
小型水槽で海水魚を飼ってみよう!おすすめ商品と飼いやすい魚を紹介!
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淡水魚に比べて海水魚を飼育するのは、ハードルが高いといわれています。
理由はいくつかありますが、中でも特に、海水魚飼育にはオーバーフローシステムのような大掛かりな設備と大きな水槽が必要で手を出せない、と思っている方は多いのではないでしょうか。
実は、大掛かりな設備を用意しなくても、いくつかの条件や注意を守れば小型水槽で海水魚を飼育することは可能です。
ある程度のサイズの小型水槽であれば、海水魚飼育にチャレンジすることもできます。
海水魚飼育のハードルもぐっと下がるのではないでしょうか。
そこで今回は、小型水槽で海水魚を飼育するための、おすすめの商品や魚の種類をご紹介していきます。
目次
小型水槽で海水魚を飼ってみよう!小型水槽で飼いやすいおすすめの海水魚は?
小型の水槽は、大きな水槽やオーバーフロー水槽に比べて水が汚れやすく、水質も変化しやすいので、水質に敏感な種類の海水魚を飼育するのには不向きです。
海水魚の中でも比較的水質の変化に強い魚を選ぶとよいでしょう。
カクレクマノミ
ディズニー映画でお馴染みのカクレクマノミは、初心者向けの海水魚としてもよく名前が上がる、人気が高い海水魚です。
丈夫なので、1~2匹程度であれば30cm水槽でも飼育することができます。
ただし、水温は25~26℃前後に保つ必要があるので、飼育する際には水槽用ヒーターやクーラーが必要となります。
また、カクレクマノミは自然界ではイソギンチャクと共生していることで有名ですが、もし自宅でもイソギンチャクと一緒に飼育したい場合は小型水槽での飼育は難しく、60cm以上の水槽が必要となりますので注意が必要です。
デバスズメダイ
きれいな水色の体が特徴のデバスズメダイは、体長8cm程の小型の海水魚です。
スズメダイの仲間は海水魚の中でも特に丈夫な質で、特に小さなデバスズメダイは30cm程度の小型の水槽でも手軽に飼育することができます。
温和な性格のため、カクレクマノミなど、他の魚との混泳にも向いています。
また、デバスズメダイには群れになる習性もあるため、少し大きな45cm程度の水槽に入れれば、何匹かで群れて泳ぐ姿が観察できるかもしれません。
スカンクシュリンプ
スカンクシュリンプも、小型の水槽で飼育できる海水生物です。
スカンクシュリンプはほかの種と混泳させる機会も多い生き物ですが、例えばカクレクマノミとの混泳であれば45cm以上の水槽で飼育することができます。
スカンクシュリンプ単体であれば30cm水槽でも飼育できますが、成長することを考えると45cm水槽を用意しておくと安心でしょう。
エビというと地味な感じもしますがスカンクシュリンプはとてもきれいな赤色をしており、単体で飼育しても水槽によく映えます。
小型水槽で海水魚を飼うならばこれを準備しよう!おすすめの商品をご紹介
小型水槽で海水魚を飼育し始めるときに、用意するべき飼育用品をまとめてご紹介します。
水槽
小型水槽とは一般的に30cmや45cmサイズの小さな水槽のことをいいます。
小型水槽にも様々な大きさがありますが、飼育する海水魚の大きさや数に合わせて水槽を選ぶとよいでしょう。
水槽台
必須というわけではありませんが、できれば専用の水槽台を用意しましょう。
ろ過器
外部フィルター
フィルターの中でも水をろ過する力の強い外部フィルターは、海水魚飼育の強い味方です。
オーバーフローシステムには劣りますが、こまめなお手入れを欠かさなければ外部フィルターでも十分海水魚を飼育することができます。
外掛け式プロテインスキマー
ろ過能力という面であれば、外掛け式プロテインスキマーを使用するのも一つの手といえます。
高いろ過能力を発揮するプロテインスキマーを使用すれば、小型水槽でも海水魚の飼育が可能です。
ただ、外掛け式プロテインスキマーは水槽の淵に引っ掛けるように設置するため、外部フィルターに比べて目立ってしまうという欠点がありますので、レイアウトなどを考えて導入を検討するとよいでしょう。
照明
海水水槽用の照明を一日8時間程度使用します。
水槽用ヒーター/クーラー
水温を維持するため、海水魚飼育では水槽用のヒーターやクーラーを設置することをおすすめします。
底砂/ろ過材
底砂やろ過材にはサンゴ砂を使用するとよいでしょう。
サンゴ砂に含まれるアルカリ成分が水中に溶け出すことで、水質をアルカリ性に保ちやすくする特性があります。
人工海水
海水を作るために必要です。必ず用意しましょう。
比重計
飼育に使う海水の濃度や比重を計測する器具です。
小型水槽で海水魚を飼育するときの注意点
ろ過器はワンランク上のものを選ぶ
小型水槽で海水魚を飼育する最大のデメリットに、水質を保つのが難しく、また安定させづらいことが挙げられます。
その問題を解消するのがろ過器です。
ろ過器を選ぶとき、通常は水槽の大きさに合わせたものを選ぶと思いますが、上記の理由から、小型水槽で海水魚を飼育するときには、推奨のサイズよりもワンランク上のろ過器を選ぶとよいでしょう。
性能の高いろ過器を選ぶことで、水質が安定し、海水魚を飼育しやすくなります。
水温の管理には気を配る
水槽用クーラーは値が張るため、なかなか導入に踏み切れないこともあると思います。
しかし、海水魚飼育では淡水魚以上に水温の管理がシビアになります。
エアコンを使用していても水温が変化するようならば思い切って水槽用クーラーの導入を検討してください。
生体の入れ過ぎには注意する
たくさん魚を泳がせたくなる気持ちはわかりますが、小型水槽では水も汚れやすくなりますし、何より過密飼育は魚にストレスがかかります。
生体の入れ過ぎにはくれぐれも注意してください。
目安は30cm水槽にカクレクマノミ2匹程度です。
こまめな水換えを徹底する
小型水槽で海水魚を飼育する場合は、通常よりもこまめな水換えを行う必要があります。
目安は3日に1回、1/3~4/1程度の水換えを習慣づけましょう。
まとめ:小型水槽で海水魚を飼ってみよう!おすすめ商品と飼いやすい魚を紹介!
海水魚の飼育には大型の水槽が必須と思われがちですが、小型の水槽でも設備を整えて、手間をかけ、飼育する魚を選べば十分に飼育することが可能です。
小型水槽ならば設置するスペースの確保もしやすく、飼育もしやすくなると思います。
たくさんの海水魚が飼えないのはデメリットではありますが、逆に一匹一匹に愛着を持って接せられるので、可愛さも倍増ですよ。
ぜひ小型水槽で海水魚飼育にチャレンジしてみてくださいね。
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