価格が上がった熱帯魚・観賞魚10種!輸入の影響などで値上がりした生体

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アクアリウムショップで熱帯魚の価格を見ていると、生体の価格が値上がりしたように感じることはありませんか?
様々なものが値上がりしている昨今、アクアリウム業界も例外ではなく、異常気象や世界情勢の変化による輸送費コストの上昇、円安の影響などを受けて、全体的に観賞魚の価格の値上がりが続いています。
特に海外からの輸入に頼る熱帯魚や海水魚には、以前とは比べ物にならないほどの価格にまで値上がりしている魚種がいるのも事実です。
今回のコラムでは価格が上がった熱帯魚・観賞魚10種をご紹介しつつ、アクアリウムを持続的に楽しむために私たちにできることを考えます。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに価格が上がった熱帯魚を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
熱帯魚や観賞魚の値段は、世界的な情勢や自然保護活動など様々な影響を受けて変化します。
全体的に値上がりの傾向がある昨今、飼育者一人一人ができることを考えましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、価格が上がった熱帯魚を解説します。
価格が上がった熱帯魚・観賞魚などアクアリウム生体10選

アクアリウムでお馴染みの熱帯魚・観賞魚の価格が上昇する理由には、輸送コストや円安など様々な事柄が複雑に絡み合っています。
その中でも、自然保護活動に影響を受けるのはアクアリウム特有の事情でしょう。
魚種によっては自然に生息する個体数の減少によって商業取引の規制対象となり、流通量が減って価格が上がることがあるのです。
以前は良く見かけた魚種が、ある時を境に手が届かないほど珍しい魚になってしまう…そんな事態にならないためにも、多くの国が協力して環境保全に取り組むべき時がきています。
そして、私達アクアリスト一人一人が今できることを考えて、いつまでも気軽にアクアリウムを楽しめる環境を維持することが大切です。
この記事では、SDGs17の中からアクアリウムに関係する、
- 12.つくる責任/つかう責任
- 14.海の豊かさを守ろう
の2つの目標に触れつつ、価格が上がった熱帯魚・観賞魚を10種ご紹介します。
アジアアロワナ
元々高級観賞魚として知られるアジアアロワナですが、最近はさらに輪をかけて価格が高騰しています。
品種やサイズなどによって幅がありますが、最も購入しやすいベビーサイズで5万円前後、安心して飼育が始められる20〜30cmサイズでは20万円前後が相場です。
アジアアロワナの主な産出国であるマレーシアやインドネシアなどの東南アジア各国は、近年経済成長が目覚ましく、養殖池の維持管理費や人件費の高騰が販売価格にそのまま反映されています。
また、レッドアロワナやゴールデンアロワナなど派手な体色の個体は特に中国で人気が高く、需要が拡大しているのもアジアアロワナの市場価格が全体的に押し上げられている一つの要因です。
プレコ
白黒の縞模様が華やかで、プレコの中でも特に人気の品種であったインペリアルゼブラプレコ。
繁殖技術の向上により一時期価格が下がっていたものの、2017年にワシントン条約の規制対象となったことでワイルド個体の輸出が制限され、希少性が上がっています。
現在は4cm程のベビーサイズでも2万円前後が相場です。
日本で流通しているインペリアルゼブラプレコはブリード個体ですが、種の保全の観点からも入手出来た際はぜひ大切に飼育してあげてください。
またプレコ全体を見ると、ワイルド個体が多いロイヤルプレコやトリムプレコの仲間も輸送費上昇と円安の影響から値上がりが続いています。
ディスカス
アジアアロワナと同じく東南アジアでのブリードが盛んな熱帯魚の王様ディスカスも、人件費などの理由により価格が上昇傾向です。
グレードによって価格差がありますが、幼魚サイズなら5000円~7000円、成魚サイズなら1万円以上が相場でしょう。
さらに、ディスカスは水質変化にデリケートな魚種であるため、他の熱帯魚よりも慎重な輸送が求められることや、成魚サイズの輸送にはある程度の水量を確保する必要があるなどの点から、流通量自体が少な目。日本ではMaxサイズのハイグレード個体は入手困難になっているのが現状です。
ダトニオ
東南アジアに生息する大型肉食魚のダトニオは、輸送費の高騰や需要の増加により全体的に価格が上がっている魚種です。
中でもシャムタイガーは、IUCNレッドリストで最も絶滅の恐れが高い”絶滅危惧IA類”に指定されており、厳格な輸出規制がされています。
ワシントン条約の規制対象ではありませんが、価格は高騰しており150万円ほどが現在の相場です。
また、シャムタイガーの近縁種であるダトニオプラスワンも値上がりしており、特に美しいバンドを持つ個体は高値で取引されているため、今後の動向を注視する必要があるでしょう。
ワイルドのコリドラス
