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魚も診察してくれる動物病院が全国的に増加傾向にあります。
私たち人間と同じように、飼育している魚にもかかりつけ医がいると安心できるはずです。
魚を飼育していると「餌をあまり食べなくなってしまった」「泳ぎ方がなんだかいつもと違う」「体やヒレに白い斑点が出ている」など、魚の体調の変化に気付く場合があります。
インターネットやアクアリウム専門誌など、魚の治療に関する情報は以前に比べて増えていますが、専門家のアドバイスがあるとさらに安心できるでしょう。
そこで今回のコラムでは、東京都内で魚類を診察してくれる魚の病院の紹介と、魚を病院に連れて行くときの準備や注意点について解説します。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに魚類を診察してくれる魚の病院を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
魚を見てくれる動物病院は増えつつありますが、やはり数が少ないのが現状です。
いざというときに大切な魚たちを守るため、魚の病院についての情報や必要な準備を知っておくことは、とても重要だと言えます。
ここでは、魚類を診察してくれる魚の病院や、実務経験から得た知識をもとに魚を運ぶ際のポイントを解説します。
魚の病院とは
犬や猫、小動物などを診察している一般的な動物病院では、魚類も診察してくれる「魚の病院」が増えつつあります。ただし、魚類専門の病院を指すわけではありません。
魚の病院が増加している理由としては、エキゾチックアニマルと呼ばれる珍しいペットを飼育する方が増えていることも関係しているでしょう。
エキゾチックアニマルの流行により、動物病院でもより幅広い生き物の診察が必要になってきており、それに伴い魚の病院も増えていると考えられます。
ただし、魚の病院はまだまだ数が少ないのが現状です。病院でアドバイスをもらうことはできても、実際の治療は飼い主自らが行うケースがほとんどでしょう。
魚類を診察してくれる動物病院が、今後さらに増えることを期待したいものです。
東京都の魚を見てくれる動物病院
東京都内で魚類を診察してくれる動物病院を3つご紹介します。
都内でも魚類を診察してくれる病院は数が少ないのが現状ですが、病院ごとの特徴や夜間診療についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まるこ未来動物病院
東京都大田区下丸子の「まるこ未来動物病院」は、犬・猫・フェレット・ウサギ・小動物・鳥・魚まで、幅広い動物の診療を行っている動物病院です。特に腫瘍治療やフェレットの治療には数多くの実績があります。
『まるこ未来動物病院』は東京都大田区にある動物病院で、東急多摩川線の下丸子駅から徒歩4分の立地です。一般的なペットだけでなく、エキゾチックアニマルや魚類も診察してくれます。
飼い主とのコミュニケーションを重視している動物病院で、投薬や手術を行うだけでなく、病院と飼い主の二人三脚で動物をケアすることをコンセプトにしています。内科治療・外科手術など幅広い分野の診療を受け付けており、ちょっとした健康相談など、日常生活の中でのアドバイスも受けられる動物病院です。
まるこ未来動物病院のホームページには、診察対応動物の中に写真付きで魚も含まれています。魚類の診察も安心してお任せできるのは、大きなメリットです。また、診察のWEB予約やアイペット損保・アニコム損害保険の窓口精算にも対応しています。
基本的に夜間診療は行っていませんが、時間外診療については動物の体調によって応じてくれる場合があるので、確認してみましょう。
アニマルメディカルクリニック
江東区富岡の動物病院。当院では予防医学に重点を置き、動物達の本来持っている自然治癒力をサポートし、大切なパートナーとしての動物の身体造りに取り組んでいます。犬・猫以外にもエキゾチックアニマルも診察。門前仲町駅徒歩3分。
『アニマルメディカルクリニック』は東京都江東区にある、東京メトロ東西線・都営大江戸線の門前仲町駅から徒歩4分というアクセスの良い動物病院です。開業は1978年で、35年以上の歴史があります。
予防医学を重視しており、ペットを病気にさせない体づくりへの取り組みを推奨している病院です。
ホームページで紹介されている診療対象動物には、一般的なペットのほかにも猿やカメ・イグアナ・トカゲなどが含まれており、魚類やその他のエキゾチックアニマルの診察も受け付けていることが明記されています。
