魚が消えた!突然、水槽から生体がいなくなる原因と対策を解説します!

投稿日:2025.12.22|
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水槽という閉じられた空間で生き物を飼育するアクアリウムでは、魚が逃げたりいなくなったりすることはないと考えるのは自然なのこと。
しかし、実際に飼育をしていると「昨日までいたはずの魚がいなくなった」「貝の数が減っている!」といったハプニングに見舞われることがあります。
逃げ場などないと思われる水槽の中で魚がいなくなる怪現象。人の目に見えないところに隠れているのか、はたまた本当に逃げ出してしまったのか、もしかして他の魚に食べられてしまった…なんてこともあるかもしれません。
今回のコラムでは、水槽から突然生き物がいなくなってしまったときに考えられる原因と、魚の安全を守る対策をご紹介します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに水槽から生き物が消える原因を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
水槽から急に生き物がいなくなってしまう現象には、必ず理由があります。対策をして安全に生き物を飼育しましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、水槽から生き物が消える原因を解説します。
水槽から生き物がいなくなる6つの原因と対策

水槽で飼育していた魚の数がいつの間にか減っている、特定の個体が見当たらないといった現象には、必ず原因があります。
単純に昼間は水槽内のどこかに隠れていて、人間が寝静まった後に活動しているというケースから、フィルターなどの機材に巻き込まれてしまったり、脱走してしまっていたりといった危険な事故まで、考えられる要因は複数あるため、状況に合わせて落ち着いて確認していきましょう。
ここでは水槽から生き物がいなくなる原因と、事故を予防する対策を解説します。
オーバーフロー水槽のろ過槽に落ちた

オーバーフロー水槽の場合、水槽の下にあるウールボックスやろ過槽に生き物が落下してしまっている可能性があります。
水槽とろ過槽を繋ぐフロー管にはカバーの部分に水を通す穴やスリットが開いており、小さなエビやネオンテトラぐらいのサイズの小型魚は誤ってすり抜けて、フロー管に入り込んでしまうことがあるのです。
飼育生体の大きさに合わせたカバーをかけよう
生体がろ過槽に落下するのを防ぐには、カバーに空いたスリットや穴をネットなどで塞ぐのが一番です。
排水溝用の水切りネットなど、水流をせき止めない程度の粗さがある網を固定して生き物侵入を防止します。
オーバーフロー水槽を設計する時点で飼育する生き物が決まっているのであれば、スリットを狭めに作るのがおすすめ。
そしてオーバーフロー水槽で生き物がいなくなったことに気が付いたら、すぐにろ過槽を確認する習慣を付けましょう。ダメージが少ない早期に発見できれば、水槽に戻してあげられる可能性があります。
砂の中や物陰に隠れている
臆病な魚や砂の中に潜る習性のある生き物は、物陰や砂の中に隠れてしまいなかなか姿を見せてくれないことがあります。
特に淡水のクーリーローチやドジョウ、海水魚ならイエローコリスといったベラ系の魚は、餌の時間になっても砂の中から姿を見せてくれないことも。
姿が見えなくても元気ならば問題ないですが、体調や餌食いなどが確認できないのは困りものです。
安心できる環境を整えてあげよう
魚が隠れて出てこなくなってしまうのは、
- 環境に慣れていない・怯えている
- 活動時間帯(照明の明るさ)が合っていない
のどちらかのケースが大半です。
飼育を始めたばかりの個体の姿が見えないときは、環境に慣れれば出てきてくれる可能性が高いため、あまり心配せず静かに見守ることが大切です。
群れる習性のあるネオンテトラなどの熱帯魚を単体や少数で飼育するのも、隠れてしまう要因。このタイプの魚は仲間がいないと不安やストレスを感じやすく、体調を崩してしまうこともあるため、飼育数を増やして安心させてあげましょう。
水槽内で小競り合いが起きていて、いじめられた個体が出てこれなくなってしまっているときは、水槽を分けるといった措置を取ります。
また、活動時間帯も重要なポイント。例えば夜行性のクーリーローチは人間が活動している間に姿が見えなくても、消灯後に活発に泳ぎだすことがありますし、反対に昼行性のイエローコリスは、夜になると砂の中に潜って眠ってしまうため、昼間家を空けていると出会える機会が少なくなってしまいます。
体調確認のために姿を確認したいときは、活動時間を意識して餌やりをするといった工夫が有効です。
水槽から飛び出した・脱走した
水槽からの飛び出しや脱走は、アクアリウムで気を付けたいトラブル。
ウグイやハチェット、エビ、アロワナ、スネークヘッドなどの魚種は勢いよく跳ねて水面から水槽外に飛び出してしまうことがありますし、ザリガニやカニの仲間、貝類、爬虫類は水槽の壁面やレイアウト、配管などを伝って外に脱走する危険があります。
このような飛び出し事故や水槽からの脱走は、きちんと対策を取ることで予防することが可能です。
水槽に蓋をして飛び出しを防ごう
飛び出しや脱走をする可能性がある生き物を飼育するときは、必ず水槽に蓋をしましょう。水槽の蓋は事故を防ぐだけでなく、水の蒸発や水温の低下の防止にも効果的です。
また、餌の投入口は給餌の時以外塞いでおく、コード類を通す穴はできるだけぴったりのサイズになるよう調整するといった工夫をすると、より確実です。
アロワナやスネークヘッドなどのパワーがある生体の場合は、蓋に重石をしておくことも忘れないようにしてください。
他の生き物に食べられてしまった
気づかないうちに食べられてしまったというのも、生き物がいなくなる原因の一つです。
小型魚やエビと、中型~大型ぐらいの体格差のある組み合わせを同じ水槽内に入れてしまうと、肉食魚で無くても小さな方がうっかり口に入ってしまう事故が起こります。
餌が少ない環境ではエビ類の共食いや、稚魚が親魚に食べられてしまうことも珍しくありません。
また屋外飼育の場合は、野良猫や鳥、昆虫などの魚を食べてしまう天敵にも注意が必要です。
混泳相性を考慮して水槽を作ろう
水槽内で他の生き物に食べられてしまうのを防止するには、やはり混泳相性をよく考えて水槽を作るの一言に尽きます。
サイズ差の大きい魚同士の組み合わせは避ける、肉食性の強い魚は混泳しないといった基本的なルールを守るだけでも、トラブルはかなり減らせるでしょう。
稚魚や稚エビを守るには、成魚と分けて飼育するのが有効です。
また屋外飼育では、飼育容器に網やすだれをかけて外敵の侵入を防ぎます。力が強い哺乳類などは網を持ち上げてしまうため、重石を使ってしっかり固定しておきましょう。
ペットにいたずらされた