アクアリウムではお馴染みのコリドラスは、ワイルド個体が輸送コストの上昇を受けて値上がりしています。
ポピュラー種であってもワイルドならば1,500円以上、レア種では1万円以上の個体も珍しくありません。
また、コリドラスの生息地であるアマゾン川周辺地域は、近年特に環境の保全が叫ばれており、近い将来コリドラスに限らず南米からのワイルド個体の輸入が大幅に規制される可能性もあります。
ワイルド個体や珍しい品種のコリドラスを飼育している場合は、無理の無い範囲で積極的にブリーディングにチャレンジして繁殖個体を増やしていくことで、持続的にアクアリウムを楽しめる環境の維持に貢献できるでしょう。
金魚
金魚の世界では、最近厳選された一点ものの個体が人気となっており、インドネシアを始めとした外国産の高級金魚や、国産の特撰個体が多く流通するようになってきています。
この流れを受けて、金魚全体の価格も上昇傾向です。
またこの傾向は、日本産金魚の海外需要が高まっていることも要因であると考えられており、日本の金魚のブランド力が強化された結果と言えるでしょう。
一方、国内の金魚養殖場では深刻な後継者不足が続いており、金魚の流通量が減少傾向にあることも値が上がる原因です。
ちなみに、金魚は河川への放流が長く問題となっており生態系への影響が懸念されています。
金魚に限らず飼育を始めた生体は、しっかり最後まで責任をもって飼育するという意識をさらに高めていくことが大切です。
ハードコーラル
ハードコーラルは、海水温上昇などの影響を受けて数が減少しているサンゴの1つであり、インドネシアをはじめとする原産国では輸出が厳しく規制されています。
流通量が減少している一方、飼育技術の向上によりサンゴ飼育を楽しむ人の数が増えて、ハードコーラルの需要も上昇。価格の高騰が続いており、状態の良いものだとブリードされたミドリイシでも15,000円前後が相場です。
大きいサイズのハードコーラルは、今後さらに入手が困難になると考えられており、希少性が上がっていくことでしょう。
もし購入する場合は、ハードコーラルを維持できるしっかりとした設備を整えてから導入するようにしてください。
ハギの仲間
海水魚のハギの仲間には、アニメ映画のキャラクターで知られるナンヨウハギや、全身が黄色に染まるキイロハギなどがいます。
海水魚も全体的に値段が上がっていますが、中でもキイロハギは生息地であるハワイ近海での捕獲規制が強化されたため、近年価格が急騰した海水魚の1つです。
このような捕獲規制の影響は、特にワイルド個体が強く受ける一方、ブリード個体は価格が安定しているケースが見られます。
キイロハギについてはブリード個体も流通しているので、環境を守りながらアクアリウムを楽しむために積極的にブリード個体を選ぶのも方法です。
ハナゴイの仲間
東京アクアガーデンの海水魚水槽でもお馴染みのアカネハナゴイを始めとしたハナゴイの仲間は、温暖化の影響によるワイルド個体の減少に伴う輸出規制によって価格が上昇しています。
アカネハナゴイは沖縄産が流通しているため今でも2000円前後で入手できますが、輸送コストの上昇により年々値が上がっており、このまま急騰が続くとなかなか飼育ができないレア種になってしまう可能性もゼロではありません。
ハナゴイの仲間は基本的にワイルド個体がほとんどのため、今いる個体を大切にしつつ、種を減らさない取り組みを一人一人が続けて、いつまでも飼育を楽しめる環境を構築していきましょう。
小型ヤッコ
マリンアクアリウムではポピュラーな小型ヤッコの仲間達ですが、現在価格の上昇が続いており、フレームエンゼルやレモンピールエンゼルが25,000円前後で取引されています。
これは、猛暑によるサンゴ礁へのダメージや、主な生息地であるマーシャル諸島からの輸送コストが高止まりしていることなどが要因です。
赤い体色に白いバンドが特徴的なペパーミントエンゼルにいたっては、世界中の水族館でもほとんど見ることができない”幻の魚”ともいわれる状況で、個人レベルで飼育することはほぼ不可能なほど、希少性の高い海水魚となっています。
まとめ:価格が上がった熱帯魚・観賞魚10種!輸入の影響などで値上がりした生体

特に海外から輸入される魚種を中心に、鑑賞用として流通する魚たちの値上がりが続いています。
輸送コストの上昇はもちろん、東南アジアの経済発展を背景に、元々高級だったアジアアロワナやディスカスはさらに値を上げていますし、ハードコーラルやワイルド種は個体数の減少に伴う輸出規制の影響が大きいです。
また、金魚のように、手をかけて育てられた高級種の人気の高まりが価格の高騰に繋がることも。
個人では力が及ばない事情も多いですが、飼育を始めた魚のお世話をしっかり行い最後まで飼いきるなど、アクアリストが貢献できる部分もあるはずです。
フリマアプリを活用して飼育用品をリユースしたり、飼育している魚のブリーディングにチャレンジすることもSDGsの目標に繋がるかもしれません。
末永くアクアリウムを楽しむために、まずはできるところから始めてみましょう。
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