メダカの飼い方
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メダカすくいのコツ!掬い方・持ち帰り方・飼育方法・追加についてを解説

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メダカ人気の高まりと共に、熱帯魚店や園芸店、各地のイベントなどでメダカすくいが開催されています。

メダカは体のサイズが小さくて軽いため、コツを掴めば金魚よりも簡単にすくえるのが魅力。
お世話が簡単なので、持ち帰った後もホームセンターで揃えられる機材で、引き続き飼育を楽しむことができます。

また、メダカすくいの水槽には高級メダカと呼ばれるきれいな改良メダカが混ざっていることも多いので、すくう個体を選べばかなりお得にメダカをゲットできるのも嬉しいポイントです。

今回のコラムでは、メダカを上手にすくうコツから、連れ帰ったメダカを健康的に飼育するポイントを解説します。
メダカすくいのコツを抑えて、最大限に楽しみましょう。

プロアクアリストたちの意見をもとにメダカすくいのコツや持ち帰り方を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

“○○すくい”といえば金魚のイメージがありますが、近年はメダカをターゲットにしたメダカすくいも各地で見かけるようになりました。
体が軽いメダカは金魚よりもポイですくいやすいので、コツを覚えてぜひ挑戦してみてください。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、メダカすくいのコツや持ち帰り方を解説します。

メダカのすくい方


体が小さくてすくいやすいメダカすくいは、小さなお子様からメダカ愛好家まで幅広い層に人気の今注目のイベントです。

メダカすくいのタライ中には、一般的な黒メダカやヒメダカだけでなく、カラフルな体色や光沢が楽しめる改良メダカが混ざっていることが多く、見ているだけでも楽しめます。
運が良ければレアな高級品種をお得にすくえるチャンスですので、コツを覚えて挑戦してみましょう。

ポイはゆっくり動かそう


メダカは金魚よりも泳ぎが素早いので、逃げられてしまうと追うのが難しいです。
そのためポイを動かすときは、怖がらせないようにゆっくりとメダカの泳ぎに合わせて動かしましょう

また、ポイは一部分だけ水に濡れると乾いている部分との境目が弱くなって破れやすくなりますので、最初に全体を濡らしてしまうのがおすすめです。
斜め45度程度の角度で水に全体を浸した後、水面と平行になるように角度を変えて、メダカが来るのを静かに待ちます。

水中で動かすときは、平行を保ったまま横にスライドするイメージで動かすと紙の部分に水圧がかからず長持ちします。

メダカはポイの真ん中に乗せてすくいあげよう

金魚すくいでは尻尾の動きでポイが破られるのを防ぐために、ポイの端に寄せてすくい上げるのがコツと言われていますが、ヒレが短く小さいメダカすくいでは、ヒレによるダメージを心配する必要はあまりありません

それよりも、臆病なメダカに気づかれないよう、静かにすくい上げることが重要です。

メダカをすくい上げるときは、まず、水中に沈めたポイの上にメダカが来るのを待ちます。メダカを追いかけるとスピードを上げて逃げてしまうので、ポイはできる限り動かさないように注意しましょう。
ポイの真ん中あたりにメダカが来たら、気づかれないようにそっと上に持ち上げます
この時、ポイの角度はできるだけ変えずに平行を保ったまま水面にあげるのがコツです。

メダカをすくうことが出来たら、素早くカップに移しましょう。

メダカは金魚と違って、品種による体長差や体格差がほとんどありません
そのためコツさえつかめれば、比較的楽にいろいろなメダカをすくうことができるという醍醐味があります。

複数匹を1度に狙うのはNG


メダカは小さな魚ですが、同時に1匹以上を狙うのはおすすめしません

2匹同時にすくうとポイに負担がかかり破れやすくなりますし、すくうのに失敗するとメダカが警戒して近づいてこなくなってしまいます。
メダカは動きも早いので、焦らずに1匹ずつ確実に狙っていきましょう

メダカをすくったら!メダカの持ち帰り方


すくったメダカはできるだけ早く家に持ち帰りましょう。メダカは丈夫な魚ですが、長時間狭い袋の中に入れていると帰宅途中で弱ってしまうことがあります。

特に猛暑日は袋の中の水温が上昇して消耗しやすいので、できるだけ直射日光が当たらないように注意しながら帰宅してください。

また、メダカすくいはホームセンターやメダカ専門店で開催されていることも多いため、カルキ抜きや飼育容器、ろ過フィルターなどの飼育器具を持っていない場合は、店舗で購入してから帰るのがおすすめです。

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すくったメダカの飼育方法


メダカすくいで捕まえたメダカを持ち帰ったら、さっそく飼育を始めましょう

メダカは日本の気候にも馴染んでおり、簡単な設備でも比較的飼育しやすいです。
また、飼育のポイントを押さえれば、お家で繁殖まで狙うことができます。

飼育容器が無い場合の対処法

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メダカは体が小さくて水を汚しにくいため、水槽を準備するまでのしばらくの間ならば、自宅にある容器で飼育することができます

  • バケツ
  • 開口部の広いボトル
  • 洗面器
  • 発泡スチロール
  • プラスチックケース

など、ある程度の水を確保できればなんでも代用できますが、できれば1~2匹で2L程度の水量があるのが理想です。特に保温性の高い発泡スチロール箱は、水温の変化を抑えることができるおすすめの代用品で、鑑賞性にこだわらなければそのまま正式な飼育容器として使い続けることもできます。

ただし、どの容器の場合も中に汚れや洗剤、薬品などが付着していないかよく確認してから使用するようにしてください。
例えば、洗濯などの時に浸け置き洗いに使用しているタライだと、洗剤に含まれる界面活性剤が残っていてメダカに影響が出てしまう場合があります。

