イシマキガイは水槽の壁面をクリーニングしてくれるコケ取り生体です。初心者からベテランにまで人気の貝ですが、注意ポイントもいくつかあります。
まず「壁面に張り付くこと」をプラスと考えるか、水景に干渉すると考えるかによって、評価が変わってきます。
小さな貝ですが、目には入る存在のため、好みによっては採用しないことも。張り付くのはオトシンクルスもですが「魚がくっついている!」と、かえって好評なことが多いです。
また、卵を産み付けるので擦ると傷つきやすい、アクリル水槽での飼育には向いてません。
下記にような水槽では他のお掃除生体を採用するのがおすすめです。
- 中型以上の水槽
- アクリル水槽
- ソイルを使用している水槽
- レイアウトにこだわった水槽
とはいえ、お手頃な価格感から初心者から導入できるため、お掃除生体の入門種と呼べます!
約2cmほどの個体なら肉食性の強いアベニーパファーにも食べられにくいなど、さまざまな生体と混泳できることも人気の理由です。
水槽飼育では繁殖しないので、管理も簡単です。ただ、ソイルを使用した水槽では寿命がほぼ1年以内になりますので、ミナミヌマエビやオトシンクルスなどを採用しましょう。