金魚の老化とは!年を取った金魚の老化現象とケア・長生きのコツを解説

投稿日:2025.07.29|
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適切な環境で大切に育てれば10年以上長生きしてくれると言われる金魚。
長く飼育を続けていくうちに「前よりも動きがゆっくりになった気がする」「以前ほど餌に反応しないな」といった、様子の変化に気づくことがあります。
一時的に調子が悪いのかもしれませんが、もしかするとそれは金魚が年を取ってきたサインかもしれません。
私たちが人間が年を取ることで身体が動かしにくくなったり、食が細くなったりするのと同じように、金魚も加齢にともなって行動や体型、様子などに様々な変化が現れます。
今回は、そんな金魚の老化について解説します。
年を取ることで起こる変化やケア方法、そして長生きさせるコツについても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに金魚の老化とケアや長生きのコツを解説

このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
飼育年数を重ね、年を取った金魚は色艶や食欲などが少しずつ衰えていきます。
最後まで健康に飼育を続けるためにも、老齢の金魚に合わせた飼育方法を実践しましょう。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、金魚の老化とケアや長生きのコツを解説します。
金魚の老化とは

金魚は環境が整っていれば10年以上、中には20年を超えて生きる個体もいるほど長寿な魚です。
しかしいつまでも若いままということはなく、人間と同じく年齢を重ねるにつれて体や行動に変化が現れるので、年齢に寄り添う飼育を心がけましょう。
ここでは代表的な老化のサインと見分け方を解説します。
ツヤ・ハリがなくなる
若い金魚は、鱗の輝きが強く、ほどよく丸みを帯びた体型でヒレもピンと張っているのが特徴です。
一方で、年齢を重ねると鱗のツヤが薄れ、体全体のハリが失われていきます。
輪郭がややぼやけた印象になり、以前よりもふっくらとしたシルエットに見えることがあるでしょう。
動きや餌への反応が鈍くなる

年を取った金魚は泳ぐ範囲が狭くなって、じっとしている時間が増える傾向があります。
動きがゆったりとしてきて、餌を見ても以前のようにがっついてこなくなるのも老化のサインです。
もちろん、病気などで餌を食べなくなっていることもあります。病気であれば治療も必要ですので、しばらく観察してみましょう。
目が濁る
年齢を重ねると、目が白っぽく濁ってくることがあります。これは老化によって眼球の透明度が低下し、白内障に似た状態になるためです。
白く濁っているからと言って視力が完全に失われるケースは少なく、普段の生活に著しい影響を及ぼすことはほとんどありません。
ただ、障害物への反応が遅れたり餌の位置を把握しにくくなったりするような様子が見られることがあります。
もし濁りが短期間で急に進行した場合は、病気の可能性も考えられますので、他の変化とあわせて慎重に様子を確認してください。
鱗が白くなる
若いときは赤やオレンジの鮮やかな体色を持っていた金魚も、年齢を重ねるうちに色が薄れて白い鱗が増えてくることがあります。
これは人間でいうところの白髪に近い現象で、特に5歳を過ぎた頃から見られることが多いようです。もちろん現れ方には個体差はありますが、若い個体の純白の鱗とは異なり、老化による白色の鱗はややくすんだ乳白色になります。
白の増えた金魚は若い頃と比べれば鑑賞性は劣るかもしれませんが、年を重ねた金魚にしかない風格があるのも事実。
こうした変化を楽しむのも、金魚飼育の醍醐味と言えるでしょう。
老齢の金魚の餌やりポイント

見た目の変化に加えて、日々の行動の中にも老化のサインは現れます。
特に餌への反応が鈍くなるのは、老化の中でもわかりやすいサインの一つです。
ここでは、年齢を重ねることで餌食いが落ちてきたときの対処方法やメンテナンスについて解説します。
金魚の体調に合わせた量や種類に変更する
年を取った金魚は若いころに比べて代謝が落ちているため、あまり多くのエネルギーを必要としません。さらに消化機能の衰えにより、消化不良や便秘を起こしやすくなります。
加齢が原因で食欲が落ちてきたら、餌の量、頻度、種類を負担の少ない形に調整してあげることが大切です。
一回の餌量は1分程度で食べきれる量を目安に、与える頻度も食いつき方に合わせて2日に一回程度に減らすというように、臨機応変に対応しましょう。
餌の種類は消化の良さを重視したものや高齢魚用の餌に切り替えると、内臓への負担を軽減できます。
沈下性の餌は視力が落ちた老魚にとって見つけにくいため、浮上性の餌を使うのもひとつの工夫です。
水槽掃除・水換えをこまめにする

