金魚の価格はどうやって決まる?値段が上がる要因と価格の傾向を解説!

投稿日:2025.09.08|
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金魚すくいやホームセンターなどで手に入る、身近な観賞魚である金魚。
リーズナブルな魚というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実は金魚にも一匹数万円の値がつく高級な品種が存在します。
また、 同じ種類であっても体格・色柄、尾の形状など、外見や育ち方によって値段に大きく差が付くことも珍しくありません。
こうした金魚の値段は、流通具合や育成の難易度のほか、珍しい体型や色柄の傾向によって違いが生まれます。
今回のコラムでは、金魚の値段が上がる要因と価格の傾向を解説します。 金魚飼育を検討中の方や金魚の繁殖を目指す方はぜひご一読ください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに金魚の価格と値段が上がる要因を解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
金魚は色柄や品種、流通量などにより価格に大きく差が付く観賞魚です。
珍しい品種や状態の良い個体となると一匹数万円という、驚くような値段が付けられることもあります。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、金魚の価格と値段が上がる要因を解説します。
金魚の値段が上がる要因とは

金魚の値段が上がる要因は大きく分けて2つ、流通量と希少性にあります。
金魚に限らず値段は需要と供給で決まるため、流通量が多いほど価格は安くなりやすいです。
また、金魚は大きく立派な個体ほど価値が上がることから、飼育難易度が高い品種で状態が良いというのも値段に直結する条件となるでしょう。
珍しい品種というのも、それだけで値段が上がる要因になります。
流通が安定しているか

安定して流通している品種ほど、価格がリーズナブルになります。
繁殖や育成が容易で、さらに海外からの輸入もある品種であれば流通量が増えて、価格も抑えられるでしょう。
また同じ種類の中でも、小さな幼魚より大きく成長した成魚の方が価格は上がっていく傾向があります。
これは金魚を大きく育てるのが難しいというのが一因です。
病気にかかったり、体格や色柄が悪く選別から漏れてしまったりするため、大きく育つ(育ててもらう)にはいくつものハードルを越えなければなりません。
そのうえで理想的な体型・色柄・ヒレに育てるとなると、さらに希少性が上がります。
こういった理由から、完成されている美しい成魚は稚魚や幼魚よりも貴重と判断され、価格が高くなるのです。
育成が難しい・珍しい品種

育成が難しい品種や飼育数が少ない珍しい品種は、高値で取引されます。
そもそも流通量が多くないのも要因ですが、育成が難しい品種を理想の体型に仕上げるのは簡単ではありません。
比較的育てやすい和金ですら、コンテストや品評会に出すような個体は手間をかけて仕上げられています。
育成の難しいらんちゅうやパールスケールなどは専用の飼育設備が必要なので、育った個体はなおさら価格が上がりやすいです。
また、金魚は成長するに従い品種の特徴が顕著になっていきます。ある程度大きくなるまでは、どのように成長するか未知数なところがあり、この特徴が出来上がるのが大体体長10cm前後です。
そのため、金魚の素質が見極められる10cmを超えたあたりから価格が飛躍的に上昇する傾向があります。
金魚の品種別価格傾向

