ナヤスを育てよう!育て方、溶ける原因、エビなど相性がいい生き物も解説

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透明感のある繊細な葉がとても美しいナヤスは、CO2添加や強い光などが無くても育成ができるアクアリウム初心者の方にもおすすめの水草です。
最近は、同じく育てやすい水草として知られるマツモやアナカリスと並んで人気の品種となっており、ひそかなブームとなりつつあります。
流通する水草の中でも強健種であるナヤスですが、環境によっては溶けてしまったり、いつの間にか傷んでしまっていたりといったことがあるのも事実。
そこで、今回は初心者におすすめの水草ナヤスについて、育て方や溶けてしまう主な原因、相性の良い生体をご紹介します。
流通しているナヤスの種類やレイアウトでの活用方法についても解説していますので、ぜひ水草選びの参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにナヤスの育て方を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
ナヤスは一般的な熱帯魚を飼育する機材で育成ができる、美しい水草です。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ナヤスの育て方を解説します。
ナヤスとは

ナヤスは、日本や世界各地に分布するイバラモ科の水草の総称です。ラテン語で泉の妖精という意味を持つ”Najas“から名づけられた通り、優しさの中に凛とした強さを感じられる佇まいをしています。
また、環境への適応力が高く、状態が良ければマツモのように水面に浮かべておくだけでもどんどん増えていく強健さも魅力の一つ。もちろん水中に沈めたり底砂に植え付けたりしても育成できるので、工夫次第で様々なレイアウトに活用できるでしょう。
無農薬で育成・販売されているタイプならば、薬剤に敏感な生体がいる水槽でも安心です。
見た目に反して丈夫で育てやすい!
ナヤスはどの種も繊細そうな柔らかな細い葉を持ち、透明感のある鮮やかな発色をします。水中では柔らかな葉がふんわりと広がることから、ナチュラルな淡水魚水槽に入れると、明るく和やかな雰囲気を演出できるでしょう。
そんな繊細な見た目に反してナヤスの持つ性質は非常に丈夫で強健 。CO2添加や水草育成用のライトなどの特別な設備がなくても、環境が整えば勢いよく成長します。
成長スピードが早いことや、葉がバラバラになりやすいなどの理由から、凝った水草レイアウトでは使いづらいという意見もありますが、水質浄化能力が抜群に高く育てやすいので、ろ過フィルターのないビオトープやメダカやエビの育成水槽など、様々な環境に導入できるのが魅力です。
ナヤスの主な種類

ナヤスの仲間は、世界中で約40種類の品種が確認されています。
ここでは、アクアリウム用に流通している主なナヤスを4種類ご紹介します。
ナヤス・グアダルペンシス
一般的にナヤスとして販売されているのが、こちらのナヤス・グアダルペンシスです。”グッピーグラス“という別名で流通していることもあります。
もさもさと葉が良く茂ることから、エビ水槽と非常に相性が良いです。
エゲリア ナヤス
“グレートモス“という名前でも流通する透明感のある水草です。
見た目はアナカリスに似ていますが、エゲリア ナヤスは葉が外側に反り返り、葉の密度が高い点で異なります。
気泡をつけやすい性質があることから、水換えの後などには葉から泡が立ち上る美しい姿を見られるでしょう。比較的新しい水を好む性質があるので、定期的に水換えをしてあげると調子が良くなります。
ブラックナヤス
ブラックナヤスはその名の通り、一般的なナヤスに比べて葉が深緑色~褐色になります。
繊細さにシックな雰囲気を併せ持つ独特の姿は、レイアウト全体を引き締めてくれるワンポイントとして、機能するでしょう。
ラージナヤス
ラージナヤスは全長が20~40cm、葉も5cm程度まで大きくなる大型種です。葉が強くカールする独特な姿を見せてくれます。
一般的なナヤスに比べると育成難易度が高く、ボリュームのある美しい草体を保つにはCO2添加や水草育成用照明が必須です。
ちなみに見た目や特徴から、現在はナヤスではなくカヤツリグサ科に関係が深いのではない水草なのではないかという説が有力となっています。
ナヤスの育成方法