また、アニマルメディカルクリニックは予約診療制のため、診察のためには事前の予約が必要です。平日の月〜金だけでなく、土日祝日も診察を行っているので、事前に電話で予約しておきましょう。
夜間診療については、提携している『ひがし東京夜間救急動物医療センター』で受け付けています。ただし、夜間に診療を受けられるのは、犬・猫・ウサギ・フェレットに限定されており、魚類の診療は受け付けていないので注意しましょう。
アーバン動物病院
新宿区大久保のアーバン動物病院では、新しい超音波機器を使用し、ちょっとした異変にも気づけるよう、こころがけています。動物は言葉を発せませんので、定期的に健診を受けましょう。
『アーバン動物病院』は東京都新宿区大久保にある動物病院で、最寄りの東京メトロ副都心線・西早稲田駅からは徒歩3分です。
犬や猫などの一般的なペットやエキゾチックアニマルの診察だけでなく、海水魚飼育や水槽内の環境バランスについてのアドバイスも行っていることがホームページに明記されています。
アーバン動物病院では、最新機器を用いた診察や治療に力を入れており、超音波診断装置や血液検査機器も完備。これらの機器は、魚類の診察や治療に用いられることはあまりないかもしれませんが、最新の設備が整っていることは幅広い診療を受けられる点で安心です。
日曜は休診日ですが、平日・土曜・祝日ともに午前・午後どちらも診察を行っています。一般外来は予約制ではないため、予約無なしでも診療を受けられますが、事前に電話かWEBで予約しておくと安心でしょう。
アーバン動物病院をかかりつけ医として利用している場合には、診察時間外の緊急対応にも応じてくれます。
魚を病院に連れて行くときの準備
犬や猫以上に、魚は移動にデリケートでストレスを感じてしまう生き物です。
魚を病院に連れて行くときに必要な、注意・準備する点を解説します。
移動用ケースは保温しよう
魚を病院に連れて行くときに、魚を袋や容器に入れて、保冷バッグや発泡スチロール箱、クーラーボックスなどで保温することが大切です。
私たち人間にとってはわずかな温度の変化であっても、水中を泳ぐ魚にとっては「水温の急変」となる場合があります。
熱帯魚を移動させる場合には、水温が下がらないように容器や袋を新聞紙で包み、カイロを当てるようにすると安全に保温できるでしょう。
また、診察が終わり水槽に戻す際にも、しっかり水温合わせや水合わせを行いましょう。
東京アクアガーデンの引っ越しに関するコラムでは、魚を運ぶ方法についてより詳しく紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
体長によっては携帯用エアーポンプを使おう
魚を病院に連れて行く際には、酸素供給のためのエアーポンプがあるとさらに安心です。
メダカやベタなど、体長が小さく酸欠にも強い魚はあまり問題ありませんが、金魚やナマズの仲間などの大型の魚種を移動させる場合は、携帯用エアーポンプを用意しましょう。
乾電池式で手軽に使用できる、『ニッソー 乾電池式 エアーポンプ B-1』などの機種がおすすめです。
魚の運び方はこちらのコラムもご参照ください。
できるだけ早い段階で受診しよう
動物病院を受診するにあたり、最も注意したいのが魚の容態です。
飼育している生体があまりに衰弱してしまっている場合は、動物病院への移動によって、かえって体力を奪ってしまうことがあります。
多くの動物病院では、予防医療や定期健診などに力を入れており、魚類についても日常的な体調管理が重要です。日ごろから魚の状態を観察し、異常が見られる場合には、できるだけ早い段階で受診するようにしましょう。
まとめ:魚の病院とは!魚類を診察してくれる動物病院と診察時の注意点
今回のコラムでは、「魚の病院」として魚類を診察・治療してくれる都内の3つの動物病院や、魚を病院に連れて行くときの準備や注意点について紹介しました。
魚類を見てくれたり、健康状態について気軽に相談できたりする動物病院はまだまだ数が少ないため、貴重な存在です。魚の様子を日常からよく観察し、異変にすぐに気付くことが大切であり、「おかしい」と感じたら早期の受診を検討してください。
また、動物病院に連れて行く際には、保温や酸欠に注意し、温度変化を最小限に抑えられる移動容器やエアーポンプなどを用意しましょう。
「魚の病院」は少ないという現状がありますが、魚の病気対策や治療については日ごろからの健康観察とともに、東京アクアガーデンのコラム記事もぜひお役立てください。
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