メダカの飼い方
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メダカを追加したい!水槽・飼育容器にメダカを追加導入する際の注意点

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長らく続くメダカブームの影響で、様々なところでメダカが販売されるようになりました
街中で魅力的なメダカに出会って予定外にお持ち帰りすることになった、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

自宅に立ち上げ済みのメダカ水槽があると、つい軽い気持ちで新しいメダカを連れ帰ってしまいがちなのですが、実は、本水槽にメダカを追加するときにはいくつか注意したい事柄があります
対応を誤ると水質の急変や病気の蔓延を招くこともありますので、しっかり下準備をしてから水槽に導入しましょう。

今回のコラムでは、メダカを新たに追加する場合に押さえておくべきポイントと役立つアイテムをご紹介します。
水槽に追加したい魅力的なメダカに出会ったら、ぜひこのコラムをお役立てください。

プロアクアリストたちの意見をもとにメダカを追加導入する際の注意点を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

既存の水槽に新たにメダカを追加するとき、連れ帰ったままメダカを導入してしまっていませんか?
連れ帰ったばかりのメダカはデリケートで病気や体調不良の可能性があるほか、本水槽でも飼育数が増えたことで水質の急変などが起こる危険があります。
トラブルを防ぐため、しっかり手順や注意点を抑えてメダカを追加することが大切です。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカを追加導入する際の注意点を解説します。

メダカを追加する方法


新しくメダカを購入してきたら、水槽に入れる前に、

  • 水合わせ
  • トリートメント

を行いましょう。

水合わせ

メダカを持ち帰ってきた袋から別の容器に移すときは、水合わせをしましょう。
水合わせは、新しい水の水温や水質にメダカを慣らす目的で行います。

水合わせの方法は以下の通りです。

  1. バケツなどにカルキを抜いた水を用意する
  2. メダカを袋のまま水面に浮かべておく(水温合わせ)
  3. 袋の水を1/3程度捨て、そこにバケツの水を少しずつ注ぎ入れる(水質合わせ)
  4. 3の作業を3~4回程度繰り返す

水合わせをすることで、体調を崩しやすい飼育初めをスムーズに乗り越えられるので、少し手間ですがぜひ実践してみてください。

水合わせが終わったら、このままトリートメント期間に移行します。

トリートメント

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トリートメントは新しいメダカをしばらくの間、別の容器に隔離して様子を見る期間です

新しいメダカ達は輸送や環境の変化でストレスを感じていますので、まずは隔離容器の中で体調を整えましょう。また、万が一病気や寄生虫を持っていた場合も、トリートメントをしていれば本水槽への感染を防げます

トリートメントの方法は簡単で、カルキを抜いた水を入れたバケツやプラケースに新しいメダカを入れておくだけです。
念を入れる場合は、この時点で『グリーンFゴールド顆粒』などを使用した薬浴をするのも効果的。

隔離期間中は、ヒレや体表、泳ぎ方に異常が無いかよく観察してください。メダカに多い白点病などは大体2~3日あたりで症状が現れることが多いです。

1週間ほど隔離して問題が無ければ、本水槽に導入します。
先述した水合わせの3~4の作業を本水槽の飼育水で行ったのちに、メダカだけをすくって水槽に移してください

また、トリートメント中に病気の症状がみられた場合は、そのまま治療を開始しましょう

メダカを追加導入する時の注意点


トリートメントと水合わせが終わったら、いよいよ本水槽にメダカを導入します。

しかし、ここで終わりではありません。メダカにとって仲間が増えるというのは大きな変化ですので、追加するときも追加した後にも気を付けたいポイントがあります。

ここでは、メダカを追加導入する際に知っておきたいポイントを解説します。

過密飼育にならないようにしよう

メダカを水槽に追加する前に、今一度、飼育数に問題が無いか確認しましょう。

メダカの飼育数は容器の総水量で算出します。理想は水2Lにメダカ1~2匹程度で、例えば15L入る容器ならばメダカは7~8匹程度飼育できる計算になります。
メダカは小さな魚ですが、飼育容器の容量以上の数を飼育すると過密飼育になって、水質の悪化や酸欠、病気などを引き起こす可能性がありますので注意してください。

また、もしメダカの数が多いときは、

  • 水位を上げる
  • ろ過フィルターを外部式に変更して、ろ過槽分を追加する

といった方法で、水量を増やすことができますが、これにももちろん限界があります。

余りにも狭すぎるときは水槽を大きなものに変えるか、もう一つ水槽を増やして分けて飼育するといった対策を取りましょう。

しばらくは水換え頻度を増やそう

水作 プロホースエクストラ M

メダカを追加した後、しばらくの間は水換えの頻度を増やして様子を見ましょう

生体数が増えると、その分餌や排泄物の量も増えて、水が汚れやすくなります
これまでの掃除頻度だと追い付かない可能性もありますので、ペースをつかむためにも最初の2週間~1か月程度はこまめに水換え・水質チェックを行い、必要に応じてろ過フィルターの掃除などのメンテナンスを実施してください。

