グリーンロタラは日本にも自生している有茎水草です。
水草水槽はもちろんビオトープでも育成可能で扱いやすいため、さまざまな水槽レイアウトに採り入れられています。
明るい色合いが爽やかなグリーンロタラについて、スタッフのコメントを交えつつご紹介します!
グリーンロタラの基本情報
水質 | GH6程度まで、pH7.0あたりまで。 水温は20~28度の範囲で、暖かい時期のビオトープで育成できる。 |
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サイズ | 最大約40~50cmほど。水上葉(細長い葉)と水中葉(丸みのある葉)がある。 |
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底床材 | ソイルに植えつける。 |
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Co2 | CO2添加があると豊かに茂る。光量は強めが良く水草育成用照明2灯以上がおすすめ。 |
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混泳生体 | 小型魚~中型魚まで。成長が早くかじられても問題になりにくい。 |
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特徴 | アジアや日本原産の有茎水草で、和名では『ホザキキカシグサ』と呼ばれます。
水上で育つ『水上葉』と水草として育つ『水中葉』の姿を持っています。
ロタラ系の水草は葉が赤くなる種類が多いですが、グリーンロタラはその名の通り、緑色のまま育つロタラです。
28度までの比較的高水温が得意で、熱帯魚水槽の環境でよく茂ります。底砂はソイルがおすすめです。
成長が早いためトリミングに強く、ボリュームを調節しやすいため水草レイアウトで使いやすく人気があります。
暖かい季節限定ですが、ビオトープなどでも良く茂りのます。寒い季節は枯れ、暖かくなると芽を再び出し始めます。
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東京アクアガーデンスタッフの一言コメント
ロタラは『インディカ』『マクランドラ』『ワリッキー』『ロトンディフォリア』など、赤くなる品種が多いですがグリーンロタラは鮮やかなグリーンを楽しめます!
しかし、光量が不足すると新芽がイエローに変化してしまうことも。グリーンロタラは育成しやすい水草ですが、強い光を好むので強力な水草育成用照明を使用しましょう。
他には、養分不足でも葉の色が変化しがちです。成長が早く養分の消費が早いので底床材のソイルだけでは足りないことがあります。
鉄分が入っている液肥を添加するのがおすすめです!
グリーンロタラは環境が整っていると育成しやすい水草ですが、増やすのも簡単です。
この2ステップで殖やせます。
差し戻すと4方向に伸びる脇芽が生えてくるのでカットして整えます。
はじめは横に広がるように伸びる癖がありますが、差し戻すときに密度を高めて植えつけることで、まっすぐに育ちやすいです。
水上葉があるので屋外でも育成しやすく、ビオトープでも人気です!寒い季節は枯れますが、明るいイエローグリーンの草姿で夏のビオトープを賑やかに彩ってくれますよ!
グリーンロタラがある水槽事例
グリーンロタラは、密度を高めやすいため中~大型水槽のレイアウトに使用しやすいです。
水槽端のレイアウト密度を増すことで、広がりある水景を演出できます。
ネオンテトラ、プリステラ、ラミーノーズテトラなど水草と相性の良い魚種がおすすめです。熱帯魚の泳ぐアクアリウムだけでなく、ビオトープでも育てられます。
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読みもの
グリーンロタラについてはこちらでも詳しくご紹介しています!
東京アクアガーデン公式サイトのコラムと、アクアリウム情報サイト・トロピカにて、情報をご提供しています。
コラム
グリーンロタラについての情報や、水草のトリミング方法を解説したコラムです。トロピカに掲載した記事をさらにパワーアップした内容になっています。
アクアリウム情報サイト・トロピカ
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