ここからは、金魚の品種別に価格の傾向を見ていきましょう。
金魚のタイプを7つに分けて、
- 大きさや体格
- 色柄やヒレの形状
- 肉瘤など品種ごとの特徴
といった価格やグレードが上がるポイントをご紹介します。
和金タイプ:100円~15,000円ほど
金魚の中でも流通量の多い和金は比較的リーズナブルな価格で売買されていることが多いです。
しかし、グレードによっては高値が付けられることも。
シンプルな和金よりも、
- 3色(キャリコ)
- 桜
- 更紗
といった特徴を持つ個体の方が価値が見いだされることが多く、ここに金魚を華やかに見せる”桜尾“や”4つ尾“、”吹き流し尾“などの要素が加わるとさらに値段が上がります。
朱文金などの吹き流し尾は長く立派なほど価値が高いです。
また、12cmを超える個体は特徴が顕著に現れやすいため、グレードが高くなる傾向があります。
琉金タイプ:400円~24,800円ほど
琉金は10cmを超えたあたりから価格が高くなります。
琉金の評価ポイントは、本来の特徴である体高や長いヒレで、特徴がよく表れた立派な個体ほど高値が付きやすいです。また良い体型に加えて、三色や尾に特徴があるものも評価の対象となります。
最近は、尾の短いショートテールも人気です。
らんちゅうタイプ:400円~50,000円ほど
ずんぐりとした体形と肉瘤が特徴のらんちゅうは、素質のわかる10cmを超えたあたりから価格が飛躍的に上昇します。
らんちゅうのグレードの高さは、まず特徴である肉瘤がよく発達しているかどうかです。尾筒が太かったりなど体型の良し悪しも評価の対象となります。
また、パンダや変わり柄といったユニークな色柄も高価になります。
らんちゅうにはいくつか系統がありますが、宇野系らんちゅうと協会系らんちゅうが特に有名です。
オランダタイプ:500円~57,200円ほど
オランダ獅子頭をはじめとしたオランダタイプの金魚たちは、大型種のため、恰幅の良い迫力のある個体の値が上がります。
11cmを超えて肉瘤やヒレの広がりといった特徴が顕著に現れたものは価格が高いです。
大型で体型が良ければ通常のオランダでも高値で取引されますが、ショートテールやローズテールのような特徴的な尾ビレを持つ個体は、さらに高価でグレードも高くなります。
パールスケールタイプ:900円~6,100円ほど
鱗の一つ一つに真珠のような凹凸があるのが、パールスケールの特徴であり魅力です。
日本では、胴が短くて丸いピンポンパールやちょうちんパールなどの品種が知られています。
その他にも更紗やキャリコ、特殊な形の尾などの特徴が現れることがあり、中でも肉瘤が発達する高頭パールと呼ばれる個体は希少性が高く高値になりやすいです。
またパールスケールには外国産と国産があり、国産の方が値段が高くなるのもポイント。安価な個体を求めるならば外国産ですが、国産は値が張る分丈夫で長く楽しめる個体が多いので、購入する際は優先度を考えて個体を選ぶのが良いでしょう。
水泡眼タイプ:1,000円~8,400円ほど
水泡眼は、目の下に袋がある変わった品種です。
この袋が傷つきやすく無傷で育てるのに手間がかかることから、立派なほど高値が付きます。
また、水泡眼の中には鼻の部分が肥大化する花房が付くものがおり、こちらも鑑賞性や仕上がりによっては評価の対象となるポイントです。
地金タイプ:7,000円ほど
数ある金魚の品種の中でも特に珍しいのが地金です。
飼育が難しい上に愛知県の天然記念物に指定されていることもあり、十分に育った個体が一般に出回ることはほとんどありません。
体型は和金に近いですが、孔雀尾(くじゃくお)と呼ばれる上から見るとXのように開く尾びれと、口先やヒレが赤、体が白色の六鱗(ろくりん)という色柄が最大の特徴です。
ちなみに、地金と他の品種を掛け合わせて作出された江戸地金という品種も知られています。
人気と価格が上がりそうな金魚の品種

現在の品種別ごとの価格傾向を解説しましたが、品種改良が盛んな金魚業界では常に新たな品種の作出がなされており、今後人気が上がりそうな最新の品種も続々と登場しています。
ここでは、これから人気と価格が上がりそうな品種を3つご紹介します。
鱗や模様、尾の形状が特徴的で、観賞魚として注目されている品種です。
ドラゴンスケール
ドラゴンスケールとは、まさに龍のように一つ一つが際立つ大きな鱗を持つ金魚のことです。
中国で作出された品種で、鱗の乱れとメタリック感の強い体色が美しく目を引きます。
ドラゴンスケールらんちゅうやドラゴンスケールオランダなど、各品種でドラゴンスケールの鱗を持つ個体が作出されており、その独特の鑑賞性から今後の動向に注目が集まっています。
ゼブラ
ゼブラは体色に特徴が現れた品種で、縞模様がとても美しい金魚です。
体色は赤・黒・白の3色ですが、赤と黒が色濃く出ていたり、部分的に白が入っていたりなど、色の出方が個体によって大きく変わります。
ゼブラもその特徴自体を表した呼び名なので、
- ゼブラランチュウ
- ゼブラオランダ
- ゼブラ琉金
といったように複数の品種でこの特徴を持った品種が作出されています。
ローズテール
ローズテールはオランダ獅子頭に時折見られる特徴の一つで、バラの花のように優雅で美しい尾ビレのことを指します。
尾を広げるように泳ぐ姿は気品があり、成長とともに特徴がより顕著に現れるでしょう。
見た目はもちろん泳ぎもとても美しいため、現在でも観賞魚として高い評価を受けており、今後も人気・価格ともにが上がる可能性が高いです。
愛情を注いで育てた金魚が一番!

流通している金魚には当然値段が付けられており、はっきりとランク付けされていることがわかります。
しかし、一般的な飼育者にとっては値段が高い=価値があるというわけではありません。
確かに、値段が高い金魚は高級金魚として一定の評価がされた個体ですが、価値があるかどうかは自分自身で決めるもの。
例えば、縁日の屋台で初めてすくうことができた思い出の一匹や、必死に看病をして病気から回復した個体など、何か心に残る出来事に紐づいた金魚は、特別思い入れのある特別な一匹になるでしょう。
そこに値段は関係なく、愛情を注いで育てた金魚が一番価値があると言えるのです。
まとめ:金魚の価格はどうやって決まる?値段が上がる要因と価格の傾向を解説!

今回は金魚の値段が上がる要因と価格の傾向について解説しました。
金魚は流通が安定している品種ほど価格がリーズナブルなのに対して、飼育が難しい・珍しいものは値段が上がりやすいです。
また、同じ品種でも体型や色柄、尾の形状など、その品種が持つ特徴が色濃く現れている個体ほど高額で取引される傾向があります。
高価な金魚を飼い込んでより立派に仕上げるのも良いですし、値段に関係なく思い入れのある個体を育成するのも楽しいもの。
自分の価値観に合わせて、金魚飼育を楽しんでみてください。
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