サンゴ水槽の初期費用!いくらで始められる?目安と節約のコツを紹介

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色とりどりのサンゴの合間を海水魚が行きかう、南国のサンゴ礁を再現したレイアウト水槽は、水族館でも特に人気の高いコーナーです。
そんな幻想的な水景に憧れて、自宅でもサンゴを飼育してみたいと思う方も多いことでしょう。
しかし、いざ本格的なサンゴ水槽について調べてみると、他の水槽スタイルよりもお金がかかるという記述が多く、一体いくらかかるのだろう…と不安になってしまうことも。
特に水槽を始めるときは水槽や機材を一気に揃えるため出費がかさみやすいです。
今回のコラムでは、サンゴ水槽を始めるときにかかる初期費用の目安をご紹介します。
サンゴ水槽に必要な機材や選び方、初期費用を節約するコツなどにも触れていきますので、サンゴ水槽をリーズナブルにスタートしたいという方はぜひご覧ください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにサンゴ水槽の初期費用を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
非日常的な雰囲気を演出できるサンゴ水槽は、数ある水槽スタイルの中でも特に満足が高いアクアリウムです。
一方、繊細でユニークな性質を持つサンゴを飼育するためには、専門的な機材を多数用意しなければならず、初期費用が掛かりやすいのも事実です。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、サンゴ水槽の初期費用を解説します。
サンゴ水槽を始めたい!初期費用の目安

サンゴ水槽の初期費用は、育成するサンゴの種類やレイアウトの仕様によって大きく異なります。
参考までに、平均的な機能を備えたサンゴ水槽を設置するためにかかる初期費用の目安と必要な機材は以下の通りです。
- 30cm~60cmの水槽:8万円~20万円程度
- 90cm以上の大型水槽:50万円~
■サンゴ水槽の標準装備
オーバーフロー水槽・水槽用ヒーター・水槽用クーラー・サンゴ用照明・水中ポンプ・ライブロック・ろ材・底砂・プロテインスキマー・カルシウムリアクターなど
そもそも淡水水槽と海水水槽では海水水槽の方が価格が高めです。その中でもサンゴは一般的な海水魚よりも繊細で、飼育には水質や光環境を維持する専門的な機材が必要なため、初期費用がかさみやすいでしょう。
例えば、サンゴの光合成を促進し成長を促す専用照明、水温を保つための水槽用ヒーターやクーラーの他、ろ過をサポートするプロテインスキマー、水中にカルシウムを添加するカルシウムリアクターなども必要です。
さらに、適度な水流を生み出すポンプやサンゴを配置するときの土台となるライブロック、サンゴ砂、人工海水なども含めると、小型水槽であっても初期費用は10万円程度になることが見込まれます。
オーバーフロー水槽が最適
サンゴ水槽の初期費用が高額になる大きな要因に、オーバーフロー水槽があります。
オーバーフロー水槽は水槽の下に大きなろ過槽を備えた、数あるろ過方式の中でもダントツのろ過能力を有する高スペックな設備です。
ろ過面積を広く確保できるため水質が安定しやすく、水質の変化に敏感なサンゴの飼育にも向いています。
一方、オーバーフロー水槽は水槽の底面に穴を空けてろ過槽と配管で繋ぐ特殊な加工が必要で、オーバーフロー水槽一式(水槽・水槽台・ろ過槽)を用意すると10万円以上が相場です。
比較的飼育が容易なソフトコーラルだけを選ベば、外部フィルターでも管理できますが、後々難しいサンゴにも挑戦したいと考えているならば、最初の段階でオーバーフロー式を採用した方がコスパが良いでしょう。
いずれにしろ、サンゴ水槽は育成するサンゴの種類や混泳魚によって初期費用が大きく変化するため、事前にしっかり飼育計画を立てておくことが重要です。
サンゴ水槽の初期費用を節約するコツ

