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水槽用小型ヒーター特集!小さな容器にも使える水槽用ヒーター5選と注意点!

小型水槽向けの水槽用ヒーターについて解説いたします。

皆さんのご自宅にある小型水槽、保温対策は万全でしょうか。
水量の少ない小型水槽は外気や室温の影響を大きく受けるため、水温を保つには水槽用ヒーターの存在が欠かせません。

しかし、小型水槽に適応するヒーターは数多く販売されているため、どれを選べば良いのか悩んでいるというかたも多いと思います。

そこで今回のコラムでは、東京アクアガーデンのスタッフがおすすめする小型水槽用ヒーター5選をご紹介していきます
小さな容器でヒーターを使う際の注意点も解説しますので、ぜひお役立てください。

※このコラムはアクアリウム情報サイト・トロピカの記事に、最新の情報を加えて再構成したものです。

アクアリウムのプロが監修、おすすめの小型水槽用ヒーターと選び方


東京アクアガーデンに在籍するスタッフは、日々アクアリウムに携わりながらさまざまな機材を使用しています。
このコラムでは、東京アクアガーデンが5,000件を超す水槽設置の中で一般家庭の小型水槽にもおすすめしたい水槽用ヒーターをご紹介していきます。

小型水槽にヒーターを設置する際の注意点なども解説していますので、ぜひ参考になさってください。

水槽用小型ヒーターを動画でご紹介!

※このコラムでご紹介している製品は動画でご紹介している機種と一部違いがあります

小型の水槽におすすめな小型ヒーターと注意点を音声付きで解説します。

東京アクアガーデンではYouTubeチャンネル『トロピカチャンネル』を公開しています。

アクアリウム運用のポイントからお役立ちアイテムのご紹介までを動画でわかりやすく解説しています。

チャンネル登録をぜひお願いします。

おすすめの水槽用小型ヒーター5選

それではさっそく、おすすめの小型水槽用ヒーター5選である以下の商品をご紹介していきます。

  1. テトラ 26℃ミニヒーター 50W
  2. エヴァリス ダイヤルブリッジ R30AF
  3. ジェックス オートヒーターミニ SH10
  4. エヴァリス プリセット オートヒーター 20
  5. 水作 アクアパネルヒーター

それぞれのヒーターの特徴やおすすめしたいポイントを解説しますので、気になる商品がありましたらチェックしてみてください。

■テトラ 26℃ミニヒーター 50W

『テトラ 26℃ミニヒーター 50W』は、水温を観賞魚が好む26℃に自動で保つ機能が内蔵された小型の水槽用ヒーターです。
50Wなので20L以下の水量に対応しています。

安全カバーと水温自動調節機能がついているので別売りのサーモスタットが不要ですし、万が一空焚きをした場合はヒューズが通電をカットしてくれるので発火しない仕組みになっています。
通電時はそれを知らせるランプが点灯するので、しっかり加温されているかどうかが確認しやすいというのもメリットのひとつです。

■エヴァリス ダイヤルブリッジ R30AF

東京アクアガーデンスタッフから支持されているのが、エヴァリスの水槽用ヒーターです。
手頃な小型サイズの製品でも温度調整の精度が高いと感じています。

『ダイヤルブリッジ』は、水温を22℃から31℃までお好きな温度に調節することができるため、白点病の治療時などにも役立ちます。

小型水槽はろ過装置やエアレーションから生み出される水流の具合によって、水槽用ヒーターの設定温度より水温が高くなってしまう場合がありますが、温度設定の精度が高いこちらのような温度可変式のヒーターを設置するのがおすすめです。
ご紹介している商品は30Wなので、5~10Lまでの水量に対応していますが、他の水量に対応したシリーズ製品もあります。

■ジェックス オートヒーターミニ SH10

『ジェックス オートヒーターミニ SH10』はアクアショップだけでなくホームセンターでも販売されていることの多い、小型水槽用ヒーターの定番商品です。

サイズは手のひらにすっぽりと収まってしまうほど小さく、ボトル水槽や金魚鉢、小さな隔離水槽を保温する際にも重宝するサイズ感です。
水量4Lまでの水槽であれば、水温を26℃前後に自動で保つことができます。

