30cmキューブ水槽の魅力!管理しやすいサイズ感・価格・活用例を解説
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小型水槽の中でも、特に人気のある30cmキューブ水槽。
少し前までは、30cm水槽というと枠付きで周辺機材も少なく、脇役的な存在でした。しかし、キューブ型の30cm水槽が登場したことで、見た目がおしゃれで使い勝手のよい水槽として、現在はとても人気があるのです。
今回のコラムは、そんな30cmキューブ水槽の魅力を解説していきます。30cmキューブ水槽の活用例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プロアクアリストたちの意見をもとに30cmキューブ水槽の魅力を解説
このコラムは、東京アクアガーデンスタッフであるプロのアクアリストたちの意見をもとに作成しています。
30cmキューブ水槽は、どうしても横幅の30cmのイメージが先行し、「小さい水槽」と考えている方も少なくありません。しかし、奥行き・高さ共に30cmあることから、実は水量がある程度確保でき、管理もしやすい水槽です。
また、おしゃれで見た目もよく、周辺機材も豊富なため、さまざまな活用方法があります。
30cmキューブ水槽はこのような背景から、初心者からベテランまで幅広いアクアリストの方におすすめです。
ここでは、実務経験から得た知識をもとに、30cmキューブ水槽の魅力を解説します。
30cmキューブ水槽の魅力
30cmキューブ水槽の魅力を解説します。
すでに使用したことがある方も、まだ使ったことがない方も、魅力を知ればきっと使ってみたくなるでしょう。
コンパクトで管理しやすい!
30cmキューブ水槽は、横幅だけで見ると小さく感じる方も多いでしょう。
しかし、水量は満水で約27Lほどと、見た目以上に入ります。30cm規格水槽は水量約12Lなので、おおよそ倍もの水量が入るのです。
30cm規格水槽には、「水量が少ない」「水質が安定しにくい」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。30cmキューブ水槽はこれだけ水量が多く、水質も比較的安定させやすいのです。
また、60cm水槽と比べると大きすぎず水量も少ないので、水換えや掃除などのメンテナンス管理もしやすいでしょう。このことから、女性アクアリストにもとても人気があります。省スペースで設置できる点も嬉しいポイントです。
生体を飼い込める
30cmキューブ水槽は、水量をそこそこ確保できるため、小型~中型熱帯魚を1匹もしくはペアで飼いこむための水槽として活躍します。
じっくり飼いこみたい場合、60cm水槽などではスペースを取りすぎてもったいないと感じる方も多いでしょう。30cmキューブ水槽であれば、スペースもそれほど取らないのでおすすめです。
また、ストック水槽や隔離水槽、薬浴用の水槽としても活用できます。混泳水槽でケンカが発生して、急遽隔離しないといけないというような場合に備え、用意しておくと便利です。
複数設置しやすい
サイズが小さいことから、30cmキューブ水槽は複数設置しやすいのもメリットです。
単純に60cm水槽を置くスペースであれば2台、90cm水槽を置くスペースであれば3台置けます。重量も60cm水槽の約半分のため、重量もあまり気にせず利用できるでしょう。
アクアリウムを続けていくと、やはり新しい魚を飼育してみたくなるものです。混泳できればよいですが、中には相性が悪いものもいます。そんな時に30cmキューブ水槽であれば、小型〜中型種に限りますが複数の水槽に振り分けて飼育できます。
また、繁殖により個体数が増えてキャパを超えてしまった場合や、系統ごとに分けて繁殖をしたいという場合にも、複数設置できる30cmキューブ水槽はおすすめです。
価格が安い!