サンゴ水槽は、アクアリウムの中でも特に初期費用が高額になりやすい水槽スタイルです。なかなかの値段に驚いてしまったという方もいるかもしれません。
しかし、ご紹介した初期費用はあくまでも目安であり、工夫次第で節約することも可能です。
そこで、ここからはサンゴ水槽の初期費用を押さえる、節約のコツを4つ解説します。
ガラス水槽にする
水槽サイズにもよりますが、基本的にガラス水槽よりもアクリル水槽の方が値段が高くなりやすい傾向があり、特に90cm規格辺りまではガラス水槽がお得です。
オーバーフロー用の水槽本体は加工がしやすいアクリル製が大半ですが、ガラス製のオーバーフロー水槽も販売されているので、価格を抑えたいときは利用してみましょう。
また、ガラス水槽にはアクリル水槽の水槽上部に取り付けられている補強枠(フランジ)が無く、外部フィルターや外掛け式のプロテインスキマーを設置しやすいところもポイント。
内部式の機材に比べて安価で購入できるため、総合的に見ても初期費用の節約に繋がります。
一方、ガラス水槽を使う最大のデメリットが、重量がアクリル水槽の2倍以上になってしまうことです。フランジが無いため塩だれしやすい点にも注意が必要でしょう。
ガラス水槽を検討する場合は、価格面だけでなく設置場所やその後の運用方法までイメージしておくことが大切です。
プロテインスキマーの種類を工夫する
プロテインスキマーは海水専用のろ過装置で、水中に微細な泡を発生させてタンパク質を吸着除去します。
サンゴ水槽に必須と言うわけではありませんが、オーバーフロー水槽と組み合わせれば難しいサンゴの育成に挑戦しやすくなりますし、スペックの高いプロテインスキマーと外部フィルターを併用すれば、サンゴの飼育が安定しやすくなるため可能な限り設置したいアイテムです。
一方、プロテインスキマーは高級な水槽機材のため初期費用を上げる要因になるのがネック。この場合は、外掛け式のゼンスイ『QQ1』やカミハタの『海道河童』を選ぶと、比較的安価で確実な効果を得られます。
最近は『ナノスキマーコンパクト』や『マメスキマー』などのような、静音性が高く、小型水槽に設置してもスッキリとおしゃれに見えるプロテインスキマーが増えているので、水槽のスタイルに合わせてチェックしてみてください。
照明を吊り下げ式にする
サンゴは水草などと同じく光合成をして成長する生き物のため、健全な育成には太陽の波長と光量を再現した専用の照明が必要です。
各アクアリウムメーカーから様々なサンゴ用照明が販売されている中、特におすすめなのが吊り下げタイプ。
吊り下げ式照明は、上部設置型の照明に比べてやや高額な製品が多いですが、その分様々なサンゴに対応できるスペックを備えています。
交換も簡単ですし、ライトの高さを調節して照射範囲を変えるなど、水槽やサンゴの成育状態に合わせて柔軟に対応できるのが魅力です。
照明はサンゴ育成の中でも特に重要なポイントなので、値段だけではなくサンゴに適したライトであるかをよく確認しながら選ぶようにしましょう。少し高くても良いライトを選ぶと失敗が無く、結果的に費用の削減になります。
サンゴの産地によってコストが変わる
導入するサンゴの産地を統一することも、初期費用の節約に繋がります。
はじめてサンゴを飼育する方に最もおすすめなのが、沖縄産のサンゴです。
国産のサンゴは輸送距離が少ないため、外国産に比べて安価で流通しています。また、日本の水質にも慣れていてストレスが少ないので、状態が良く飼育がしやすいのもメリットです。
一方オーストラリアを始めとした外国産は、長距離輸送のストレスを受けている場合があり、飼育を軌道に乗せるのに苦労することが少なくありません。
また、規制によるの採取量の制限や燃料費の高騰など、輸入・流通にコストがかかるため、高額になりやすいです。
サンゴは産地によって価格や管理の難易度が大きく変わるので、まずはリーズナブルな沖縄産サンゴからスタートするのが良いでしょう。
サンゴ水槽の設置実例

美しいサンゴ水槽を作り上げるには、節約できるところとコストをかけるべき部分を見極めて、バランスを取りながら管理していく必要があります。
最後に東京アクアガーデンが手掛けたサンゴ水槽の中から、工夫を凝らして運用している3つの水槽事例をご紹介します。
サイズの異なる照明を組み合わせてコストを削減!

120cm大型サンゴ水槽の事例です。
上部設置型の水槽用照明は、水槽の横幅に合わせたサイズを用意するのが一般的ですが、120cmを超える大型サイズとなると値段が上がってしまうのがネック。
その点、こちらの水槽では大・中・小三種類の照明を組み合わせて設置することで、照明に掛かる費用を抑えています。
使用しているゼンスイの『マルチカラーLED』は、サンゴに合った光量や波長を再現しながらお好みの色合いに調光できる、マルチなLED照明です。
照明の配置の工夫により水槽全体にしっかり光を照射しつつ、上から覗き込んで鑑賞できる上部のゆとりを実現しました。
吊り下げ式照明の設置事例

こちらの迫力ある120cmサンゴ水槽では、吊り下げ式照明を使って長期管理を実現しています。
吊り下げ式照明は、太陽と同じように上から光を照射できるので、より自然に近い水景を再現できるのがメリットです。また、サンゴが必要とする光量に応じて角度を調整できる点も、使いやすいでしょう。
導入するサンゴの種類を成長に必要な光の波長や光量が同程度のもので揃えてムラなく育てられるように整えるのも、サンゴ飼育のコツです。
魚の数を控えめにしてサンゴを育成

60cm水槽でサンゴを育てている事例です。
60cm水槽は、一般的なご家庭にも設置しやすいちょうど良いサイズ感が魅力ですが、大型水槽に比べると水が汚れやすく、サンゴが好む清浄な環境を維持するためにスペックの高いろ過装置やこまめな水換えが求められることも。
こちらの水槽では、このようなサンゴ飼育の手間を軽減するため、同居する海水魚の数を抑えて、水質の悪化をできる限り抑制する工夫をしています。
まとめ:サンゴ水槽の初期費用!いくらで始められる?目安と節約のコツを紹介

サンゴの育成には様々な必須アイテムを揃える必要があり、一般的な水槽の立ち上げに比べると初期費用がかさみやすいです。
一般的な目安として、60cm以下の水槽で8万円〜20万円程度、90cm以上の大型水槽だと50万円以上かかることを想定しておくと良いでしょう。
初期費用の節約には、90cmサイズまでならばガラス製の水槽を選ぶ、オーバーフローをやめて外部フィルター+プロテインスキマーで管理するといった方法が有効です。
ただし、節約ばかりを気にかけると肝心のサンゴの育成がおろそかになってしまいますので、予算とスペックのバランスを見ながら慎重に環境を構築していくことをおすすめします。
また、サンゴ水槽の水槽設計や予算との兼ね合い、管理に不安がある時はプロの力を借りることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
東京アクアガーデンではサンゴ水槽のレンタルサービスを行っており、希望や予算、設置場所に合わせた最適な水槽をご提案いたします。
ご興味ある際はぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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お見積りは無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください。


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