スカンクシュリンプは赤い体に白いライン模様が特徴的な海水エビです。
魚の体についた寄生虫や水槽内の汚れを食べてくれる、クリーナー生体として人気があります。
海水水槽のお掃除屋さん・スカンクシュリンプについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!
スカンクシュリンプの基本情報
水質 | 海水生のエビ。pH8.1~8.4ほどが得意。 水温は25~27度まで平気だが、25度前後がおすすめ。 |
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サイズ | ~約12cm。程よいサイズ感! |
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寿命 | 約2年ほど。 |
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餌 | 沈降性の海水魚用餌、その他に魚の食べ残しなども食べる |
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混泳 | お掃除生体として、さまざまな魚種との混泳に向いているがサンゴとの混泳には注意。 |
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特徴 | 別名『アカスジモエビ』と呼び、日本を含む太平洋側やインド洋、紅海に生息する海水エビです。
お掃除生体として有名ですが、紅白のカラーリングが目を惹くなど鑑賞性もあります。
最大の特徴はハダムシなどの海水魚の寄生虫や汚れを食べるクリーニング能力です。
海水水槽にたまりがちな餌の食べ残し・デトリタス・海水魚のフンなどの有機物を好んで食べてくれるので、硝酸塩が悪影響を及ぼしやすい海水水槽では重宝されています。
体長も最大で約12cm程度のため、小型水槽~大型水槽まで幅広く採用され、東京アクアガーデンの水槽にもレギュラーメンバーとして活躍しています。
海水性のエビとしては強健なため飼育しやすいですが、水質変化には弱く導入時の水質調整や水合わせには気を付けましょう。
サンゴと混泳できますが、稀に弱ったサンゴを食べることがあるため、サンゴ水槽では『オトヒメエビ』のほうが適性が高いです。
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
スカンクシュリンプは優秀なクリーナーなので、ナンヨウハギなどの寄生虫がつきやすい魚種との混泳が特におすすめです!
ちなみに、海水水槽では、スカンクシュリンプ以外にもお掃除生体として優秀なエビが存在しています。
- スカンクシュリンプ:45cm以上の水槽におすすめ
- キャメルシュリンプ:小型水槽におすすめ
- オトヒメエビ:サンゴ水槽におすすめ
- ホワイトソックスシュリンプ:60cm以上の水槽におすすめ
- ペパーミントシュリンプ:カーリー(セイタカイソギンチャク)を食べてくれる
このように様々な種類がいますが、海水水槽1台にエビは1匹が鉄則です!
海水のエビは縄張り意識が強いため、同種間で争うことが多く、オスメスのペアでない限りトラブルが起こりやすいからです。
導入予定の水槽に合ったエビを厳選して飼育しましょう!
スカンクシュリンプが泳いでいる水槽事例
スカンクシュリンプは中型~大型海水魚水槽に向いています。ライブロックを積み上げると落ち着いて飼育可能です。
水槽には原則として単体で導入しますが、紅白の体色とユニークな存在感があります。
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読みもの
スカンクシュリンプについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。
コラム
スカンクシュリンプについての情報や海水魚飼育についてを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
アクアリウム情報サイト・トロピカ
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