【写真でわかる】上手な水草の植え方!初心者からできる基本ポイントを解説
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水草水槽を始めたいけど「水草を植えるのが思ったより難しい!」と思うことも多いです。
しかし水草にも、種類ごとにそれぞれ植えやすくなる方法があります。
今回は、水草のタイプごとの植え方についてご紹介いたします。
目次
水草を植える前に必要な準備
近年では、水草の育成するために効果的な機器続々と開発されており、水草が主役の水槽を楽しむアクアリウム愛好家も増えています。
水草に充分に栄養を行きわたらせるソイルや、成長に必要な光を充分に発する照明、光合成に必須の二酸化炭素を添加する装置など、水草をより良く育成できる装置はたくさんあります。
そのなかでも特に、照明にこだわることで大きな効果を得られます。
とは言っても、まず最初にやることは水草の下処理です。
いくら機器が揃っていても、下準備を怠ってしまうと、その後の育成に差が出てきます。
以下の記事で写真付きで紹介しておりますので、チェックしてみてください。
下処理ができたら、早速植えつけていきましょう。
水草の植え方その1:ハイグロフィラ(有茎草)
まずは有茎草では比較的ポピュラーな種類であるハイグロフィラの植え方です。
こちらの植え方を覚えれば多くの有茎草に応用できます。
ハイグロフィラのような有茎草は1本ずつ植えます。
購入した時は束になっておることが多いので、植える前に一本ずつ丁寧にバラしましょう。
水草が底面に対して直角に真っ直ぐ立つようにピンセットを斜めにして掴むのがポイントです。
植えた後は、少し揺らしたりしてみて、簡単に抜けないか・浮いてこないかを確認しましょう。
水草を植えたばかりのころは、まだ根を張っていないので、どうしても抜けやすくなっています。
ここの確認は手を抜かずに行いましょう。
水槽レイアウトにボリュームを出せる有茎草
そのほか、ハイグロフィラ以外のボリュームのある有茎草には以下のような種類があります。
■アルテルナンテラレインキー
赤い葉脈が美しい丈夫な有茎草です。
■バコパ・モンニエリ
丸みのある小さい葉がかわいらしい種類です。
■ルドウィジア
こちらも赤が非常に美しい種類です。二酸化炭素の添加があった方が良いです。
■ツーテンプル(テンプルプラント ナローリーフ)
ツーテンプルとはテンプルプラントの一種で、『テンプルプラント ナローリーフ』という名称で流通していることが多いです。
増えやすい種類ですが、葉が細いので圧迫感が少なくレイアウトできます。
■グリーンロタラ
成長が速いためこまめなトリミングが必要ですが、育てやすい水草です。
水草の植え方その2:ロゼット型水草3種類
ロゼット型とは有茎草と違い、葉っぱがタンポポのように展開していくもので、植え方も有茎草とは違います。
植え方を間違えてしまうと1週間ちょっとで溶けてしまうことがあるので、しっかり覚えていきましょう。
今回は3種類のロゼット型の植え方をお伝えいたします。
ロゼット型水草その1:クリプトコリネの植え方
上の写真は間違った掴み方です。
確かに掴み易いですが、茎の部分を掴んでいるため、摘んでいる時の力加減や砂に植えた時に茎がキズついてしまい枯れてしまうことがあります。
こちらが正しい掴み方です。
掴んでいるのは茎ではなく根です。
この掴み方なら茎を痛めません。
根っこが長いので写真のような動きで植えて行くのがおすすめです。
このように植えることで茎も痛めず真っ直ぐ植えることが出来ます。
このようにポットやカップで販売している場合が多いですが、問題なく水中で展開します。
ロゼット型水草その2:バリスネリアの植え方
バリスネリアもクリプトコリネ同様、茎の部分を持つと傷んで後々枯れてしまいます。
こちらも茎を持たず根っこを持ちましょう。
バリスネリアの場合、クリプトコリネとは違って購入時に根っこが短い場合があり、掴みにくいですが、それでも頑張って根っこを持ちましょう。
写真は間違った植え方です。
深く植えすぎて、新芽の部分も埋まってしまっているからです。
このように植えてしまうと、新芽が成長できず、そこからどんどん溶けていき、最終的に枯れてしまうでしょう。
こちらが正しい植え方です。
上の写真と比べると浅く植えているのがわかります。
抜けてしまうのが不安な場合は、ここから周りの砂利をバリスネリアに寄せていくと良いでしょう。
このように植えることで新芽の成長を妨げず、バリスネリアが根付きやすいようにします。
バリスネリアは飼育難度も低いため、おすすめの水草です。
ロゼット型の水草その3:エキノドルスの植え方
持ち方と掴み方は上の2種類と同じです。根っこを掴みましょう。
植え方は1種類目のクリプトコリネと同じになります。
1つ違いがあるとすれば、水草自体がクリプトコリネに比べて大きい為、浮力があるので、植えるのには若干手間が掛かるくらいです。
浮かないことをきちんと確認するようにいたしましょう。
エキノドルスは、背は低いですが葉が広く、前~中景のアクセントに使えます。
水草の植え方は、どんなときも基本を押さえましょう!
今回の植え方はミクロソリウムや、アヌビアスのように活着させる以外の水草にほとんど応用することができます。
今回はタイプ別の水草の植え方について紹介していきましたが、植える前に必要なのは下処理です。
最初に下処理をサボってしまうと、植え方がちゃんとしていても後で草が抜けたり、腐ってしまい、2度手間になってしまいます。
水草の為に水草の下処理は必ずやりましょう。
水草を植える時は、必ず水草専用のピンセットを1本用意しましょう。
水草用ピンセットは、長く細いため、最初は使いずらく感じます。
しかし慣れれば流木、岩の隙間に植えやすくなったり、細かい作業も出来るようになります。
以下の記事を参考に、上手にレイアウトしてみてください
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