犬や猫、フェレットなどのペットを飼育している場合、ペットが水槽にいたずらをして中の生き物を連れ去ってしまっていることが考えられます。
背の高い大きな水槽はあまりターゲットになりませんが、ボトルアクアリウムや金魚鉢などの小さな水槽は、いたずらされる確率が高いです。
水槽を守る対策をしよう
ペットと水槽を一緒に飼育するときは、以下のような対策をしましょう。
- 水槽に近づかないようペットをしつける
- ペットの届かない場所に水槽を設置する
- 水槽にフタをする
- コード類はまとめておく
犬や猫であれば、特定の場所に近づかないようしつけることが可能です。水槽に近づいたら大きな音を立てたり、鋭く「ダメ!」と注意したりしていると、その場所を覚えて近づかなくなります。
また、あまり高い場所に登らない犬などであれば、手の届かない位置に水槽を設置する、そもそもペットと水槽の部屋を分けるといった方法も良いでしょう。
水槽にしっかり蓋を固定して水に入らないようにしておくことも重要です。
それから意外と盲点なのがコード類。ペットがかじったりすると機材の故障や火災の危険がありますので、キャビネットの中などに隠すか、一つにまとめて噛みつき防止のカバーをかけておくと安心です。
吸水ポンプに吸い込まれた

特に稚エビや稚魚に多いのが、ろ過フィルターの吸水ポンプに吸い込まれてしまう事故。
子供の数が減っていると思ったら、上部フィルターのろ過槽に吸い込まれていたというのはアクアリウムではよく聞く話です。
このような吸い込み事故も、ちょっとした対策を取ることで予防ができます。
リスクが低い優しいろ過フィルターを使おう
稚魚や稚エビを育成する水槽では、吸い込まれるリスクが少ない以下のフィルターを使用するのがおすすめです。
- スポンジフィルター
- 底面式フィルター
どちらも小さな生き物が吸い込まれる心配がありませんし、水流が穏やかなので稚魚や稚エビに負担を掛けることなく、健康に育成できます。
もし、その他のろ過フィルターを使用するときは、吸水口にストレーナースポンジやストッキング、不織布などを被せて吸い込みを予防してください。
購入前に生き物の習性をよく知っておこう!

鑑賞用に流通している熱帯魚や生き物たちは、それぞれ異なる習性を持っており、魚種に合わせた飼育が求められます。
飼育環境が適切でないと、生き物が隠れて出てこなくなったり思わぬ事故に巻き込まれたりしてしまいますので、必ず飼育予定の魚種の基本的な情報を調べてから導入するようにしましょう。
特に他種を混泳させるときや繁殖を考えているときは、しっかりとした知識を元に慎重に環境を構築していくのが良いです。
まとめ:魚が消えた!突然、水槽から生体がいなくなる原因と対策を解説します!

水槽から生き物がいなくなる原因と対策をご紹介しました。
水槽で飼育していた生き物がある日突然いなくなっていたら慌ててしまいますが、この現象には必ず原因があります。
導入直後の個体や砂や影に隠れる習性がある魚種の場合は、まず水槽内をよく確認してみましょう。人間がいない時間に密かに活動している可能性もあるので、ペットカメラなどを使って観察してみるのも良いかもしれません。
ろ過フィルターに吸い込まれたり、オーバーフローのろ過槽に落ちてしまったりといった事故は、スリットや吸水口に対策をすることで予防ができます。
また、混泳水槽では魚種同士の相性に注意してください。水槽に蓋をするのも有効な方法です。
少しの工夫で魚を安全に、そして健康に飼育できます。しっかり対策をして水槽の生き物を守りましょう。
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