イエローコリスは砂に潜って寝る習性があるのですが、これによって砂が舞い上がり汚れなどが広がることがある、と言われています。
これは本当で、その理由は細かい底砂には汚れが溜まりやすいからです。
また、底砂が細かいほど、底床部に『嫌気層』と呼ばれる酸素が少ない部分が生まれます。
この嫌気層は酸素を好まないバクテリア(細菌)が多く住みやすく、そうした細菌は魚たちにとって悪影響をもたらすことがほとんどです。
パウダー状のサンゴ砂を敷く海水水槽では、嫌気層は必ず存在しています。この嫌気層、上手に利用すれば水質浄化にも役立つのですが、一般的な飼育環境ではなるべく接触を減らすのがおすすめです。
ではどうやって接触を減らすのか。
ます、サンゴ砂を5cmほどの厚みで敷くことで、嫌気層の露出を抑えられます。
次に、マガキガイなどの底砂をかき回すように移動してくれる生体を導入することで、底砂の通気性を良くします。これで嫌気層の魚達への影響を軽減することができるんです。
マガキガイは底砂の汚れも食べてくれるので、まさに一石二鳥です!水槽で飼育されている生き物の組み合わせには、いろいろな意味があります。アクアリウムの奥深さですが、同時に楽しさでもありますよ!
イエローコリス
No.
31
イエローコリスは明るい黄色の体色が特徴的な海水魚です。
丈夫で育てやすいため、マリンアクアリウム初心者の方にもおすすめな魚種です。
スリムな体型で活発に泳ぐ様子も可愛いイエローコリスについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!
イエローコリスの基本情報
水質 | 海水魚。pH8.1~8.4ほどが得意。海水魚なのでpH低下に気を付けよう! 水温は25度が適温です。 |
---|---|
サイズ | 約10~12cm。ベラの仲間! |
寿命 | 約5~7年ほど。 |
餌 | 小型海水魚用の餌、小さな生餌(ブラインシュリンプ、コペポーダ、イサザアミ) |
混泳 | 温和な性格ですが活発な動き。様々な魚種と混泳可能。 |
特徴 | 太平洋に生息する、ベラの仲間です。『イエローコリス』は流通名で、『コガネキュウセン』と呼びます。 |
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント

イエローコリスが泳いでいる水槽事例
イエローコリスは小型~中型水槽に向いています。複数匹での飼育も特に問題ありません。
サンゴと一緒に飼育できるので、比較的、幅広いジャンルの海水水槽で採用できます。
泳ぎは活発なので、鑑賞性が高いですが、飛び出しには注意しましょう。
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イエローコリスなどの、初心者から飼育しやすい海水魚ベスト20を動画で解説します!
海水魚飼育はハードルを感じがちですが、カクレクマノミなどの定番魚なら飼育しやすくおすすめです。
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読みもの
イエローコリスについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
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コラム
イエローコリスについての情報や美しい海水魚種、オーバーフロー水槽についてなどを解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
アクアリウム情報サイト・トロピカ
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