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海水魚飼育で水槽内にサンゴを入れている人は多いですが、照明器具に悩む人は多く、ひと昔前ならメタハラや蛍光灯が主流でしたが、最近はLEDでサンゴを育てることも可能になっています。
メタハラと比べると長持ちしコスパもよいLEDですがLEDライトにも種類があるので、サンゴ飼育に必要な波長の出るものを選ぶ必要があります。
今回はサンゴ水槽におすすめのLED商品5つの紹介と、サンゴ水槽に夜間照明が必要なのかについてお話していきます。
目次
サンゴ水槽におすすめのLED照明5選!
それではまず、サンゴ水槽におすすめのLED照明を5つご紹介していきます。
商品によって特徴が異なるので、LED照明を選ぶときは飼育するサンゴの種類と商品の特徴が合うものを選びましょう。
グラッシーレディオ RX122 reef
ボルクスジャパンの「グラッシーレディオ RX122 reef」は、フルスペクトル使用でUVも完備しているため、サンゴ育成に最適のLED照明と言えるでしょう。同じグラッシーレディオシリーズで、目的の異なる商品もいくつか販売されています。商品の特徴は次の通りです。
- 太陽光に近い光
- サンゴの成長に有効と言われている近紫外線やUVのLED素粒子を配合
- シアン波長をもつLED素子を配合しているので、シアン不足を解消している
スポットタイプの照明ですが、60cmサイズくらいの水槽ならメインの照明としても十分な光量で、大型水槽では複数で使用することでメイン照明にすることも可能です。もちろん、大型水槽の場合はメインに別の照明を使用して、補助でグラッシーレディオを使う方法もあります。
また別売りになっているUSBで使用することのできるモジュールを購入することで、スマホアプリを通してタイマーや光量の調整が可能となっています。
Ai Hydra 32 HD
「Ai Hydra 32 HD」は、大型水槽向きのLED照明です。海水魚飼育では日本よりも一歩先を行くアメリカでも高評価を得ています。
ボルクスの照明同様に、フルスペクトルのLED照明なので、サンゴ水槽にピッタリと言えるでしょう。スマホで照明をコントロールすることが可能で、波長は1%単位で調整を行えるという優れものです。
ゼンスイ ナノ レビル 海水水槽用 ブルーホワイト
「ゼンスイ ナノ レビル(nano LeviL) 海水水槽用 ブルーホワイト 」は、サンゴの育成に特化した薄型LEDです。
サンゴ用照明のなかではかなりスリムな形状で、設置しやすいタイプと言えます。
30cm水槽用からのサイズ展開なので、小型サンゴ水槽のユーザーに特におすすめです。
NEMO LIGHT(ニモライト)
マーフィードの「ニモライト」は、薄型設計なので水槽上部に設置しても邪魔になりにくく、優れた明るさから、60cm~90cmの水槽に対応できます。
サンゴ飼育に適切な光量を1%から調節できる・天候に合わせた照明を再現できるなど、細かなニーズに合わせた設定が可能です。
サンゴ用照明のなかではリーズナブルなのもおすすめポイントです。
Lighting Master 24DC コーラルブルー 30,000K
Lighting Masterの「24DC」は、超軽量のフルスペクトル照明です。サンゴの育成に必要な素子を厳選していて、自社開発したオリジナルの素子も使用し、UV素子も採用されています。
レンズの焦げ防止にシリコンを使用しており、以前のタイプよりも故障しにくい設計になっています。
このタイプの照明を使用したときに、光の横漏れが気になっていた人は多いと思いますが、この商品では光の横漏れを押さえているので室内でも安心して使用することができます。
サンゴ向きなLED照明とは?
サンゴは水草などと同じように光合成を行うため、光が必要な生き物です。
しかし一般の水草と比較すると、必要とする光の波長が異なるので、サンゴ向きのLEDライトを使用しないと、枯れてしまいます。
サンゴ飼育に向いているLEDは「フルスペクトル」タイプのものです。一般的なLEDライトは青い色のものは青のみ、白なら白とその色のみの波長しか出すことができません。
サンゴが光合成を行うためには、全ての波長が必要となるので、ひとつの波長だけでは光合成ができないのです。
フルスペクトルタイプのLED照明なら、太陽の光に含まれている全ての波長を途切れることなくサンゴに与えることができます。
蛍光色系のサンゴなら、さらに蛍光色の発起に有効と言われている「UV領域の波長」のあるものを選ぶと色揚げ効果が期待できます。
サンゴに夜間照明は必要なのか
海水魚や熱帯魚を飼育している人の中には、一日中照明をつけっぱなしにしている人がいます。夜間に光をあてる「夜間照明」は必要なのかと悩む人もいるのではないでしょうか。
サンゴや海水魚などの生き物は、自然の中では人間と同じように昼夜のある生活をしているので、人間と同じように、昼夜の感覚が狂ってくると体調を崩してしまうことがあります。毎日決まった時間に照明のオン・オフの切り替えをするのはとても大切なことなのです。
サンゴの場合強い光を長時間当てていると、それが原因で弱ったり枯れてしまうことがあります。いくら光合成をしなければならないといっても、サンゴにも休憩する時間が必要なので、サンゴ水槽で他に生物がいないのであれば、夜間照明はなくても大丈夫です。
「真っ暗になると魚がライブロックなどにぶつかるのが心配」、という場合には補助として夜間照明に暗めの青や紫系、オレンジ系の暗めのライトをおすすめします。暗めのライトであれば、サンゴなどの生物にとっては「月明り」程度と認識することが多いので、十分に休眠を取ることができます。
まとめ:サンゴ水槽はLED照明で管理しよう!おすすめのLED5選と夜間照明について
今回はサンゴ水槽におすすめのLED照明を5つご紹介と、サンゴ水槽の夜間照明についてお話しました。
LED照明はメタハラや蛍光灯と比較すると初期投資の費用は高めですが、長持ちするのでコスパが非常によく、発熱もほとんどありません。そのため水温を上げにくいというメリットもあるので、LEDライトを選ぶ人が増えています。
サンゴは水草のように光合成を行いますが、必要とする光の波長が水草と異なるので、フルスペクトルのLED照明を選ぶ必要があります。蛍光色系なら、色揚げに必要なUVも含んでいるとなおよいです。
サンゴや海水魚も人間と同じように昼夜のサイクルがあるので、1日中ライトをつけっぱなしにしていると、ゆっくり休むことができず調子を崩したり、弱ってしまうので照明のオン・オフの時間を決めましょう。
夜間水槽内を真っ暗にして、魚がガラスやライブロックにぶつかるのが心配なら、暗めのライトを補助として月明り替わりにすることで、魚がぶつかるのを防ぐことができます。
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このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答
お世話になります。90センチスリム水槽で、水槽全体に照らす
にはサンゴのライトは何wぐらい必要ですか?
90cm水槽用の照明を使用しますが、W数は水槽のサイズではなく、サンゴの種類によって異なります。
海の浅場に生息するサンゴ>深い場所に生息するサンゴというように、浅場に生息する種類のほうが高いWの照明を使用します。
製品によっては浅場・中場・深場用に分けて作られているものもあります。(例:リーフ、コーラル、ディープ など)
こちらのコラムもご参照ください。
・サンゴの種類と選び方!特徴と飼育難易度、育てやすいおすすめサンゴ5選
https://t-aquagarden.com/column/coral_type
よろしくお願いいたします。