ラスボラ・エスペイの魅力とは!定番人気!小型熱帯魚のかわいさを解説
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ラスボラ・エスペイはオレンジ色の体色に、黒い三角形の模様が入る小型熱帯魚です。
丈夫で初心者の方にもおすすめの熱帯魚で、定番種として人気があります。飼い込んだ個体は非常に美しく仕上がり、群れで飼育すると見ごたえも抜群です。大きくならないので小型水槽でも飼育できますし、水草水槽との相性もよいでしょう。
今回は、そんなラスボラ・エスペイの魅力について詳しく解説していきます。
ラスボラ・エスペイにおすすめのレイアウトの実例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとにラスボラ・エスペイについて解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
ラスボラ・エスペイは定番の魚種ではあるものの、ネオンテトラやカージナルテトラなどのように、よく名前があがる魚ではありません。
東京アクアガーデンで管理している水槽や、ショップの展示水槽で飼育されていることも多いのですが、「見たことがあるけど、名前は知らない」という方も多いのではないでしょうか。
コラムをきっかけに、ラスボラ・エスペイの美しさ・可愛らしさに触れてみてください。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ラスボラ・エスペイの魅力について解説します。
ラスボラ・エスペイとは
ラスボラ・エスペイは、東南アジア原産の小型のコイ科の魚です。
体長3~3.5cmほどと小型ですが、寿命は2~4年と長生きします。
丈夫で飼育がしやすく、温和でさまざまな魚種と混泳できることから、入門種に最適な魚の1つです。
テトラ類などと比べると派手さありませんが、水草水槽にもよく映えます。落ち着いた美しさがあり、群れで飼育すると上品な水槽に仕上がるでしょう。
初心者の方からベテランの方まで、幅広くおすすめできる魚種です。
ラスボラ・エスペイの魅力5つ!
ラスボラ・エスペイは昔から定番の熱帯魚です。
ずっと定番でい続けるのは、それだけ魅力があるということでしょう。
ここでは、そんなラスボラ・エスペイの魅力について紹介していきます。魅力を知ることで、今まで飼育したことがない方も、きっと飼育してみたくなるはずです。
魅力1:丈夫で飼育しやすい!
ラスボラ・エスペイは、ネオンテトラやプラティなどに次いで強健な熱帯魚と言われています。
実際にとても飼育しやすく、パイロットフィッシュとして育てられることも多いです。小型の体格で水を汚しにくく、水槽管理の難易度を下げる点も飼育に挑戦しやすい要因でしょう。小型水槽でも飼育しやすく、価格も安価なのが魅力です。
このような理由から、ラスボラ・エスペイは初心者の方にもおすすめできます。
ラスボラ類の飼育については、こちらのコラムも参考にしてください。
魅力2:オレンジと黒のコントラストが可愛い!
ラスボラ・エスペイは背中から見るとグレーですが、横から見ると光沢のあるオレンジ色の体色に、黒いバチ模様なのが特徴的です。
この姿から、小型な体格ながら水槽内でも存在感があります。オレンジの範囲はやや個体差がありますが、それも個性でしょう。
長く飼い込むとオレンジと黒のコントラストが強くなり、とてもきれいです。初心者向けとよく言われますが、この美しさからベテランのアクアリストの方からも人気があります。
魅力3:群泳する姿が可愛い!
ラスボラ・エスペイは群れで泳ぐ魚です。飼育個体数が少なすぎると物陰に隠れてしまいがちですが、3〜6匹以上で飼育すると、前面に出てきやすくなります。
控えめに泳ぐ様子は、主役級ではないですが、名わき役として水槽内を華やかにしてくれるでしょう。群れになることで主張が強くなる魚種も多い中、ラスボラ・エスペイは控えめなところも奥ゆかしくて可愛いです。
もちろん、水槽サイズや混泳相手によっては、十分に主役にもなれる実力を持っています。
魅力4:さまざまな魚種と混泳できる!
ラスボラ・エスペイは非常に温和なため、さまざまな魚種と混泳できます。
ネオンテトラやゴールデンハニードワーフグラミー、オトシンクルスなど、同サイズで温和な魚であれば混泳可能です。また、エビを食べる習性もないので、ミナミヌマエビなどの小型のエビとも混泳できます。
ただし、気が強い魚種と混泳すると怯えてしまい隠れがちになり、イジメのターゲットになってしまうこともあるため注意が必要です。
ラスボラ・エスペイは群れで飼育することで安心感が生まれ、多少気の強い魚種とも混泳がしやすくなるでしょう。
魅力5:水草水槽に最適!
