ハタタテダイのページ

ハタタテダイ

No.
48

お魚図鑑 ハタタテダイ

ハタタテダイは太平洋~インド洋のサンゴ礁に生息する中型の海水魚です。

黒と白、そしてイエローの体色とピンと伸びた背びれが特徴で、大きな存在感があります。

1匹いるだけで水槽の雰囲気が大きく変わるハタタテダイについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!

ハタタテダイの基本情報

お魚図鑑 ハタタテダイ メインイメージ

水質海水魚。pH8.1~8.4ほどが得意。海水魚なのでpH低下に気を付けよう!
水温は24~26度まで平気だが、24~25度がおすすめ
サイズ~約20cm。中型の海水魚。
寿命約3~5年ほど。白点病にかかりやすいので注意しよう!
小型海水魚用の餌、生餌(ブラインシュリンプ、イサザアミ など)、藻類
混泳サンゴと混泳不可。複数飼育、体長差がある魚種との混泳には注意!
特徴

ハタタテダイは、背びれが大きく伸びた特徴的なシルエットを持っており、一度見たら忘れないインパクトのある魚です。
スズキ亜目チョウチョウウオ科に属す魚で、原産地はインド洋から太平洋のサンゴ礁など暖かい海に生息しており、日本でも長崎県あたりで見ることができます。

体長は約18~20cmほどに成長します。チョウチョウウオの仲間ですが餌付きやすく、また低めの水温も強く、比較的飼育しやすい魚種です。

アクアリウムショップやネット通販などで購入できる魚種で、南国を思わせる外見から観賞魚として人気があります。

チョウチョウウオの仲間のなかではマイルドな方ですが気は強めで、長いヒレを持つなど自分に似た特徴を持つ魚種は攻撃しがちです。しかし、その他の海水魚(クマノミなど)やエビ類とは普通に混泳できるため、水槽を盛り上げるタンクメイトとしても人気があります。ただし、サンゴは食べてしまうので混泳不可です。

飼育は60cm水槽から可能ですが、大型水槽でも存在感を発揮できます。最大体長や混泳を考慮すると奥行きは45cm以上の水槽で飼育しましょう。

丈夫ですが白点病にかかりやすいので、水温の変化に気を付けながら管理を行いましょう。病気に弱いところがあるので『殺菌灯』を導入するのが望ましいです。

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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント

スタッフのコメント

水槽をパッと明るくする魚種です!
活発な泳ぎと鮮やかで特徴的な姿から、リゾート感を出すのに持って来いな海水魚と言えるでしょう。
水槽の中でとにかく目立つので、ポイント生体としておすすめです。

頭から数えて4つめの棘条が、長く伸びる性質を持っていて、シルエットがニザダイの仲間の『ツノダシ』とよく似ています。
ちなみに、ツノダシは口先(吻)に黄色い模様があり、体には丸みがあります。どちらも魅力的な魚なのですが、ツノダシのほうがより大型で飼育難易度がはるかに高いので、アクアリウムでは目にする機会がほとんどありません。

チョウチョウウオは気難しく飼育難易度も高いですが、ハタタテダイはそのなかでも混泳しやすく飼いやすいです。
しかし、最大体長は20cmほどで背ヒレも縦幅があるので、成長に応じて飼育水槽のサイズを配慮しなくてはいけない点には注意しましょう。
横幅60×奥行45×高さ45cm以上の水槽が良いです!

口が小さいので餌は粒が小さなタイプが良く、具体的にはメガバイトなら成長にあわせてS~Mを選びましょう。

ハタタテダイが泳いでいる水槽事例

ハタタテダイは60cm水槽以上から飼育可能です。混泳はできるものの、自分より小さな個体を追いかけることもありますので、岩組などで隠れ場所を作りましょう。
サンゴは齧ってしまうので、サンゴ水槽への導入は控え、ライブロックのレイアウト水槽への導入がおすすめです。

パワーバランスを意識して飼育すれば、『カクレクマノミ』や『デバスズメダイ』などの小型海水魚とも混泳可能です。

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読みもの

ハタタテダイについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。

コラム

人気の海水魚などについての情報を解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。

アクアリウム情報サイト・トロピカ

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執筆者 アクアガーデン

アクアガーデンのスタッフが水槽レンタル・リース、メンテナンス、引っ越しサービスなど様々なサービスを通して得たアクアリウムの経験や知識をコラムで発信しています。

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