いでいる水槽事例
コバルトブルードワーフグラミーは、強い水流が苦手なので、外部フィルターでの飼育がおすすめです。
水草水槽と相性が良く、ネオンテトラなどの小型魚から、もう少し大きめなコロンビアレッドフィンなどと混泳できます。上層付近をゆったりと泳ぐことの多い熱帯魚なので、泳ぎを邪魔しないような余裕・空間のある水草レイアウトを行いましょう。
通常の淡水アクアリウムだけでなく、アクアテラリウムにも向いています。
鮮やかなブルーは淡水水槽のなかでとても映えるので、ポイント生体としてもおすすめです。
【初心者向け】混泳にオススメの熱帯魚20選を動画でご紹介!
淡水水槽での混泳に向いた魚種のおすすめの20選をご紹介しています。
コバルトブルードワーフグラミーが属する、アナバスの仲間についても解説しています。
賑やかな淡水魚水槽作りに、ぜひご参考になさってください。
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読みもの
コバルトブルードワーフグラミーについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
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コラム
アクアリウム初心者におすすめの熱帯魚や、水草水槽についてを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
アクアリウム情報サイト・トロピカ
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