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ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力を解説!かわいい淡水の熱帯魚

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ゴールデンハニードワーフグラミーは、イエローの体色が水草によく映える小型グラミーの仲間です。
グラミー特有のちょこまかとした泳ぎや仕草が、小さな体とマッチしてとても可愛らしく、女性やお子様から特に人気があります

体長が小さいので小型水槽から導入できて、温和で混泳もしやすいので初心者の方でも飼育しやすいでしょう。
鮮やかな体色で存在感があるため、小型水槽のメインから大型水槽のアクセントまで様々な水槽で活躍します。

今回は、ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力について解説します。おすすめに飼育環境なども合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

プロアクアリストたちの意見をもとにゴールデンハニードワーフグラミーの魅力を解説


このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。

全身が明るい黄色に染まる美しい熱帯魚、ゴールデンハニードワーフグラミー
小型魚の中では存在感のある大きさから、一匹水槽に入れるだけでも雰囲気を明るくしてくれる鮮やかさが魅力です。

ここでは、実務経験から得た知識をもとに、ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力を解説します。

ゴールデンハニードワーフグラミーとは


ゴールデンハニードワーフグラミーは、黄色い体とつぶらな瞳、そしてアンテナと呼ばれる長い胸ビレが特徴の小型の熱帯魚です
名前が少し長いので、アクアリウムの世界ではGHDと略されることもあります。

インドやバングラデッシュの小川の止水域や沼などに生息するドワーフグラミーをより鮮やかに改良した改良品種で、淡水魚の中では一際目を引くオレンジ~イエローの体色は、水草と相性抜群。
東京アクアガーデンの水槽でもレギュラー生体として採用されているほど、飼いやすさと人気を兼ね備えた魚種です。

体長は4cm前後と小型グラミーの中でも特に小さく、小型水槽でも飼育がしやすいでしょう。
グラミーの仲間は気が強い品種が多いのですが、ゴールデンハニードワーフグラミーは比較的温和なので、他種とならば混泳も問題ありません。ただ、同種同士ではケンカをするので、小型水槽ならば1匹での飼育がおすすめです。

稚魚を育てるのは大変ですが繁殖自体はそれほど難しくなく、水槽内でも産卵することがあります。
繁殖期を迎えるとオスが水面に泡巣を作って卵のお世話をするので、もし産卵した場合は卵とオスを一緒に隔離してあげてください。

ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力


ゴールデンハニードワーフグラミーは、小型熱帯魚の中でも特に可愛らしい魚で、様々な世代から愛されています。

ここでは、ゴールデンハニードワーフグラミーが人を引き付ける魅力を解説します。

小さくてかわいい!

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先ほども軽く触れた通り、ゴールデンハニードワーフグラミーはグラミーの中でも特に体が小さい品種です。
代表的なグラミーと比較すると、パールグラミーなどの中型グラミーは約12cm、原種であるドワーフグラミーでも6cm前後ですので、体長4cm程度のゴールデンハニードワーフグラミーはかなり可愛らしいサイズ感と言えます。

また体長は小さくとも、体高のあるグラミーらしい体型は健在。ひらひらと揺れる腹びれの長さも含めると、体の大きさの割に存在感があるので目に入りやすいです。

体色がかわいい!

ゴールデンハニードワーフグラミーは”ハニー”の名前の通り、ハチミツのような柔らかいイエローの体色がトレードマークです。

派手過ぎないちょうど良い色合いは、水草やほかの生体と調和しやすく、水槽全体を明るく彩ります。
また、淡い体色の中で目が大きく際立つので、愛嬌のある表情を楽しめるのもメリット。
オスは尾ビレや尻ビレがオレンジがかるのに対し、メスは全身が黄色く染まるので、水槽の雰囲気に合わせてお好みの個体を選ぶのも楽しいです。

ちなみにこの体色は、pHをやや低めに調整することで色濃く発色するようになります。色が薄くなったと感じたら、水質を調整してみてください。

泳ぎ方がかわいい!


ちょこまかとした独特の泳ぎ方も魅力の一つ。

スィーっと少し進んではピタッと止まり辺りを伺う姿は、見ていて飽きることがありません。
また、ゴールデンハニードワーフグラミーの特徴的な腹びれは触覚器官となっており、止まった時に腹びれを下に伸ばして周囲のものを確認している仕草も可愛らしいです。

普段はゆったりとしているように見えますが、驚くとかなりのスピードを出すこともありますし、餌を見つけたときなどはかなり活発に泳ぎます。
そんなギャップを観察するのも楽しいでしょう。

混泳に困らない!