高齢になると体力や免疫力が低下して、水質悪化によるストレスや病気のリスクが高まります。そのため、水槽内を清潔に保つことがこれまで以上に重要です。
水換えは週に1~2回、全体の1/4~1/3程度を目安に行うと、水質の急変を防ぎながら清潔な環境を維持できます。金魚は比較的新しい水が得意なので、小まめに水を換えた方が調子が良いです。
フンや残り餌がたまりやすい底砂は、水換えに合わせてクリーナーポンプで掃除をすると病気の予防になります。
ろ過フィルターの掃除も定期的に行い、バクテリアの働きが鈍らないように心がけてください。
金魚が長生きする3つのコツ

老化の兆候が見えてきた金魚も、適切な飼育環境を整えてケアしてあげることで、健康なまま長く飼育を続けることが可能です。
ここでは、金魚を長生きさせるために特に大切な3つのポイントをご紹介します。
コツ1:大きめの水槽で分けて飼育する
体が大きく成長しきった金魚は広めの水槽でゆったりと飼育してあげると、ストレスが減って長生きしやすくなります。
また、若い個体と一緒だとスピード感についていけず餌を食べはぐれたりいじめられてしまったりといったトラブルに巻き込まれる恐れがあるため、ある程度の年齢で区切って水槽を分けてあげるのも良い方法です。
一般的に金魚は、体長1cm対し2~3Lの水量が望ましいとされています。複数の個体を飼う場合は、よりたくさんの水量を確保できる水槽で、過密にならないよう注意しなくてはなりません。
飼育数にもよりますが、金魚数匹を終生飼育するには60cm以上の水槽を用意しておくと確実でしょう。
コツ2:水温を安定させる
金魚は変温動物なので、水温の変化に体調が左右されやすいです。
若い個体であればある程度の温度変化にも対応できますが、老魚にとっては大きな負担になることも。
そのため、老齢の金魚を飼育する水槽には、冷却ファンや水槽用ヒーターといった温度調整機材を設置してあげることをおすすめします。
夏場は冷却ファンやエアコンで過度な高温を避け、冬場は水槽用ヒーターを使って20℃前後を保つようにしましょう。
また直射日光が当たる場所や冷え込みが強い場所など、温度が変化しやすい環境にも注意してください。
水温計で水温をこまめに確認し、急激な変動を避けることが健康維持につながります。
コツ3:水換えやメンテナンスを怠らない
水をきれいに維持する手助けをしてくれるろ過フィルターは、金魚飼育に欠かせない重要な設備です。
しかし、ろ過フィルターを設置しているからと言って水換えやメンテナンスを怠るのは良くありません。
どんなに高性能なろ過フィルタ―でも水換えをしないと、フンや食べ残しから発生するアンモニアや亜硝酸を処理しきれなくなり、水質が急激に悪化していきます。
特に水質の変化に弱い老魚にとっては、水換え不足が大きな負担になるでしょう。
そもそも金魚はフンが多く水を汚しやすいため、他の魚以上に定期的に水換えや底砂、壁面の掃除が大切です。また、病気や体調不良が続くときは、水換えやメンテナンスの頻度を見直してみましょう。
まとめ:金魚の老化とは!年を取った金魚の老化現象とケア・長生きのコツを解説

金魚の老化について解説しました。
金魚は年齢を重ねると、鱗や体型、目などの見た目や、餌の食いつき方、泳ぎ方に変化が現れます。
これらの症状は時間の流れとともに少しずつ進行していきますので、変化に気づいたら、年齢に合わせた適切なケアを始めましょう。
餌の内容や量を見直し水質を清潔に水温を安定させる、こうした基本の積み重ねが金魚の長生きに繋がります。
高齢になると若い頃の美しさは無くなってしまうかもしれませんが、健やかに泳ぐ姿は飼い主にとって大きな喜びとなるはずです。
今回ご紹介した内容を参考に、金魚の長生きに繋がる工夫を実践してみましょう。
ほかにもさまざまなコラムがありますので、ぜひそちらもご覧ください。
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