
アクアリウムに使える家電8選!魚飼育に使える家電とメリットを紹介
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美しいアクアリウムを管理していくには、日々のお世話やメンテナンスが欠かせません。
一度の手入れにかかる手間はそれほどではなくても、それが毎日となると面倒になってしまうこともあるでしょう。また、在宅している時間が不規則な場合、毎日同じ時間に照明を消灯したりするのが難しいケースも。
このような日常的なお世話や管理を少し楽にするのに役立つのが、家電です。
実は家電量販店や100円ショップでも購入できる一般的な家電の中には、アクアリウムに活用できるアイテムがたくさんあります。
特にスマートフォンと連携して使えるアイテムは、水槽用ヒーターや照明と上手に組み合わせることで、水槽管理のスマート化を実現できるでしょう。
今回のコラムでは、アクアリウムに活用できる家電を8つご紹介します。
それぞれの活用方法やメリットなどを詳しく解説しますので、ぜひ水槽に取り入れてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにアクアリウムに使える家電8選を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
アクアリウムのお世話やメンテナンスにかかる手間は、生活家電を上手に取り込むことで軽減できます。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、アクアリウムに使える家電8選を解説します。
アクアリウムに使える家電8選
さっそく、アクアリウムに使える家電を8種類ご紹介します。
それぞれのメリットや活用方法を知って、賢く快適な飼育を実現しましょう。
小型冷凍庫
赤虫やミジンコ、ブラインシュリンプなどの冷凍餌を保存しておくための、小型冷凍庫を一つ用意しておくと便利です。
最近の冷凍餌はパッケージがしっかりとしていて臭いや中身が漏れる心配はほとんどありませんが、とはいえ見た目にインパクトがあるので、人間用の食材と一緒に保管しておくことに不快感を感じる方は多いでしょう。特に家族に嫌がられるという話はあるあるです。
冷凍機能だけのタイプには省スペース設計のモデルも多く、水槽の近くに設置しておけば餌やりの動線が短縮できるのも利点。感情的なトラブルを軽減できる上に買い置きできる量も増えるので家族にも飼育者にも嬉しいです。
また、霜がつきにくいファン式の冷凍庫ならば、霜取りの手間が省けて長期保存も可能になります。
キッチンスケール
魚の体調管理や治療に欠かせない塩水浴や薬浴では、塩や薬剤の量を正確に量らなくてはなりません。
そこで活躍するのがデジタルのキッチンスケールです。
アクアリウムではグラム単位で正確に数値を算出する必要があるため、必ず1g単位から計量できる製品を選びましょう。
また、キッチンスケールは中型魚の成長具合を見るときの体重測定にも活用できます。
量り方はプラケースなどに水と魚を入れて重さを量り、水と容器の重さを差し引くだけなので、とても簡単です。
魚の体重管理は必須ありませんが、体調管理の一環で時折計測しておくと、後々成長の記録を見返すときに参考になります。
ハンディクリーナー
水槽周りの細かい所を掃除するのに、ハンディタイプの掃除機が役立ちます。
例えば水槽用クーラーは、フィルター部分にホコリが溜まると冷却能力が落ちやすいです。しかし、狭い水槽台の中では普通の掃除機だと小回りが利かず、思うように掃除ができないことも少なくありません。
このような時、小型のハンディクリーナーならば狭い所のゴミも効率よく取り除けます。
隙間掃除用のノズルがあるとなお便利です。
ハンディタイプの掃除機も小型のものが多いので、水槽の近くに一つ置いておくのがおすすめ。餌やソイルをこぼしてしまったときにさっと掃除ができるので、水槽周りを清潔に保ちやすくなります。
スマートプラグ
水槽用照明やCO2添加装置などの、毎日決まった時間にON/OFFする必要がある機材はタイマーを使って管理をするのがおすすめ。
水槽機材用のタイマーは各社から様々な製品が販売されている中、最近はスマートプラグを使ってスマートフォンから管理できるようにするスタイルが流行しています。
スマートプラグは通信機能を備えた電源プラグで、スマートフォンのアプリと連携することで、繋いだ機材のON/OFFやタイマー設定、消費電力や稼働時間などを一括管理することができるアイテムです。