メダカを追加したら餌を控えよう

生体増加による急激な水質悪化を防ぐため、メダカを追加した後の最初の2~3日は餌やりを控えるのが良いです。

餌をあげないとメダカへの影響が気になるかもしれませんが、成魚の元気なメダカは数日程度絶食しても特に問題ありません。むしろ環境に慣れていない状態で餌を食べると、消化不良を起こしてしまう危険がありますので、無理せず環境に慣れたころに餌やりを再開しましょう。

ただし、同じ飼育容器内に稚魚がいる場合には、その限りではありません
稚魚は栄養を蓄えておくことが苦手なため、導入直後でもしっかり稚魚用の餌を与えてください。

体格差のあるメダカ同士の混泳はNG


先住のメダカと新しいメダカに体格差がないかも確認ポイントです。

例えば大きく育ったメダカがいる水槽に、新しく幼魚サイズのメダカを追加すると、小さなメダカがいじめられたり、餌を食べられなくなってしまうことがあります

メダカ達の体格差が大きいときは、水槽内に仕切りを付けたり隔離容器を使用したりして分けて育成し、体格差が縮まってから合流させるのが適切です。

またこのようにメダカを一時的に分けたいときは、必ずしも水槽やメダカ専用容器を用意する必要はありません
お家にあるバケツプラスチックケース発泡スチロール箱などもメダカの飼育容器として活用できますので、あるものを利用しながら管理していきましょう。

品種の違いに注意


最近は、体色や体型に特徴があるきれいな改良メダカが簡単に入手できるようになりました。

ただ、このような改良メダカを既存のメダカ水槽に入れる場合は、別品種との交雑に注意してください。
交雑と言ってもメダカ同士なので問題はないのですが、違う形質を持ったメダカ同士が交配すると思わぬ特徴を持つ稚魚が生まれてくることがあります。

もちろん、そこから新たな形質を持った美しいメダカが誕生する可能性もあるので、悪いことばかりではありません。
それが品種改良・メダカ飼育の醍醐味とも言えますが、品種にこだわりがある場合は、交雑しないよう種類ごとに分けて飼育するのがおすすめです。

メダカの追加におすすめなアイテム


メダカを追加するときは、最低限隔離用のバケツがあれば問題ありませんが、作業をスムーズに進めるために、いくつかアイテムを用意しておくと便利です。

最後に、メダカを水槽に追加導入するときに役立つ3つのおすすめアイテムをご紹介します。
ご紹介するアイテムを常備しておけば、魅力的なメダカに偶然出会った場合にも安心です。
最善の対策を施して、新しいメダカを水槽に迎えましょう。

水合わせキット

貝沼産業 水合わせキット MK-01

水合わせの時、少しずつ水を注いでいくのは大変。そんな時に便利なのが『水合わせキット』です。
細いチューブと水量を調節できるコックがセットになっており、これを使うことで、自動的に少しずつ水を追加する「点滴法」で水合わせができます。

追加導入だけでなく、新規水槽を立ち上げる際にも役立つ水合わせの必須アイテムです。

メダカの2世帯住宅

メダカの2世帯住宅 3ルーム工作キット(未完成品) & 木枠+ネット セット おまけ付き

取り外し可能な仕切り板付きのメダカ飼育容器です。

最大3部屋に容器を仕切ることができるので、メダカを体格や品種で分けたいときに重宝します。仕切りを外せば大きな一つの容器として使用できるので、一時的な区分けにも最適です。

容器は密度の高い発泡スチロールでできており、温度の急変を防ぎ、軽くて扱いやすいという特徴があります。
屋外育でのメダカ飼育に、特におすすめのアイテムです。

バイコム スターターテストキット

バイコム スターターテストキット(アンモニア・亜硝酸・硝酸)各3本入り

バイコムスターターテストキット』は、飼育水に含まれるアンモニア・亜硝酸・硝酸の3つの物質の濃度を簡単にチェックできる水質検査薬です。

水槽の水は、見た目がきれいでもメダカにとっては有害な物質が含まれていることがあります。
特にメダカを追加した直後は水質が悪化しやすいため、追加導入後2週間~1か月の間は、定期的な水質検査とこまめな水換えを行うのがおすすめです。

まとめ:メダカを追加したい!水槽・飼育容器にメダカを追加導入する際の注意点


今回はメダカを追加導入する手順と、注意すべきポイントを解説しました。

新たにメダカを追加するときは、水槽に入れる前にまず、トリートメント水合わせを行いましょう。
隔離して様子を見ることで、本水槽に病気が蔓延したり、環境の変化でメダカが体調を崩したりするのを防げます。

また本水槽に導入する際は、過密飼育水質の変化に注意してください。
定期的な水質検査小まめな水換え餌の調整などで水質を管理するのがおすすめです。

様々な品種のメダカが泳ぐ水槽はとても美しいものです。
ポイントをしっかり押さえれば、メダカを追加導入してからも、健康的に飼育することができますので、ぜひこのコラムをメダカ飼育にお役立てください。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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