目に見える汚れが無くても、水道水で良く水洗いをしてからメダカを入れると安心です。

カルキ抜きと水合わせをしよう

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メダカを飼育する水は、カルキ抜きをした水道水です。
飼育容器に水を汲み、カルキ抜き剤を入れて飼育水を作りましょう
ハイポなどの固形カルキ抜きならば、100円ショップやホームセンター、スーパーなど購入できますが、もしすぐに準備できない場合は、以下の方法でカルキ抜きができます

  • 水を20分ほど沸騰させてから、23~25℃程度まで冷やす
  • 水1Lに2~3適ほどレモン汁を入れる
  • 汲み置いた水を太陽光に半日程度さらす

飼育水の準備が出来たら、次はメダカの水合わせです。
水合わせとは、新しい水質や水温にメダカを慣らすこと。いきなり新しい水に入れてしまうと水温や水質の変化からメダカが体調を崩してしまいますので、飼育容器に移す前に必ず行いましょう

水合わせのやり方は以下の通りです。

  1. 用意した飼育水に袋のままメダカを20分ほど浮かせて水温を合わせる
  2. 袋の水を1/2ほど捨て、飼育水を袋に少しずつ注ぎ入れる

飼育水を注ぎ入れるときは、7~10分間隔で3回ほどに分けて行います。時間をかけてゆっくり水質に慣らすと、飼育が軌道に乗りやすいです。

水合わせが終わったら、袋からメダカだけをすくって飼育容器に移しましょう
袋の中の水は病気や寄生虫の持ち込みを防ぐため、できるだけ飼育容器には入れないよう注意してください。

餌は2日後から少量ずつ与えよう

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新しい飼育容器に移してすぐに餌を与えると、消化不良に陥ってしまうことがあるため、餌やりは少し環境に慣れてきた2~3日後から少量ずつ始めるのがおすすめです。

餌やりが始まると、水が汚れだして本格的なお世話が必要となりますので、この頃までに飼育スタイルを決めて必要な設備を揃えておきましょう

  • 水槽飼育:室内飼育のこと。ろ過フィルターとバクテリアの力で水をきれいに維持する
  • ビオトープ飼育:主に屋外飼育を指します。バクテリアと植物・水草の力で水をきれいに維持する

どちらの飼育スタイルでも、水をろ過してくれるバクテリアが定着して水質が安定するまで4週間程度はかかります。
この間は水が汚れやすくメダカが体調を崩しやすいです。飼育が安定するまでは、2~3日に一度、1/3程度の水を換えながら様子を見守りましょう。

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また、最初のうちは水換えのタイミングや水質を確認するために、水質検査薬を用意しておくと便利です。

すくったメダカを追加するには


自宅ですでにメダカを飼育していて、新たにすくったメダカを追加する際にも、注意すべきポイントがあります。

導入前にトリートメントしよう!

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メダカすくいに限った話ではありませんが、既存の水槽に新たに魚を追加する場合は、本水槽に入れる前に必ずトリートメントをしましょう
トリートメントをすることで、病気や寄生虫を本水槽に持ち込むことを防げます。また、新しいメダカは輸送のストレスや環境の変化から体調を崩しやすいので、体力を回復させる意味でも隔離期間は有効です。

トリートメントの期間は大体一週間程度、バケツなどの別容器に隔離して行います

やり方は『グリーンFゴールド顆粒』などを使った薬浴塩水浴、特に薬剤は使わずにカルキ抜きした水に入れておくなどがありますので、状況に合わせてお好みの方法を選択してください。

もし、トリートメント中に泳ぎ方に異変があったり、病気の兆候が出た場合にはそのまま別容器で治療し、病気が完治してから本水槽に移します。

過密飼育に注意


アクアリウム好きの方の中には、メダカすくいを見かけたらついすくって持ち帰ってしまうという方もいるのではないでしょうか。

しかし、あまりに頻度が多いと既存の水槽がメダカでいっぱいになって、窮屈になることも。
過密飼育になると、酸欠や水質の悪化が起きやすくなりメダカが体調を崩してしまいますので、飼育匹数には余裕を持つよう心がけてください。

目安はメダカ1~2匹に対して2L程度です。これよりもメダカが多くなるときは、無理せず飼育容器を分けるなどの工夫をしましょう。

まとめ:メダカすくいのコツ!掬い方・持ち帰り方・飼育方法・追加についてを解説


今回はメダカすくいのコツや、連れ帰った後の飼育方法について解説しました。

メダカを上手にすくうポイントは、ポイを水平にゆっくり動かすことと、メダカがポイの中心に来たところでそっと上に引き上げることです。臆病な魚なので、驚かせないよう気を付けましょう。

持ち帰ったメダカは、水槽やメダカ鉢を使って飼育するのが一般的ですが、見た目にこだわらなければバケツや発泡スチロール箱でも育成できます。
既存の水槽にメダカを追加する場合には、しっかり別容器でトリートメントをして過密飼育に注意してください。

メダカすくいは、普段見かけない改良品種をお得にゲットできるチャンスでもあります。
メダカをより身近に感じられるメダカすくいに、ぜひ挑戦してみてください。

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執筆者 Hara.kazu

子どもの頃から魚や昆虫を飼育し、アクアリウム歴は約30年になります。
グッピーやプラティ、ネオンテトラなどの入門魚飼育から始まり、シクリッドのブリーディングなどを経て、最近ではアクアテラリウムのレイアウトを楽しんでいます。

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