外出先からも機材の稼働状況や電源の切り替えができるので、旅行などで家を空けることが多い方でも安心でしょう。
ただしネット環境が不安定なだと、上手く接続できない可能性がある点には注意しましょう。
スマートプラグを導入するまでに、通信環境をしっかりと整えておくことが大切です。
スマートスピーカー
スマートプラグを始めとしたIoT家電は、スマートスピーカーと組み合わせることでさらに利便性が向上します。
機種によって対応できる内容は多少異なりますが「水槽のライトを消して」「水温を教えて」などの簡単な指示を声で伝えるだけで実行してくれるので、手が離せない作業中にとても便利です。
INKBIRDなどのスマート水温計と連携すれば、さらに多様な使い方が可能。
忙しい日々の中、思い立った時に声ひとつでアクアリウムの状態を確認・管理できるのは大きな魅力ではないでしょうか。
調理用デジタル温度計
どこにでも持ち運びができて水温をさっと確認できる調理用のデジタル温度計は、水換えや新魚の導入の際の水温合わせで活躍します。
センサー部分を水に入れるだけですぐに現在の水温を計測してくれますし、水槽以外のバケツや飼育ケースでも簡単に使えるので、一つ用意しておくと良いでしょう。
サーキュレーター
水槽用クーラーなどの熱を発する機材を複数使用するアクアリウムでは、水槽周りの温度上昇が問題になります。
特に熱がこもりやすい夏は、水槽台の中の排熱の仕方に苦心することも。
そんな時に役立つのがサーキュレーターです。扇風機よりも小型なので狙ったところにピンポイントで風を送り、効率よく空気を循環させることができます。
コンパクトで薄型のモデルやクリップで留められるタイプを選べば、水槽台内部にも設置しやすいです。
湿気や排熱を効率よく逃がすことは機材の延命にも繋がりますので、必要に応じて設置を検討しましょう。
エアコン
特に室温が極端に上下する夏や冬の間は、水槽を設置している部屋のエアコンを使用することをおすすめします。
水槽の水温は外気温の影響を受けて変化するため、エアコンで室温を管理すれば、専用機材が無くてもある程度水温を安定させることができるからです。
金魚やメダカなどの丈夫な魚種ならば、エアコンだけで一年通して飼育ができます。
熱帯魚やサンゴ、水草など水温管理がシビアなものは水槽用ヒーターやクーラーが必要ですが、こちらもエアコンと併用することで機材の稼働率を減らせますし、機材トラブルがあった時にも水温の急変を抑えることができるでしょう。
何より、飼育者自身が快適に過ごせるのがメリットです。
上記のサーキュレーターも同時に使用すればより効果が高まるので、ぜひ実践してみてください。
工夫をしながら家電を上手に取り入れよう!
今回ご紹介した製品以外にも、工夫次第でアクアリウムに取り入れられる家電はたくさんあります。
例えばバスポンプを使って水換えをしたり、冷風機で保冷効果を高めたりなど、アイデア次第でよりアクアリウムを快適に楽しめるようになるでしょう。
もちろん水槽専用品は、魚たちの健康を第一に利便性を追求した素晴らしいものですが、専用品にこだわりすぎると飼育が窮屈になってしまいます。
手元にあるものを使って無理なく楽しむのが、アクアリウムを長く続ける秘訣です。
家電は生活環境を整えるためのアイテム。アクアリウムも自宅環境の一部であると考えれば、自然と使えるものが見えてくるのではないでしょうか。
まとめ:アクアリウムに使える家電8選!魚飼育に使える家電とメリットを紹介
家電量販店で販売されている生活家電は、水槽用品に比べて流通量が多く安価なのが魅力です。
特に最近は、スマート家電を使った水槽管理が流行しています。
スマートプラグやスマートスピーカーと水槽用機材をスマートフォンで連携することで、便利で確実な水槽管理が実現できるでしょう。
餌の保存や掃除に便利な冷凍庫やハンディクリーナーは、水槽専用のものを一台準備しておくのがおすすめ。
家用のものと分けておくと利便性が上がりますし、衛生的にも安心です。臭いや餌の問題でアクアリウムが家族から敬遠されている、といった場合も家電を分けるだけで理解が進むケースもあります。
今回ご紹介した8つの家電は、手軽に導入できて効果も実感しやすいものばかりです。
ぜひ興味のある物から活用してみてください。
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