アナカリスはホームセンターなどでも手軽に購入できる水草です。
育成も簡単で、ほとんどのアクアリウムで育てることができます!他の水草がどんどん枯れてしまうような環境でも生き残ることが多いですね。
特筆すべきはその成長速度です。環境が良いと1日に2~3cm伸びることがあるほど!
雪が降る地域での越冬はさすがに避難が必要ですが、12~13度程度の低水温でも比較的枯れないのでメダカ鉢やビオトープにもおすすめですよ。
そんなアナカリスですが他の水草と同様に、コケが生えると弱いです。
基本的にどんどん伸びていく水草ですが、コケが葉に生えてしまうと、その部分が黄色や茶色になり枯れてしまいます!
底砂に植えつけることも可能ですが、根が張るまでは浮きやすいので、植えつけた後に流木を重しにしたり、水草用の重りを付けておくと固着させやすいです!
アナカリスの根は白く、茎の脇から生えてきます。飼育水に浮かしているときにも普通に根は伸びるので、そのまま育てる場合はカットして大丈夫です。
カットしても枯れることはないので、気軽にトリミングできますよ。
ちなみに、アナカリスの根は食べやすいのか、金魚が根だけかじることがありました。
葉もマツモよりかじりやすいらしく、金魚藻としての適性が非常に高いです!
マツモやカボンバのように葉がバラバラに外れてしまうこともないので、ストレーナーやろ過フィルター内に枯葉がつまらないところもポイントが高いですね!
枯れても、かじられても掃除が簡単な水草、という点でも初心者におすすめです。