ここからは、ナヤスの基本的な育て方をご紹介します。
前述したとおり、ナヤスは非常に強健で成長も早いため特別なことをしなくても育成が可能です。
ただ、より美しい草体を保ちたい、バランスを維持したいといったときは、育成環境を意識して整えると管理がしやすいでしょう。
ナヤスを育成できる水槽環境
ナヤスが好む水温は20~28℃程度です。
幅広い水温に適応できることから、水槽用ヒーターで水温を管理している室内水槽はもちろん、無加温の水槽や屋外のビオトープにも導入できます。
低水温には比較的強く15℃程度まで耐えられますが、高水温は苦手で28℃を超えると弱ってしまうことがあるため、夏場は屋外では日陰を、室内では冷却ファンなどを使って水温の上昇を抑えてください。
水質に関しては弱酸性~弱アルカリ性まで幅広く対応することができるので、飼育している魚の種類にかかわらず様々な水槽に導入しやすいです。
ただ一点、細い葉や茎はちょっとしたことで折れてしまいやすいところには十分配慮します。
大型魚がいる環境や強い水流がある水槽への導入は避ける、メンテナンスの際にはナヤスに直接触れないようにするといった工夫を心がけましょう。
ナヤスの植え付け方・殖やし方
浮き草のように水中に浮かせておくだけでも成長するナヤスですが、レイアウトとして配置するならば、重りをつけて沈めるか底床に植え付けて育成するのがおすすめです。
底砂はソイルや珪砂、大磯砂など様々なタイプが使用できますが、いずれの場合も、無理に挿し込まずに浮かない程度に底砂を被せるイメージで植え付けるのがポイント。力を入れると折れてしまいやすいため、優しく扱ってください。
ちなみに、もし折れてしまっても、折れたところを下にして植え付けておけば断面から根を張り成長します。この特徴を利用して、成長した部分をトリミングして植え付ければ簡単に増やすことが可能です。
レイアウトにしっかり密度を出したいときや、エビや稚魚の隠れ場所を設けたい場合に最適ですが、逆に増え過ぎてしまうこともあるため、定期的にトリミングをしてボリュームを管理しましょう。
ナヤスは越冬もできる!?
先ほど触れた通りナヤスは比較的低水温には強く、環境になじんでいれば水温15℃程度でもすぐに枯れてしまうようなことはありません。
しかし、屋外で越冬させるのはさすがに難しいため、冬を迎える前に一時的に室内管理に切り替えるのが無難です。
また、もし屋外で枯れてしまった場合も、根や茎の一部が残っていれば水温上昇とともに復活することがありますので、諦めず管理を続けてみてください。
ナヤスが枯れる・溶ける・バラバラになる原因

適応できる水温・水質の幅が広く丈夫なナヤスですが、環境によっては調子を崩してしまうこともあります。
ナヤスが調子を崩す原因によって症状が異なるため、状態をよく確認し原因に合わせた対処を行うことが大切です。
ここからは、ナヤスが苦手とする環境について解説しますので、イマイチ調子が上がらないという時は、水質・水温・養分をチェックしてみましょう。
ナヤスは水質・水温の急変が苦手!
ナヤスは馴染んだ環境では本来の強健さを発揮しますが、一方環境の急変には弱い傾向があり、特に導入直後や大量に水換えした後などに茎が溶けたりや枯れたりしやすいです。
新しい水槽に入れるときは慎重に水合わせをすると、状態を維持したままスムーズに環境にならすことができるでしょう。
バラバラになるときは水流を確認
茎や葉がちぎれてバラバラになるのは、強い水流や魚が当たって傷ついている可能性が高いです。
水草を折ってしまう可能性のある大型魚や底ものとの混泳は避ける、水流が気になるときは吐き出し口の位置を調整するなどして、ナヤスに衝撃を与えないよう工夫をしましょう。
溶ける場合は水質と養分を見直そう
ナヤスが溶けるときは、水質悪化や光量不足、養分バランスの乱れなど、水槽環境に原因があることがほとんどです。
特に大掛かりな水換えをしないビオトープなどは、思った以上に水質が悪化していることがあるため、定期的に水換えや足し水をしてナヤスの様子を観察しましょう。
また、極端に魚の数が少ない、水換え頻度が高いなど水中の養分不足が起こりやすい環境では、液肥を追加してナヤスの成長を促進させる方法が有効です。
ナヤスと相性がいい生き物

水質や水温への適性が高く、様々な環境で育成できるナヤスは、観賞魚やエビ類との相性も抜群です。
ここでは、ナヤスを育成する水槽におすすめの生体をご紹介します。
小型エビ:ヌマエビ、ビーシュリンプなど
細かい葉が高密度で生い茂る無農薬栽培のナヤスは、薬剤に弱い小型エビの隠れ家としておすすめです。
ナヤスの細い葉はエビがつかまりやすい形状ですし、表面に微生物やコケが発生するためエビの餌場としても活躍します。
小型淡水魚:メダカ、アカヒレなど
ナヤスは水質浄化能力が高いため、ろ過フィルターを設置しないボトルアクアリウムやビオトープで飼育されているメダカやアカヒレとも、非常に相性が良いです。
ナヤスの細かい葉は魚たちの産卵床や隠れ家にもなります。
小型熱帯魚:カラシン、ラスボラなど
幅広い水質や底砂に対応できるナヤスは、カージナルテトラやラスボラエスペイ、ドワーフグラミーなどほとんどの小型熱帯魚とも混泳できます。
ただし、ナヤスが増えすぎると魚たちの遊泳スペースが圧迫されてストレスを与えてしまうことがあるため、定期的にトリミングをしてボリュームを調整しましょう。
まとめ:ナヤスを育てよう!育て方、溶ける原因、エビなど相性がいい生き物も解説

ナヤスは特別な設備を用意しなくても育成ができる、繊細で優しい印象の水草です。
初心者の方でも育てやすく、エビやメダカ、小型熱帯魚との相性も良いため、様々な水槽に導入できます。
一方、繊細な葉や茎はちぎれやすく環境の急変も苦手なため、丁寧な水合わせや定期的なトリミング、水流の調整には気を配りましょう。
環境になじんだナヤスは非常に丈夫で、透明感のあるやわらかい葉姿を見せてくれます。
ナチュラルなテイストに水槽や自然豊かなビオトープにぜひ、ナヤスを加えてみてはいかがでしょうか。
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