メダカの飼い方
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メダカに屋根が必要な理由!メリット・デメリットと屋根の素材5選

メダカを飼育し始めると、「可愛いメダカのために何かできないか?」と考えることもありますよね。

屋外飼育の場合は「メダカを守る」という視点から、屋根を作ってあげることに注目が集まっています。

近年では異常気象による猛暑・強風・ひょう・大雨・大雪などの影響で、屋外で暮らしているメダカにとって、過酷な状況になってしまうことも少なくありません。

このコラムでは、メダカに屋根が必要な理由と、屋根を設置するメリット・デメリット、そしておすすめの素材5選をご紹介します。

プロアクアリストたちの意見をもとにメダカに屋根が必要な理由や、屋根設置のメリットとデメリットを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

屋外飼育をしているメダカにとって、近年の異常気象はダメージを受けてしまう可能性があるものです。

メダカの飼育容器に屋根をつけてあげることで、直射日光・雨・雪などからメダカを守り、環境の急変を防ぐ効果が見込まれます。また、屋根といってもホームセンターなどで手に入る材料で、比較的簡単に設置することができます。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカに屋根が必要な理由やそのメリット・デメリット、屋根におすすめの素材を解説します。

メダカの屋根とは!必要な理由

屋外飼育しているメダカに負荷をかけず、元気に育てるために、飼育容器に掛ける屋根は重要さを増しています。

ゲリラ豪雨やひょう、突然の大雪など近年の異常気象のために、メダカの屋外での飼育環境は過酷になってきています。メダカは比較的飼育しやすい魚ですが、飼育環境に急激な変化が起きるのは好ましくありません。

すだれなどを屋根として使う場合は、飼育容器のフタとして掛けるのではなく、容器から少し高さを付けた位置に設置します。

屋根を設置してあげることで、メダカにとって快適な環境を用意してあげましょう。

アクアリウム 設置 管理 水槽メンテナンス

メダカの飼育容器に屋根を作るメリット・デメリット

メダカに屋根を作ってあげることで、環境の急変から守ってあげることができますが、メリットだけではなくデメリットも存在します。

こちらでは、屋外でのメダカの飼育容器に屋根を作る際の、メリットとデメリットをご紹介します。

メリット:雨水や落下物を避けられる!

飼育水槽に屋根をつけることで、雨水が入るのを防ぐことができます。

少量の雨水が入る程度であれば問題ありませんが、酸性雨や多量の雨水は水質と水温を変化させ、メダカにとってダメージになる可能性があります。さらに、豪雨や台風などで大量の雨水が容器内に入ると、水があふれてメダカがいなくなってしまうことがあるため、注意が必要です。

また、落下物を避けられるのも、屋根を設置するメリットです。

強風時などに物が落下してきても屋根が受け皿となり、メダカが難を逃れる確率が高くなります。ひょうや雪なども落下物として考えられるため、屋根は雪が降る地域では重宝するでしょう。

メリット:水温対策になる!

屋根をつけることで、水温対策になるのがもう一つのメリットです。

メダカは、生育できる水温が2〜37度ほどと丈夫な魚ですが、急激な水温の変化はメダカに負担をかけてしまいます。屋根を設置することで、直射日光・強風・ひょう・雪などをある程度防ぐことができ、水温の急変からメダカを守ってあげることができるのです。

特に近年、夏場の猛暑により急激に水温が上がってしまうことが多いので、すだれなどの屋根を設置して日光を遮ってあげましょう。

反対に、冬場に水温が10度以下になると、メダカは動きが鈍くなり、やがて冬眠してしいきます。
また、台の上に飼育容器を載せることで底冷え防止になります。

デメリット:鑑賞性が下がる

メダカを守るための屋根ですが、屋根は目立つため、水景としての鑑賞性が下がってしまうことがデメリットの一つです。

屋根の素材によってはカラーバリエーションがあるため、取り付ける位置や高さなどに配慮しつつ、庭の雰囲気に合う屋根を探してみましょう。

デメリット:水生植物の育成には向いていない

屋根を設置すると、水生植物を育成しにくくなってしまうことも、デメリットとしてあげられます。

ビオトープでメダカを育てることが、近年人気となっています。ビオトープとは、生物と植物がお互いに作用し、浄化のサイクルを作る飼育方法で、自然に近い環境でメダカの魅力を直に感じることができるものです。

