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熱帯魚水槽を美しくレイアウトする際にとても重要な役割を果たすのが、石や流木などのレイアウト素材です。
特に石は、色味や質感などが種類によってさまざまで、水槽のイメージに合わせて選ぶ楽しさがあります。
最近では黒や灰色といったベーシックな色の石だけでなく、カラフルな天然石を水槽にレイアウトする方も増えているのです。
今回のコラムでは、熱帯魚水槽にカラフルな天然石をレイアウトに活用する方法や配置のポイント、水槽に導入する際の注意点などについて解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに熱帯魚水槽に天然石を導入する際のポイントを解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
カラフルで色鮮やかな天然石は、アクアリウムでも人気のレイアウト素材です。
熱帯魚水槽に天然石を導入し、上手に活用することで、アクアリウムの楽しみ方がさらに広がるでしょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、熱帯魚水槽に天然石を導入する際のポイントを解説します。
熱帯魚水槽に天然石はレイアウトできる
天然石は、自然界で生み出された鉱物や岩石などの総称です。
一般的に天然石として販売されている石はカラフルで美しいものが多く、水槽のレイアウトストーンとして活用する方も増加しています。価格はお手頃なものもあり、興味のある方がお試しで購入しやすいのもうれしいポイントです。
また、風水やパワーストーンの観点から導入する方もいるなど、アクアリウムのすそ野が広がるにつれて天然石の注目度がさらに上がっています。
ここでは、熱帯魚水槽での天然石のレイアウト方法についてご紹介します。
活着水草のベースとして
アヌビアスナナなどの活着できる水草のベースとして、天然石を活用したアクアリウムアイテムが販売されています。
陰性水草の落ち着いた雰囲気に、簡単に鮮やかさが加えられるため、初心者の方も使いやすいでしょう。
水槽全体の自然なイメージを損なわずにカラフルな天然石を配置できるので、熱帯魚水槽に取り入れやすいレイアウト方法です。
水槽内の飾り石として
飾り石として水槽内に天然石をそのまま配置すると、石の観賞性を存分に活かせます。
天然石と熱帯魚のコラボレーションは鮮やかで人目を惹きやすく、レイアウトのワンポイントとしてもおすすめです。
天然石を飾り石として配置する際は、小さめのサイズを選ぶことで、水槽内に隠された宝石のようなイメージを作り出せるでしょう。
水槽の底砂利として
天然石は、水槽の底砂利としても活用できます。
底砂利は水槽の大部分を占めるため、カラフルな天然石を使うことで雰囲気をガラリと変えられるでしょう。また、天然石にはさまざまな色彩のものがあるため、自分好みの底砂利を見つける楽しさもあります。
ボトルアクアリウムや小型水槽の底砂利として天然石を使用すれば、水槽のコンセプトをより際立たせられ、演出効果は抜群です。
天然石を水槽にレイアウトするポイント
天然石は色味がカラフルなだけに、水槽内での使い方に工夫が必要です。
水槽内で天然石を上手にレイアウトするポイントをご紹介します。
配置しすぎない
天然石はあくまでもレイアウトアイテムの1つと考え、熱帯魚が泳ぐスペースを確保することはもちろん、魚たちの生活環境に配慮した水槽内レイアウトを優先しましょう。
流木や水草などほかの素材とのバランスを取ることで、全体にまとまりがある天然石レイアウトが作れます。また、石の量だけでなく、大きさにも配慮しながら配置してみましょう。
カラーリングを考える
天然石の多くはカラフルな素材なので、水槽内に配置しすぎると水槽全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
水槽の印象にまとまりを持たせるためには、色数を絞って配置するのがおすすめです。
また、メインとなる飼育生体の体色から1色を選んでレイアウトに取り入れると、全体にまとまりが生まれます。
一方、反対色を導入すると、ハッキリとしたポップな印象の仕上がりになるでしょう。
天然石にはさまざまな種類があるため、水槽レイアウトのイメージに合った色彩の天然石をじっくり選んでみてください。
天然石を水槽に導入する際の注意点
水槽を鮮やかな雰囲気にしてくれる天然石ですが、水槽内に導入する際には注意点もありますので、しっかり覚えておきましょう。
水質がアルカリ傾向になることがある
天然石に限らず、石や岩はどれもミネラルの塊です。水槽内に導入することで、飼育水の水質はアルカリ性に傾きやすくなります。
天然石を多めにレイアウトする場合には、アカヒレやプラティ、アフリカンシクリッドなど、中性~弱アルカリ性を好む生体を導入するのがおすすめです。
水質のアルカリ傾向が気になる場合は、pH測定器や水質調査試験紙を使って事前にチェックしましょう。
天然石が見えにくくなることがある
熱帯魚を飼育しているとフンや餌の残りなどの有機物が水槽内に溜まり、時間の経過とともに必ずコケが生えてきます。コケをそのままにしておくと、コケが天然石に付着して観賞性が下がってしまうことも。
天然石にコケが付着してしまった場合には、一度水槽から取り出して磨きましょう。
また、アヌビアスナナやミクロソリウムなどの活着水草を植え付ける場合には、将来的に水草の根に覆われて、天然石が見えにくくなる可能性もあります。
まとめ:熱帯魚と天然石!カラフルな天然石を水槽にレイアウトするポイントとは
今回は、熱帯魚水槽に天然石を導入する際のポイントについて解説しました。
天然石は、活着水草や飾り石、底砂利として活用でき、水槽レイアウトに変化を生み出したいときに活躍します。熱帯魚と天然石のコラボレーションは、水槽のレイアウトをポップに彩ってくれるでしょう。
また、天然石を水槽で使用する際のポイントは、配置する天然石の量とカラーリングです。
天然石が多すぎるとレイアウトのまとまりがなくなるため、水草や流木などほかのアイテムとのバランスを考えながら配置しましょう。
また、水槽内の熱帯魚と色味を合わせたり、色数を限定したりすることで、水槽全体に統一感が生まれます。
アクアリウムに天然石を導入する際は、水質がアルカリ傾向になることがあることや、水草の成長で天然石が見えにくくなる場合がある、といったことも注意点として覚えておきましょう。
天然石は色彩も質感もさまざまなので、自分好みの天然石を探したり、水槽内でのレイアウト方法を考えたりするのも楽しみの1つです。
天然石を使って、自分だけのアクアリウム空間を作り出してみてください。
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