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穏かな性格のゴールデンハニードワーフグラミーは、小型熱帯魚が泳ぐ混泳水槽にも最適です。

自分よりも体の小さな魚でもいじめるようなことはないため、ネオンテトララスボラなどが中心の水槽のポイントとして導入できます。

ただし、グラミーの仲間はエビ類が大好物なので、小型のヌマエビと混泳させる場合は注意しましょう。お掃除生体としてエビを入れるならば、グラミーの口に入らないヤマトヌマエビがおすすめです。

またゴールデンハニードワーフグラミー同士ではケンカをすることがありますので、複数匹で導入する場合は、

  • 水槽の大きさに余裕を持つ
  • 水草などで隠れ家を作る

の2点を意識しながら環境を整えることが大切です。

導入できる水槽が豊富!

ゴールデンハニードワーフグラミーは、

  • 体長4cmのちょうど良いサイズ感
  • 温和で混泳しやすい
  • 水草と相性が良い

などの理由から、水槽サイズ、飼育スタイル、レイアウトを問わず様々な水槽に導入できます

特に、遊泳スペースの関係から飼育できる品種が限られる小型水槽では、ボリューム感のある体が良いアクセントとなるでしょう。
柔らかい色合いが水草によく映えるので、水草水槽はもちろん、アクアテラリウム水槽にもおすすめです。

東京アクアガーデンの水槽でも人気の高い熱帯魚で、お子様や女性から「可愛い」というお声をいただいています。

肉食魚が泳ぐ水槽や、水流が強い水槽でなければ基本的にはどんな水槽にもなじむので、可愛いお魚をお探しの際は、ぜひ候補に入れてみてください。

ゴールデンハニードワーフグラミーの水槽レイアウト


ここからは、ゴールデンハニードワーフグラミーを実際に飼育している水槽のレイアウト例を、東京アクアガーデンが設置した水槽事例の中からご紹介します。

強い流れを作らなければ様々なレイアウトに導入できますので、ぜひ環境づくりの参考にしてみてください。

小型水槽


水槽の上層付近を泳ぐゴールデンハニードワーフグラミーは、縦長の小型水槽でも鑑賞しやすいのがメリット
縦長の水槽は表層付近が寂しくなりがちですが、ゴールデンハニードワーフグラミーを泳がせると全体的賑やかになります。

中層付近にはカラフルなテトラが群れをなし、表層付近をゴールデンハニードワーフグラミーが泳ぐ姿はとても美しいです。
アヌビアスナナなどの縦に伸びにくい水草を使って、水槽の下部分にボリュームを持たせるようにレイアウトすると、バランスが良くなります。

縦長水槽が少し寂しいなと感じたら、ぜひゴールデンハニードワーフグラミーを導入してみてください。

アクアテラリウム


ラビリンス器官と呼ばれる呼吸器持っているゴールデンハニードワーフグラミーは、酸欠に強いので小型のアクアテラリウムとも相性が良いです。

アクアテラリウムは水辺付近が落ち着いた明るさになるので、淡い色合いのゴールデンハニードワーフグラミーがよく映えます。
グラミーの仲間が生息する川の止水域をイメージして植物をレイアウトすると、より自然な水景に仕上がるでしょう。

存在感があって単独でも飼育できるゴールデンハニードワーフグラミーは、このような水量が少なくて飼育できる魚の数が限られる場合にも重宝します。
人懐っこいので、マスコットフィッシュにもおすすめです。

中型水槽


十分な隠れ場所を作れる中型以上の水槽ならば、同種同士でも複数匹で飼育がしやすいです。

ポイントは飼育している匹数よりも多く隠れ場所を作ること。流木などを上手に使って少し複雑にレイアウトすると、自然な隠れ場所が沢山できます。
隠れ場所が豊富な環境ならば、それぞれが牽制し合いながら自分のテリトリーを作っていくので、いい距離感を保って共存する姿が観察できるでしょう。

ただ、水槽サイズが大きくなるとろ過フィルターのパワーも上がり、水流も強くなりやすいので、吐出の向きを調整するなどして適度な水流に調整してあげてください。

まとめ:ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力を解説!かわいい淡水の熱帯魚


ゴールデンハニードワーフグラミーの魅力について解説しました。

ゴールデンハニードワーフグラミーは小さくて柔らかい色合いをした、とても可愛らしい魚です。
穏かで飼育も難しくないので、初心者の方でも飼育ができます
また存在感があるので、水量の少ないアクアテラリウム水槽や小型水槽のマスコットフィッシュにもぴったりです。

繁殖用の泡巣をオスがお世話する姿や、腹ビレで周辺をつつく様子などユニークな習性も多いゴールデンハニードワーフグラミー。
様々な水槽で飼育ができるので、ぜひ導入してみてください。

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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