植えない水草特集!アヌビアスなど底床に植えずに育つ種類を解説!
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水草を育成したいけれど植えつけ作業やソイルの管理が大変そう…とハードルを感じてしまう方もいます。
ソイルや砂利に水草を植え付けると移動が大変で、レイアウト変更が困難になる場合があります。
できるだけ手軽に、水草を使ったレイアウトを楽しみたい!そんな方には、ソイルや砂利に植え付けなくても育てられる水草をおすすめします。
今回は「植えなくても育つ水草」を5つご紹介し、具体的な育成方法も解説します。ぜひ水草育成に挑戦してみましょう。
目次
植えなくても育つ!水草5選!
こちらの項で具体的に「植えなくても育てられる」水草を5つご紹介します。
- ミクロソリウム
- ボルビティス
- マツモ
- ハイグロフィラ ピンナティフィダ
- アヌビアス・ナナ
葉の形や特徴など、いろいろな種類がありますのでお気に入りの種類を見つけてください。
ミクロソリウム
ミクロソリウムはシダの仲間で、活着育成が可能な水草です。
ほっそりした葉で背が高くなるので、水槽の中~後景に使えます。
とても丈夫で特別なライトやCO2添加がなくても枯れることはありません。また、成長がゆっくりなので頻繁なトリミングを行わなくても良いため、手入れが楽です。
ミクロソリウムの特徴は「根が強いこと」です。根が強いミクロソリウムは他の水草に比べて深く植え付けられなくても育ちやすいです。むしろ活着のほうが伸び伸びとよく育ってくれることもあるので、植え付けないで水草を育てたい方にはうってつけです。
また、古くなってきた葉の先から子株が生えてくるので、増やす楽しみもある水草の1つです。
ミクロソリウムのさらに詳しい育て方などについては下のリンクを参考になさってください。
ボルビティス
こちらもシダの仲間です。切れ込みの入った葉が繊細で美しいですね。
ミクロソリウムにくらべて大型化しやすく、ボリュームが欲しい時に重宝する水草の1つです。うまく育てると葉の長さが50cmほどになることもあります。
そのため、小型水槽ではなく中型~大型水槽に向いています。
マツモ
金魚やメダカのお供としてもお馴染み、金魚藻の愛称でも親しまれているマツモも植え付けずに育てられます。
マツモは根がほとんど出ず、浮遊しながら生育する水草なので植え付ける必要がありません。
糸のように細くて明るい黄緑色の葉をフワフワと広げるボリューム感のある見た目で、とてもよくふえ、育てやすい水草です。生い茂っても葉が柔らかいので、魚の体を傷つけないのもメリットの一つでしょう。
また、一般的なアクアショップやホームセンターのペットコーナーなど、販売されている店舗が多いので、手軽に入手することができます。価格もリーズナブルなので失敗を恐れずに育成にチャレンジできるのも良いですね。
詳しい育て方については以下のリンクを参考になさってください。
ハイグロフィラ ピンナティフィダ
とても丈夫な水草で、活着する力がとても強いので初心者の方でも安心して育成できます。
植えずに水槽に入れておくとそのまま育ってしまうほど丈夫なんですよ。
また、水草をふやしたいときには、よく切れるハサミなどで葉を3~4本付けた状態になるように枝を切り取ると、切り口付近から根が出て新しい株になります。簡単にふやすことができるのも魅力の一つです。
アヌビアス・ナナ
丸くてツヤツヤした葉をもつ、定番の活着水草です。とても丈夫で初心者の方にも育てやすいのが特徴です。放置しても育つほどの強さがあり、20℃以下の低水温でもかなり耐えてくれます。
比較的背の低いものが多いので、水槽の前景を彩るのにおすすめ。いくつかの種類が知られており、葉が細長いものや、葉の色が黄緑色のもの、斑入りなど、いろいろな品種を集めるのも楽しいですね。
また育つスピードがゆっくりなので、トリミングなどの手間があまりかかりません。
上でご紹介したマツモと同じで、ちょっとしたお店なら必ず販売されている人気種です。
水草を植えずに育てる方法
こちらの項では、水草を植えずに育てる具体的な手法についてご紹介していきます。
- 流木や岩に活着させる
- 浮草として育成する
- 重りをつけて沈める
の3方法になります。
流木や岩に活着させる
こちらの画像のように、流木や岩に水草をくくりつけてそのまま根付かせるのが「活着」です。とても自然で、美しい水草の姿を楽しむことができる手法です。
活着させる方法は、ビニタイや水草用ボンドで水草を固定し、根が成長するのを待つだけです。
さらに具体的な手法については以下のリンクを参考にしてください。
活着は流木と岩、どちらがいい?
流木と岩の一番大きな違いは重量です。
岩は重たく移動しづらいですが、流木はさほど重たくないため移動も容易です。
どちらに活着させるかはレイアウト変更頻度やプランなどで決めましょう。見た目の好みで決めてしまっても問題ありません。
浮草として育成できるものもある
上でご紹介したマツモのように、水に浮かべた状態で育成できる水草がこちらに該当します。
マツモは様々な生体の水槽に使いやすいのも魅力の一つです。マツモ以外にもアナカリスなども同じように浮かせて育成が可能です。
ただし、水に浮かせて水草を育成する場合、水草が増えすぎると水面を覆ってしまいライトの光を遮ってしまうなどの弊害が出てくることがあります。水草の量には注意しながら育成しましょう。
浮草については以下のリンクを参考にしてください。
重りを付けて沈める
底砂を使用せず、水草を底に沈めたい場合は、重りをつけるという手法もあります。
巻きつけるタイプの水草用の重りが販売されており、とても扱いやすいのでおすすめです。
スポンジ状の部分で水草の茎を固定して沈められる重りです。自分で好きな長さにカットして使えるところが汎用性が高く、人気のあるアイテムです。
重りの使い方については以下のリンクを参考にしてください。
まとめ:植えない水草特集!アヌビアスなど底床に植えずに育つ種類を解説!
今回は植え付けずに育成できる水草5種類のご紹介と、具体的な育成方法などについて解説しました。
水草のある水槽はとても美しく、魚の隠れ家や産卵床などに活用できるというメリットもあります。
植え付けなくても育成できる水草は、どれも丈夫で育てやすいものばかりです。トリミングなどの手間があまりかからないのも嬉しいです。
これまで水草に手が出なかった方もぜひ一度チャレンジしてください。
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