本体は凹凸が少なくシンプルな形状をしているので、コケや汚れが付着した際に掃除がしやすいというのも嬉しいポイントです。
初めて小型熱帯魚を飼育する場合などに手に取る機会が多い機種で、購入しやすい点もありがたいです。

■エヴァリス プリセット オートヒーター 20

『エヴァリス プリセット オートヒーター 20』は、先程ご紹介したエヴァリスのダイヤル式のヒーターとは異なり、26℃前後の水温を自動でキープするタイプの水槽用ヒーターです。
20Wなので、1~7Lの水量に対応しています。

本体ボディーと一体型のカバーには自己消火性樹脂が使われているため、万が一空焚きをしてしまった場合も安心です。
適合水量から、ベタ飼育に向いています。

■水作 アクアパネルヒーター

『水作 アクアパネルヒーター』は、水槽の底面に敷いて使用するタイプの水槽用ヒーターです。
水中に設置する必要がないため、複数の超小型水槽や、ボトルアクアリウムなども保温できます。

温度調整のできるダイヤルがついており、パネルの表面温度25~60℃まで調節が可能です。
水温は水量や室温によって変動しますので、水槽内に水温計を設置してうまく水温調節してあげましょう。

小さなビンやケースをまとめて保温したいときや、水深が浅いオカヤドカリの飼育時などにも重宝する商品です。

番外編:水温の冷却と保温ができる機材もある

実は飼育水の保温だけでなく、冷却機能も兼ね備えた機材も存在します。

ご紹介するのは、『ゼンスイ TEGARU2』という商品。

30cm程度の小型水槽は、きちんと管理をすれば海水魚の飼育ができるサイズではあるものの、小型水槽はそもそも、水槽用ヒーターや水槽用クーラーを接続するスペースが少なく、水槽内やその周囲がごちゃごちゃとしてしまうという難点がありました。

そういった悩み解決するために開発されたのが『TEGARU』シリーズです。
冷却方式としてはペルチェ式で、一台の中に冷却と加温の機能がどちらも備わっているため、たとえば設定温度を26℃にすると、暑いときには冷却し、寒いときには加温して、水温を一定に保つことができるのです。

今では冷却・加温効率がアップした『TEGARU2』が販売され、ますます人気を集めています。

以下の記事ではTEGARUの開発秘話などゼンスイさんとの密着取材の様子をレポートしていますので、ぜひご覧になってみてください。

水槽用小型ヒーター使用時の注意点

最後に、小型水槽用ヒーターならではの選び方の注意点について解説していきます。

  • ヒーターのサイズとW数をチェックしよう
  • 飼育容器の素材や耐熱温度を確認
  • 飼育水の蒸発に注意する

これら3つのポイントを抑え、水槽用ヒーターを便利に快適に使いましょう。

ヒーターのサイズとW数をチェックしよう

小型ヒーターは小さな水槽に使うことがほとんどですが、小型の飼育容器は入る水の量が少ないため、水温や水質の変化が起こりやすいという特徴があります。
そのため、使用するヒーターのW数は50W以下にし、商品ごとに決められている『水量ごとの適正W数』に合ったものを選ぶようにしましょう

また、水槽が小さい場合、水槽用ヒーターのサイズが大きすぎると魚が泳ぐ邪魔になってしまったり、目について観賞性を損なうことがあります。
無理に大きなヒーターを設置するのではなく、水槽に合わせたサイズのヒーターを使うのが、加温のし過ぎを防ぐ点も含めておすすめです。

また、水中に設置する小型の水槽用ヒーターはカバー付きのものを選びます

小型水槽やボトルではもともとの遊泳スペースが狭いため、生体が水槽用ヒーターに触れてしまう確率が高いです。
ベタなどはヒレが長いため触れてしまうと火傷を負うことがありますし、隙間に挟まって身動きが取れなくなることもあります。