ラスボラ・エスペイはオレンジ色の体色で、水草水槽によく映えます。
オレンジ色の体色を持つ小型魚は、グローライトテトラやファイヤーテトラ、オレンジグリッターダニオなどがいますが、意外と少ないものです。
その中でラスボラ・エスペイは、オレンジだけでなく黒のバチ模様とのコントラストで、より水草水槽に映えます。飼い込んだ個体は体色が鮮やかになるので、さらに美しい水槽になるでしょう。
小型水槽から大型の水草水槽まで、どんなサイズの水草水槽にもおすすめです。
ラスボラ・エスペイの魅力を活かす水槽レイアウト例
ラスボラ・エスペイの魅力を活かす水槽レイアウトを紹介します。
東京アクアガーデンで管理している水槽の実例も交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイタイプな小型水槽
ラスボラ・エスペイは約3cmと小さいため、小型水槽でも十分に飼育できます。
また、水槽内の比較的中層〜上層を泳ぐので、縦長なハイタイプの水槽もおすすめです。「水槽を置く場所は限られるが、高さには自由がある」といった場合には、ハイタイプの小型水槽でラスボラ・エスペイを泳がせてみてはいかがでしょうか。
ハイタイプの水槽は、その高さを活かすために、水草だけでなく流木も組み合わせるのがおすすめです。レイアウト事例のように、同じグリーンでも色味の違う水草を植えることで、泳ぐ場所によってラスボラ・エスペイの見え方も変わってきます。
低層にはコリドラスなどの小型ナマズ、中層にはネオンテトラなどの小型カラシンを泳がせると、とても賑やかになるでしょう。
アクアテラリウム水槽
ラスボラ・エスペイは水温変化にも強いので、アクアテラリウムのように上部が開放されている水槽でも飼育できます。現地では水草や水生植物が茂る小川に多く生息しており、アクアテラリウムにすることで現地の環境も再現しやすいです。
陸上部分に植物が茂ると、やや陰になって薄暗い場所ができます。その薄暗い中で、ラスボラ・エスペイのオレンジ色の体色が浮かび上がる光景はとても美しいです。水草に映えるのとは一味違った美しさがあり、アクアテラリウムの醍醐味を感じられるでしょう。
「水草水槽も設置したいし、観葉植物も置きたい」という、ちょっと贅沢な気持ちに応えてくれるのがアクアテラリウムの魅力です。
中型水槽
小型魚であるラスボラ・エスペイは、小型水槽や60cm水槽程度で飼育されることが多いです。しかし、ラスボラ・エスペイはもともと群れで泳ぐ魚のため、中型以上の水槽で泳がせることで迫力がでます。
小型の水槽は繊細な体色を楽しむのに向いていますが、中型水槽では、大群泳させたときのダイナミックな雰囲気が味わえるのです。
ネオンテトラなど、ほかのカラシン類も群れで泳がせると、複数の魚種の群れができてとても賑やかになります。いろいろな魚がたくさん入った水槽を楽しみたい方は、ラスボラ・エスペイも含め複数の魚を中型水槽に泳がせてみてはいかがでしょうか。
大型水草水槽
ラスボラ・エスペイは、ワイドな大型の水草水槽にもおすすめです。
小型で水を汚しにくいため、多くの個体を導入できます。群れで泳ぐことで水槽に奥行き感が出るため、よりダイナミックな水景に感じられるでしょう。
群れで泳ぐ姿が美しく、水草に映えるラスボラ・エスペイの魅力を最大限に引き出せるのは、実は大型の水草水槽かもしれません。
ネオンテトラなどの、煌びやかなカラシン類を泳がせた水草水槽も美しいですが、少し落ち着いた色合いのラスボラ・エスペイを泳がせることで、より高級感のある水草水槽に仕上がります。
まとめ:ラスボラ・エスペイの魅力とは!定番人気の小型熱帯魚のかわいさを解説
ラスボラ・エスペイの魅力やおすすめのレイアウトについて紹介しました。
丈夫で飼育しやすく、体色や群れで泳ぐ姿が可愛いラスボラ・エスペイは、定番の小型熱帯魚です。また、ほかの魚種と混泳しやすく、水草水槽に映えるのも人気の理由でしょう。
ハイタイプな小型水槽から大型水草水槽まで、幅広い水槽レイアウトに対応している点も魅力と言えます。
また、ラスボラ・エスペイは飼育しやすいだけでなく、長く飼育すればするほど美しくなる魚です。初心者向けと言われますが、じっくりと飼い込むことで、本来の美しさが楽しめます。
コラムを参考に、ぜひラスボラ・エスペイを飼育してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、さまざまな魚種の魅力を紹介した記事がありますので、こちらもあわせてご覧ください。
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