30cmキューブ水槽は3,500円程度から販売されており、比較的安価で購入できます。60cm規格水槽と比べるとやや高価ですが、水槽全体で見れば価格は控えめです。
初めて水槽を購入する方にもおすすめの規格だと言えます。
見た目がおしゃれ
現在販売されている30cmキューブ水槽は、基本的にフレームレスです。立方体で見た目もスッキリしており、スマートな印象からおしゃれな雰囲気を演出しやすく、インテリア水槽としても人気があります。
場所を取らないことから、設置場所も選びやすいです。そのため、水槽と部屋全体のインテリアとのバランスも取りやすいでしょう。
このような背景から、各メーカーもおしゃれな周辺機材を販売しています。水槽を設置すると、どうしても周辺機材が悪目立ちしがちですが、上手に機材を選ぶことで解消できますよ。
対応機材が豊富
30cmキューブ水槽は近年人気があるため、次々と対応機材が開発・販売されています。
照明やろ過装置など、種類が豊富なので飼育する生体に合わせて選びやすいです。そのため、30cmキューブ水槽で飼育できる生き物の幅も広くなっています。
また、初心者の方が飼育をスタートしやすい、セット水槽の販売も多いです。最初はセットを購入し、徐々に機材をグレードアップするのもおすすめですよ。
今後ますます対応機材も開発され、30cmキューブ水槽はさらに使いやすくなるのではないでしょうか。
周辺機材については、こちらのコラムも参考にしてください。
レイアウトがしやすい
30cmキューブ水槽は、四方が同じ長さの立方体なので、水草や流木などのレイアウトをバランスよく作りやすいです。
規格水槽は横長で奥行きも短いので、初心者の方はバランスを取りにくいと感じることも多いでしょう。キューブ水槽であればバランスが取りやすいため、初心者の方にもおすすめです。
また、底砂などの各レイアウトアイテムが少なくて済む点でも、初心者の方もレイアウト水槽に挑戦しやすいですよ。
30cmキューブ水槽の活用例
30cmキューブ水槽の活用例を紹介します。
小型観賞魚の飼育をはじめ、さまざまな活用例がありますのでぜひ参考にしてください。
小型魚水槽として
30cmキューブ水槽の活用例として最も定番なのが、ネオンテトラやメダカなどの小型魚を飼育する水槽です。また魚以外でも、ビーシュリンプやチェリーシュリンプなど、小型のエビの水槽としても扱いやすいでしょう。
小型魚1匹に対して、必要な水量は約2Lです。30cmキューブ水槽であれば約27Lですから、単純計算で13匹飼育できます。なお、魚のサイズによっては20匹ほど飼育できるでしょう。
もちろん、1匹を飼いこむのにも適した水槽のため、いろいろ活用してみてください。
隔離水槽として
30cmキューブ水槽は最大で27Lの水が入り、水質も比較的安定させやすいため、ちょっとした隔離水槽としてもおすすめします。
隔離や薬浴をする場合、ただでさえ弱っている個体なので、水質の急変は避けたいです。30cmキューブ水槽であれば、30cmや36cmの規格水槽と比べて水量が多いので安心できます。
また、水草のストック水槽や、大型魚の活き餌のストック水槽としても扱いやすいサイズ感です。
適度な水量が確保でき、置き場所を選ばないことから、さまざまな使い方があります。
おしゃれなインテリアとして
30cmキューブ水槽は見た目がおしゃれで、スタイリッシュなアクアリウムに仕上げやすいです。立方体のため、向きなどにとらわれずレイアウトできる点でも、インテリアとしてバランスを取りやすいでしょう。
また、省スペースで設置できるので、さまざまな間取りの部屋やいろいろな場所に導入しやすいです。
60cm水槽と比べれば重さは半分程度で、メンテナンスなどの管理もしやすいので、ワンルームでの1人暮らしの方にもおすすめします。
アクアテラリウムなどもできる!
30cmキューブ水槽では、アクアリウム以外の楽しみ方もできます。
立方体なので陸地を作りやすく、アクアテラリウム用の水槽としてもおすすめです。小型のイモリやカエルなどの両生類、サワガニなど水陸を必要とする生き物にも向いています。
ただし、水陸を好む生き物の多くは脱走の名人です。飼育の際には、しっかりと隙間を防げるメッシュのフタなどで必ず対策をしましょう。
また、カブトムシなどの昆虫類を飼育するのにもおすすめします。昆虫飼育にはプラケースが一般的ですが、プラケースではどうしても観察しづらいです。30cmキューブ水槽であればガラスもクリアで観察しやすいですし、レイアウトして飼育してみるのもよいでしょう。昆虫を飼育する場合は、メッシュのフタをつけます。
アクアテラリウムについては、こちらのコラムも参考にしてください。
まとめ:30cmキューブ水槽の魅力!管理しやすいサイズ感・価格・活用例を解説
今回は、30cmキューブ水槽の魅力を紹介しました。
30cmキューブ水槽は、管理や複数設置がしやすく、おしゃれで周辺機材が豊富など、たくさんの魅力があります。また、小型魚水槽をはじめ、隔離水槽やアクアテラリウム、おしゃれなインテリアなど、幅広く活用できるのもおすすめポイントです。
「次はどんな水槽にしようかな?」と考えている方は、ぜひ30cmキューブ水槽を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ほかにもさまざまなコラムがありますので、あわせてご覧ください。
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