そのため、パッケージにベタのイラストがデザインされている製品は、触れても平気で入る隙間がないような四角い形状の機種が多いです。

カバーの隙間に入ってしまい、自力で出られなくなってしまうこともあるので、小型魚のいる水槽は遊泳スペースを確保したレイアウトに注意しましょう。

飼育容器の素材や耐熱温度を確認

飼育容器の素材や耐熱温度を確認しておくことも、水槽用ヒーターを導入する上で大切なことです。

もしプラスチック製の容器の場合は、水槽用ヒーターの利用を避けた方が無難です。
加温時にプラスチックが軟化し、ゆがんだり溶けたりする可能性があります。

特にパネルヒーターは水槽の底に直接触れるため、熱の影響がダイレクトに容器へ伝わってしまいます。

たとえ『耐熱温度の高いプラスチック』であったとしても、長期間の使用によって変形、劣化する可能性が高いです。
水槽用ヒーターが必要な生体の飼育には、ガラスかアクリル製の水槽を使用します。

そして必ず、固定用のキスゴムでしっかりと固定して設置しましょう。

飼育水の蒸発に注意する

小さな水槽だと水の量が少ないため、水の蒸発の影響も強く受けます。

水位のチェックを怠るとヒーターが水面よりも上に出てしまうことがあります。水上に露出した水槽用ヒーターは空焚きとなってしまい、それが原因での発火が起こる可能性もあります

このようなことにならないよう、水量の少ない水槽にはフタをするか、自動給水器を使いましょう

小型水槽は水の減少の影響をとても受けやすく、飼育水が減り始めると水質悪化も早いです。
普段から水位には注意するようにしてください。

まとめ:水槽用小型ヒーター特集!小さな容器にも使える水槽用ヒーター5選と注意点!


今回は小型水槽向けのヒーターを5種類と、小さな容器でヒーターを使用する際の注意点について解説をしてきました。

小型水槽の保温は、水量が少ないことから中型水槽よりも少しだけ難易度が高いです。

水槽が小さい場合はヒーターも小型のものを使用しないと、生体の遊泳域を狭めてしまい、景観を損ねてしまいます。
無理に大きなヒーターを設置するのではなく、水量に合ったものを選択しましょう。

もしくは、番外編として紹介したゼンスイ TEGARU2のような機材を使用して水温管理をするのもおすすめです。

また、水槽用ヒーターの空焚きは大変危険です。
定期的な足し水を行うなど、適宜対策を行いましょう。

小型水槽の水槽用ヒーターについて良くあるご質問

小型水槽のヒーターは温度調節ができたほうが良いですか?

水槽用ヒーターは温度固定式でも問題ありませんが、小型水槽は大きな水槽よりも水量が少なく、水槽用ヒーターの影響を受け水温が変動しやすいです。
そのため、水流が弱い場合は想定よりも水温が高くなってしまうことがあります。
そうした場合は温度調整ができたほうが便利といえます。

ボトル飼育でも水槽用ヒーターは必要ですか?

ボトルや超小型水槽でも、熱帯魚を飼育する際には水槽用ヒーターなどの保温が必要です。
アカヒレなどの魚種ならば水温20度でも飼育できますが、極端な低水温はダメージを与えます。
エアコンなどで室温を管理している場合は問題ありませんが、無加温での飼育は控えましょう。

プラケースに水槽用ヒーターをつけてはいけないですか?

水槽用ヒーターでの加温は、低温の部類ですが作動させ続けるため、プラスチック製の容器を変形させたり溶かしてしまうことがあります。
そのため、プラケースやバケツなどでの水槽用ヒーターの使用は禁止とされています。
水槽用ヒーターを使用する場合は必ずガラスやアクリル製の容器・水槽で使用しましょう。

水槽用ヒーターを小型水槽に正しく設置する方法とは?

水槽用ヒーターは水面に露出しないように、底面付近に設置します。
機種によっては縦置きもできますが、できれば横置きにしてキスゴムでしっかりと固定します。
ガラス製でも金魚鉢のような丸い容器にはキスゴムで固定できないため、水槽用ヒーターを設置することは難しいです。

 

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遺伝子学が専門分野で、高校の理科教師として、日々、生徒たちに自然の偉大さを教えています。アクアリウム全般が好きで、現在はアベニーパファーのトリコ。ピンセットでアベニーにアカムシを食べさせるのが日々の癒しです。

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