ビオトープでは植物の育成も行うため、屋根の形状や設置する高さにもよりますが、特に背が高くなる水生植物を育てるには不向きでしょう。

また、植物植物には光合成が必要です。光合成には日光と二酸化炭素が必要ですが、光を完全に遮るような位置に屋根をつけてしまうと、育ちが悪くなります。水温の急上昇を抑えつつ、日光をうまく取り入れられる位置に屋根を設置しましょう。

補足:ビオトープについて

自然とメダカが共存するビオトープには、水草や水生植物が不可欠です。

その理由として、以下のような項目があげられます。

  • 不要な養分を吸収し、水質をきれいにしてくれる
  • メダカの隠れ家になる
  • 光合成で酸素を供給してくれる

メダカがストレスを感じず元気に生きていくために、ビオトープでの飼育も検討してみてください。

メダカの屋根におすすめの素材5選


こちらでは、メダカの屋根におすすめの素材を5つご紹介します。

  • すだれ
  • ポリカーボネート
  • ビニールシート
  • タープ
  • ネット

メダカは丈夫な魚ですが、ご紹介するような素材で屋根を設置し、異常気象から守ってあげましょう。

すだれ

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すだれは熱と光を遮る効果が高く風通しが良いため、適度な空気循環ができ熱い空気がたまりません。見た目にも涼しさがあり、夏場の使用に適しています。

すだれの素材には軽く丈夫で使い勝手のよい、葦(あし)や竹が使われることが多いです。また、プラスチック製のすだれは、直射日光にはあまり強くない代わりに耐久性に優れ、カビなどがつきにくいためお手入れが楽にできます。

また、大きさによって家の外観や雰囲気に合わせられるので人気があります。すだれは手に入りやすいことも、おすすめの理由です。

ポリカーボネート

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ポリカーボネートは透明度があり、耐久性にも優れた素材でメダカの屋根に適しています。

メダカにとって日光浴は重要で、体色を良くしたり、病気に強く健康になったりする効果があります。ポリカーボネートは透明度が高いため、日光が届きメダカが元気に育つのです。

また、頑丈なので強風で飛んできたものや、雪などからもメダカを守ってくれます。

ビニールシート

ユタカメイク シースルーシート(#2000) 1.8m×2.7m B-301

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ビニールシートは簡単に加工することができ、保温性が高いので寒い季節におすすめです。

ビニールシートは透明・半透明・色付きなどバリエーション豊かで、素材によって遮熱・耐寒・防虫・防炎などさまざまな効果があるのも魅力です。また、枠組みを作ってビニールシートを被せれば、簡単にビニールハウスを作ることができます。

季節や気温に合わせて、選んでみると良いでしょう。

タープ

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タープは雨と日差しを避けることができる、防水性のある大きい布で、屋根材に適しています。また、タープは面積が大きいため、1枚で複数の水槽の屋根として利用できることもメリットです。

タープは、色によって機能が異なります。黒色のタープは、布自体に熱がこもるので、タープ内部は比較的涼しいです。反対に白色のタープは布自体に熱がこもらないため、タープ内部の温度が上がります。

夏の日差しと高温対策には黒系のタープを、冬場の寒さ対策には白系のタープを使用すると良いでしょう。

ネット

シンセイ 防虫ネット 1mm目 180cm×10m

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ネットはやわらかいため加工がしやすく、害獣対策にもなるため、さまざまな場所で使用できるおすすめの屋根材です。

ネットの網目は大小さまざまですが、大きいサイズは通気性が良く、小さいサイズは防虫効果が高まるなどのメリットがあります。また、ネットには遮光性や遮熱性を持つものがあり、状況に応じて使い分けましょう。

メダカと水生植物のビオトープをしている場合、ネット内部にも日光を届けるため、ネットのカラーは透明や白がおすすめです。

まとめ:メダカに屋根が必要な理由!メリット・デメリットと屋根の素材5選

今回のコラムでは、メダカに屋根が必要な理由やそのメリット・デメリット、屋根におすすめの素材などについてご紹介しました。

メダカに屋根を設置してあげることで、夏の猛暑・豪雨・雪などからメダカを守り、環境の急変を防いでくれる効果があります。ただし、屋根を取り付けることで鑑賞性が下がったり、ビオトープの植物育成がしにくくなったりするデメリットも理解しておきましょう。

屋根におすすめの素材は、すだれ・ビニールシート・ネットなど5つご紹介しましたが、いずれも手に入りやすく、効果の高いものです。状況に応じて設置し、メダカを環境の変化から守ってあげてください。

屋外でメダカを飼育することは難しいことではありませんから、屋根を効果的に利用し、メダカを元気に育ててあげましょう。


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執筆者 アクアガーデン

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