シュッとした体に目立つ背びれが特徴的な小型海水魚です。背びれを動かす様子はかわいいので、子供や女性にも人気ですよ。
似た海水魚に『シコンハタタテハゼ』『クロユリハゼ』『アケボノハゼ』がいますが、みな近縁種です。しかし、それぞれに異なる特徴があります。
- ハタタテハゼ:背びれに白い部分が多い。最も混泳向き。
- シコンハタタテハゼ:全体的にブルー~パープルの体色。レア種。
- クロユリハゼ:尾びれに向かって黒いグラデーション。体長約12cmと大きい。
- アケボノハゼ:ヒレが赤×ムラサキ。体長約10cmと、ハタタテハゼより少し大きめ。
どの種類も少し怖がりな性質があるので、気が強い・体長差のある魚種と混泳すると、ものかげに隠れてしまいがちです。
ライブロックの隙間やエビの掘った穴に入り込んだり、自ら巣穴を掘ることがあります。
水槽内で「ハタタテハゼの姿が見えない!」とおもったらライブロックの接地面や隙間を見てみましょう。
ところで、ハタタテハゼは大人しい性格ですがキリッとした目つきをしていますね。
ハゼの仲間は視力が良く、目つきも独特な魚種が多いです。
エビと共生するネジリンボウやギンガハゼなどは、エビに安全な巣穴を提供してもらう代わりに、危険や外敵を知らせることでWin-Winの関係を築いています。
海の生き物たちの共生関係を知ると、混泳について興味がわいてきますよ!
このコラムへのコメントやお悩み相談に届いた質問の回答
こんにちは。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
造花を入れよう!のページを見て、かわいらしく造花でやってみたく探しましたがアクア用品で見当たりません。どこで入手すればいいでしょうか?
ダイソーにあるのは流石にダメですよね(笑
良かったらご教授ください!
コメントありがとうございます。
造花はどのショップで販売されているものでも使えますが、フチが尖っている造花や1日水に漬けてみて、インクが溶け出す造花の使用は控えましょう。
ちなみに、造花にもコケは生えますので、汚れてきたら交換します。
こちらのコラムもぜひ、ご参照ください。
・100均の人工水草は水槽レイアウトに使えるのか?メリット・デメリットをご紹介
https://t-aquagarden.com/column/100shop_artificial_flower
よろしくお願いいたします。