メダカの飼い方
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メダカが増えた!放置は危険?飼育スペースから稚魚への対処方法を教えます

春から秋にかけてメダカは産卵シーズンを迎え、その間に想像以上に稚魚が増えたという方も多いのではないでしょうか。

飼育容器に余裕がある場合は問題になりませんが、新しい容器を買い足す必要が出てくることもあります。
メダカは産卵する頻度が高い魚です。調子が良いとどんどん増えていくため、ある程度の匹数の頃に対策が必要です。

今回は、メダカが想定外に増えてしまった場合の対応方法と考え方をご紹介します。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカ別窓の記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

メダカが増えたときの対処方法

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メダカの稚魚は増えやすく、産卵ペースにあわせてすべての卵を保護すると、稚魚の数が爆発的に殖えることがあります。
そのため、ある程度繁殖したらそのまま稚魚や卵を放置して、自然淘汰にまかせるという方法をとる飼育者も多いです。

健康な稚魚だけを保護して飼育することも、残酷思えますが過密飼育を防ぐためには必要な選別と言えるでしょう。
奇形や発育不良の稚魚は、残念ながら元々長生きできないことがほとんどです。

稚魚を多く飼育したいという場合は、それなりの大きさの飼育容器が必要になります。

メダカ飼育数の目安として、5Lほどの飼育容器なら10匹程度の成魚が限度です。

メダカだけでなく、魚を健康的に育てるためには、余裕のある飼育環境が大切です。
「これ以上、飼育ケースを置けない」という場合は、飼育容器のキャパシティに合った数での飼育を行いましょう。

メダカが増えたら放置は危険なのか?

メダカの稚魚を放置することは、危険ではありません。
基本的には成魚に食べられてしまうことが多いので、必要に応じて保護します。

しかし、個体数が増えると下記のようなトラブルが起きる場合があります。

  • 匹数が増え、飼いきれなくなる
  • 飼育容器が増えて、暑い季節に臭う
  • 奇形・発育不全の個体が増える など

こうした不具合が気になってしまうと、メダカ飼育が楽しいものではなくなることもあります。
やはり、程よい匹数に抑えて飼育するのがベストと言えるでしょう。

繁殖しすぎたメダカは、引き取ってくれるアクアリウムショップなどもあります。
しかし、最後まで責任をもって飼育することを第一に考えましょう。

野生のメダカと改良品種が交配してしまうと、野生種が絶滅する恐れがありますので絶対に放流は行わないでください。

また、水量に対してメダカの飼育数が多くなると、酸欠や水質の悪化がおこりやすくなります。
それらを防止するには『エアレーション』がおすすめです。

エアレーションのほとんどの機種は室内専用ですが、屋外向きのソーラータイプが販売されています。

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尚、飼育容器の広さによって飼育数の限度は変わり、容器サイズが小さいと、生存匹数が減少傾向になるようです。
その点を考慮して匹数が増えすぎた場合は、残したい個体を選別していきましょう。


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メダカの飼育容器と飼育可能数

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自宅で使用できるメダカの飼育容器には、下記のようなものがあります。

  • 水槽
  • プラ舟
  • メダカ鉢
  • 睡蓮鉢
  • 発泡スチロール鉢
  • FRP水槽
メダカの飼育適性数は水1Lに対して1~2匹と言われています。

なぜ、1~2匹と幅があるのかというと飼育水の『ろ過・水質浄化力』によって飼育可能数が変わってくるからです。

ろ過器の設置や水質管理、エサ量の調整を行うことでメダカの飼育数を増やすことも可能です。
経験豊富な飼育者なら、絶妙なバランスで多数のメダカを飼育できます。

先述したように、メダカは最終的に飼育容器の大きさに合った匹数におさまることが多いとされています。
これは、飼育数が増加→飼育水の水質が悪化→ストレス→強い個体だけ残るといった連鎖が起きることが主な要因です。

メダカを多く飼育したい場合は、30L以上などの余裕のある飼育容器が必要と言えるでしょう。

メダカが増えた!稚魚への対応方法について

予想外に卵や稚魚を見つけて淘汰せずに育成する場合は、隔離して育てましょう
ここでは、具体的な隔離方法などをご紹介します。

繁殖させる場合は別容器に隔離する

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メダカの稚魚を発見したら、メダカの稚魚用ネットなどを使用して、別容器に隔離します。

稚魚を隔離しない場合は、水草などで隠れ場所を作ると生存率が上がります。
ただ、稚魚は匹数にもよりますが、5L以上の飼育水が入り、開口部が広い形状ならどんな容器でも育成できるので、繁殖させるのであればなるべく隔離してあげましょう。

ある程度稚魚が成長してくると、形質や不調などが見えるようになってくるため、そのタイミングで選別を行っても良いです。



稚魚用のエサを与える

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メダカの稚魚は小さく、成魚と同じ餌を食べられるようになるには、体長が成魚の半分ほどまで成長した頃です。
それまではメダカ稚魚用のエサや、グリーンウォーターなどを与えるようにしましょう。
これだけで、成長率や生存率が大きく向上します。

いろいろなメーカーから、メダカ稚魚用のエサが販売されていますので、飼育スタイルに合った製品を使用するのが良いです。

メダカの卵をカビから守る

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メダカにも無精卵は存在します
無精卵は腐りやすく、カビが生えやすいため発見したら取り除きます。

メチレンブルー水溶液を使うと卵のカビを防ぎやすいですが、卵の孵化容器を大きめにしたり、こまめな水換え、弱いエアレーションでもカビを防げます。

無精卵は2日ほどで白く変色してくるので、採取したら確認しましょう。

メダカの稚魚に最適な水換え頻度とは

孵化した後、稚魚を育成する際にはあまり水を換えません
これは、稚魚にはまだ体力が無く、水換えのストレスや水質の変化についていけないからです。

メダカの水換えタイミングは、主に下記のような目安で決めます。

  • 飼育水が汚れてきた
  • 水温が高い
  • 餌を投入しすぎた

こうした場合には、成魚の飼育容器ならばすぐに水換えを行いますが、稚魚の場合は成長するまで水換えは控えます
余裕のある容器で育成しましょう。

また、餌のやりすぎを防ぐことからも、グリーンウォーターはおすすめです。

まとめ:メダカが増えた!放置は危険?飼育スペースから稚魚への対処方法を教えます

メダカの稚魚は知らぬ間に生まれることがあり、増えすぎた場合は自然淘汰に任せて、放置するというのも一つの方法です。

メダカ水槽の場合は、水量が少ない水槽の場合、メダカの数が増えるほど、水質の管理をしっかりとおこなうことが大切になってきます。
メダカを多く飼いたいときは、余裕のある容器を用意し、過密飼育にならないように工夫しましょう。

過密飼育に陥ると、水質の悪化が早く、病気にかかるなどトラブルが起きやすくなります。
飼育できる最大数を理解しつつ、必要に応じて飼育容器を準備しましょう。


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